<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>ブランド米 - NIHONMONO</title>
	<atom:link href="https://nihonmono.jp/tag/%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e7%b1%b3/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://nihonmono.jp</link>
	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
	<lastBuildDate>Wed, 07 May 2025 09:39:34 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.8.5</generator>

<image>
	<url>https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/06/cropped-favicon-32x32.png</url>
	<title>ブランド米 - NIHONMONO</title>
	<link>https://nihonmono.jp</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>大山の恵みが詰まった安心で美味しいお米を。奥大山プレミアム特別栽培米研究会／鳥取県江府町</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/50119/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/50119/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 03 Nov 2024 01:55:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[鳥取県]]></category>
		<category><![CDATA[大山]]></category>
		<category><![CDATA[ブランド米]]></category>
		<category><![CDATA[農業]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=50119</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1332.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>近年、お米のオリンピックとも呼ばれる「米･食味分析鑑定コンクール」などで金賞を多数獲得し、その美味しさが注目されている場所がある。鳥取県日野郡江府町（こうふちょう）。町の農業を守るため、米農家が団結し「奥大山プレミアム特 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/50119/">大山の恵みが詰まった安心で美味しいお米を。奥大山プレミアム特別栽培米研究会／鳥取県江府町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1332.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>近年、お米のオリンピックとも呼ばれる「米･食味分析鑑定コンクール」などで金賞を多数獲得し、その美味しさが注目されている場所がある。鳥取県日野郡江府町（こうふちょう）。町の農業を守るため、米農家が団結し「奥大山プレミアム特別栽培米研究会」を立ち上げた。米作りの郷の新たな取り組みに注目が集まっている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">大山の麓、米作りに最適な鳥取県江府町</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1249.jpg" alt="" class="wp-image-50120" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1249.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1249-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1249-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>鳥取県の南西に位置する日野郡江府町。西日本最高峰の山「大山」の麓にある江府町は、別名「奥大山」と呼ばれ、大山隠岐国立公園にも隣接している。西日本最大のブナの原生林から流れ込む天然水の美味しさは有名で、複数の水工場が進出しているほど。また、大山の火山灰から作られた黒ボク土は保水力に優れた土壌で、農作物の栽培に適した土地だ。<br>そんな江府町では長年米作りが盛んで、鳥取県でも有数の米どころとして知られてきた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">奥大山江府米の誕生</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1243.jpg" alt="" class="wp-image-50121" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1243.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1243-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1243-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>しかし、2000年代以降農家の高齢化や新規就農者の減少が進み、江府町の稲作の未来が危ぶまれる状況が続いていた。また農業人口の減少により、耕作放棄地も増加し、せっかくの米どころが廃れていく状況下にあった。</p>



<p>「江府町の美味しいお米を守っていきたい。そして、江府町の美味しいお米をもっと“美味しく”作りたい」ーーその想いから始まったのが、遠藤功さんが会長を務める「奥大山プレミアム特別栽培米研究会」だ。江府町の特産品として奥大山江府米の認知度が上がれば、全国から求められる商品になる。米の販売が拡大されれば、農家の所得向上につながる。そして、地域の担い手の育成や、新規就農が進み、江府町の農地を守ることにつながる。</p>



<p>豊かな自然、奥大山の清流、昼夜の寒暖差が作り出す美味しいお米。そして、その恵みを受け継いできた江府町。「地域の農業、農地は地域で守る」を理念とし、この町と美味しいお米を後世に残していきたい。そうして江府町の米農家、JA、行政が手を取り、2013年に研究会を立ち上げた。</p>



<h3 class="wp-block-heading">特別栽培米のこだわり</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1329.jpg" alt="" class="wp-image-50122" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1329.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1329-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1329-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>研究会が追及するのは、より美味しいお米。そのために取り入れた基準が、農林水産省が定める「特別栽培米」だった。農薬や除草剤、化学肥料などを使用して栽培する一般的な慣行栽培に比べて、特別栽培米の栽培では、対象農薬の使用量と化学肥料の窒素成分量をそれぞれ5割以下に減らさなければならない。<br>5割減でも大変だが、奥大山江府米では慣行栽培に比べて化学肥料を9割減で栽培。その化学肥料も使用するのは育苗のときのみで、本田には使用しない徹底ぶりだ。</p>



<p>また、米の美味しさを測る物差しとして、食味値（しょくみち）と味度値（みどち）という数値がある。食味値は、玄米に含まれる水分やタンパク質、アミロースなどを機械で測定し、米のうまみ成分を見える化したものだ。日本では65〜75点が平均値とされる。<br>味度値は、白米を炊いたときにできる粘り（保水膜）の度合いを測るもので、ご飯を食べたときの美味しさを数値化したもの。</p>



<p>どちらも100点を最高点とし、高得点であればあるほど米は美味しいとされているが、奥大山江府米では食味値が81点以上のものしか出荷しない。さらに、粒の大きさもその特徴のひとつ。江府町では、玄米をふるいにかける際の網目の大きさは1.9mmだという。<br>全国的に見ても、収穫された米の9割は平均1.8mm以下の大きさであることから、奥大山江府米ではより大きな粒を選んでいることがわかるだろう。0.1mmの差だが、1.9mmのふるいにかけることで未熟粒の割合が減り、お米を噛んだ時の粒感もより感じられるのだという。</p>



<h2 class="wp-block-heading">鳥取県の誇るきぬむすめと星空舞</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1248.jpg" alt="" class="wp-image-50123" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1248.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1248-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1248-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>遠藤さんが育てているのは、コシヒカリ、きぬむすめ、そして星空舞（ほしぞらまい）の3種類だ。もともとコシヒカリをメインに栽培していたが、近年の気温上昇の影響を受けて、未熟米と呼ばれる白く濁った米が収穫されるようになってしまった。未熟米の味は通常の米と大きな変わりはないが、等級を付ける際、見た目が悪いためにランクが下がってしまう。<br>それに対応した品種として鳥取県が推奨するようになったのが、きぬむすめと星空舞だ。<br>きぬむすめは、倒れにくいキヌヒカリと、病気に強い愛知92号をかけ合わせた晩生品種で、甘みと粘りがあり、冷めても美味しさを損なわない。一方星空舞は、粘りが控えめですっきりとした味わいのササニシキと、鳥取で長く育てられてきた鳥系（とりけい）を交配させてできた比較的新しい品種で、しっかりと粘りがありつつもさっぱりとした味わいが特徴だ。星がよく見える県として鳥取県が日本一になったことからその名が付けられ、「星のように輝くお米」として大きな注目を浴びている品種でもある。</p>



<p>きぬむすめや星空舞は標高が低い場所でも未熟米が出にくいため、遠藤さんたちの田んぼでは、標高の高い場所ではコシヒカリ、中間地に星空舞、低い場所にきぬむすめを作付し、未熟米を減らすように工夫している。</p>



<h3 class="wp-block-heading">美味しさの秘訣</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1292.jpg" alt="" class="wp-image-50124" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1292.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1292-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1292-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>研究会では、お互いの米生産技術を競い合ったり、特別栽培米の栽培ルールや安全な農薬使用の方法を確認したりと、メンバー同士の米の質を高め合う。</p>



<p>なかでも大切なのは、日々の水の管理。稲の様子を見て田んぼに水を流し込み、土壌の窒素成分が偏らないようにしたり、気温が高いときには田んぼの水深を上げて、水温を一定に保ったり、細かな調節が欠かせない。<br>「江府町の米が美味しいのは、奥大山から流れ出る冷たい水と、昼夜の寒暖差のおかげ。それを最大限活かせるように頑張っている」と遠藤さん。</p>



<p>また、特別栽培米の農家として有名な山形県の遠藤五一（ごいち）さんに指導を依頼し、土づくりから収穫方法まで、さまざまなアドバイスをもらっている。五一さんは農薬や化学肥料を使うことが主流だった1980年代から有機栽培をはじめ、「米・食味分析鑑定コンクール」では度々金賞を受賞している米農家。「日本一の米職人」とも呼ばれるレジェンドだ。<br>江府町の土壌はもともと酸性が強いため、アルカリ性の肥料やミネラルホウ素など、五一さんから指導された肥料を中心に田んぼに加える。また、江府町の柿原地区の特産でもある竹炭や竹パウダーを入れ、土壌の改良や除草効果を目指している。自然由来の肥料を入れ土壌成分のバランスを保つことで、より食味の高い米ができあがるのだ。<br>「やっぱり美味しいお米を食べてもらいたい。そして自然に沿った栽培をやりたい。だからこそ奥大山江府米では、化学肥料ではなく、自然に由来するものを使うように心がけています」</p>



<h3 class="wp-block-heading">お米日本一コンテストで最高金賞を受賞</h3>



<p>そうしてできた研究会のメンバーによるお米は、全国的にも高い評価を受けている。</p>



<p>静岡県で毎年開催されている、米の食味を競う「お米日本一コンテストinしずおか」では、きぬむすめが2016年と2018年に最高名誉に次ぐ「最高金賞」を受賞。さらに、米の等級だけではなく美味しさを分析、鑑定する「米・食味分析鑑定コンクール」でもコシヒカリ・きぬむすめが金賞を受賞するなど、全国的にもその美味しさが知られるようになっていった。</p>



<p>その後も毎年コンクールに出品し、金賞や上位入賞を獲得。より美味しいお米を追求し続けるとともに、新品種である星空舞での入賞も目指している。</p>



<h2 class="wp-block-heading">安心・安全で美味しいお米を届けたい</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="619" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1238.jpg" alt="" class="wp-image-50125" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1238.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1238-300x225.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/11/03nkt_1238-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>化学肥料や農薬の使用量を抑えて育てる奥大山江府米。自然由来のものを使い、美味しさにこだわる栽培方法は、ときに収穫量を減らしてしまうこともある。</p>



<p>「やはり味を求めようとすると収量は減ります。それでも僕らの作るものとしては、味と収量の両方を求めていきたい。そのためにどんな育て方をしたらいいのか、何を与えたらいいのか研究しているところ」と遠藤さんはいう。</p>



<p>また、美味しさの基準も高みを目指し続けている。食味値、味度値どちらも90以上を目指し、コンクールでも評価される「美味しい米」を目指し奮闘中だ。<br>より安全で、より美味しい。奥大山江府米が普及していく未来が近づいている。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/50119/">大山の恵みが詰まった安心で美味しいお米を。奥大山プレミアム特別栽培米研究会／鳥取県江府町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/50119/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>コンクール連続金賞のブランド米から始まった「株式会社雪ほたか」の米作り改革／群馬県利根郡川場村</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/49915/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/49915/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 07 Oct 2024 08:50:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[金賞]]></category>
		<category><![CDATA[群馬県]]></category>
		<category><![CDATA[ブランド米]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=49915</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_342_edited.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>群馬県北部に位置する川場村（かわばむら）は、武尊山(ほたかやま)から流れる薄根川(うすねがわ)など四本の一級河川が村を形成する、人口3,000人ほどの農山村だ。米所のイメージのない群馬県で、川場村のコシヒカリ「雪ほたか」 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/49915/">コンクール連続金賞のブランド米から始まった「株式会社雪ほたか」の米作り改革／群馬県利根郡川場村</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_342_edited.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>群馬県北部に位置する川場村（かわばむら）は、武尊山(ほたかやま)から流れる薄根川(うすねがわ)など四本の一級河川が村を形成する、人口3,000人ほどの農山村だ。米所のイメージのない群馬県で、川場村のコシヒカリ「雪ほたか」と新品種「ゆうだい21」は、国内最大級の米のコンクール「米･食味分析鑑定コンクール」で金賞を連続受賞するなど、その品質の高さが注目されている。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>米作りに最適な環境で育った“幻の米”</strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_335.jpg" alt="" class="wp-image-49916" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_335.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_335-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_335-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>武尊山の南麓に位置し田園風景が広がる川場村は、昔から稲作が盛んな土地柄で村民の多くが農業に携わっている。村のシンボルでもある武尊山の冷たい雪解け水と、標高500mの寒暖差など、おいしい米作りに適した条件がそろう川場村の米は、長い間、地元でのみ流通し消費されてきた。</p>



<p>そのため村の人々は、いつも食べている米がどのくらいおいしいか意識したこともなく、このまま自分たちが食べる分だけを作り続けていければいいと思っていたという。</p>



<p>しかし平成の大合併で周辺の市町村と合併することなく自主自立の道を選んだ川場村は、村の主要産業である農業も自立しなければ、村が衰退してしまうのではないかという危機感を抱き始める。</p>



<p>そこで自分たちがおいしいと思って食べている川場村の米をブランド化し、たくさんの人に届けることで農業を自立させていこうと、村を上げての挑戦が始まった。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>数々のコンクールで金賞を連続受賞した「雪ほたか」と「ゆうだい21」</strong></h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_278.jpg" alt="" class="wp-image-49917" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_278.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_278-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_278-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>地元でのみ流通していた川場村のコシヒカリをブランド化して、たくさんの人に届ける。そのために村の人々が行ったのが、もともと生産していた米を武尊山の雪解け水で育てたことから「雪ほたか」と命名してブランド化し、同時に雪ほたかの生産組合を立ち上げることだった。</p>



<p>「私たちがおいしいと思っている『雪ほたか』は、村外からどのように評価されるのか試してみようということになり、2006年に初めて「お米日本一コンテスト」に出品しました。そうしたら、いきなり３位入賞という、すごくいい成績が取れた。これは自分たちだけではなく、他者からも評価されるお米なのだと、すごく自信になりました」と、株式会社雪ほたかで米を作る小林仁志さんは振り返る。</p>



<p>2007年からは国内最大級の米のコンクール「米･食味分析鑑定コンクール」に出品し、毎年高評価が得られたことでさらに自信をつけ、生産組合は法人登記を変更し、株式会社雪ほたかとなる。現在では米の販売、集荷、袋詰めなどを行い、川場村のブランド米が会社を通して品質管理できるよう体制を整えている。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>地域の特性を活かした、基本に忠実な米作り</strong></h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_330.jpg" alt="" class="wp-image-49918" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_330.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_330-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_330-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>総出品数5,000検体以上の「米･食味分析鑑定コンクール」のなかでもメインとなる国際総合部門は、毎年18名前後の金賞受賞者を輩出している。初出品から17年間で12人の金賞受賞者と19回の金賞受賞という実績からも、この土地がいかに米作りに適しているのかがわかる。土地の持つ環境の良さを活かすために、基本に忠実な米づくりを行なうのと並行して、毎年少しだけチャレンジングな試みをすることで、常により良い米作りを目指しているという。<br>宇都宮大学が開発したコシヒカリの突然変異の新品種「ゆうだい21」へのチャレンジもそのひとつだ。</p>



<p>「2020年は10月に入ってから高温の日が続いたこともあり、8年連続で金賞を受賞していた米･食味分析鑑定コンクールで、5年ぶりに『雪ほたか』が金賞を逃したことがありました。それと同時に、収穫後にお米が割れたり砕けたりする“胴割れ”を起こすお米が多かった。そうしたことから、将来的に川場村もコシヒカリを作ることが厳しくなるかもしれない、という危機感を持ちました」</p>



<p>昨今の異常気象を鑑みて、小林さんをはじめとした米の生産者は、なんとかしなければと思い、試験的に、雪ほたか･川場村･金翔会（金賞受賞者の会）の三者共同のプロジェクトとして、現在メインで作っているコシヒカリより収穫時期が遅く、胴割れに強い「ゆうだい21」を作ってみた。すると、1年目で米･食味分析鑑定コンクールで金賞受賞という成績を残すことができたのだ。最近では川場村の米として「ゆうだい21」が同コンクールで金賞を連続受賞している。</p>



<p>このチャレンジがなければ、地域の気象や環境と相性の良い新品種を見つけることができず、川場村の米が築いてきた米･食味分析鑑定コンクールでの連続金賞受賞も途絶えたままだったかもしれない。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>無名だった群馬の米が世界で認められるまで</strong></h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_298.jpg" alt="" class="wp-image-49919" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_298.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_298-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_298-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>東洋ライス株式会社が企画し、世界一高級な米としてギネス世界記録に認定されている「世界最高米」。その原料米として選ばれるわずか6名の生産者に選考されるなど、数々のコンクールでの華々しい受賞歴とともに名前が知られるようになった「雪ほたか」。そして現在、「ゆうだい21」も新しい川場村の米として注目されている。<br>「約20年前に『雪ほたか』というブランドを作ったときは、群馬の米なんて誰も知らなかった。米所のイメージがなかった分、賞を獲ることでいろいろな人に知ってもらえたのは、すごくありがたかったです」<br>小林さんの米作りへの意識を変えるきっかけとなったのも、川場村で開催された米･食味分析鑑定コンクールだったという。</p>



<p>「そのときのコンクールで川場村の先輩が3人、金賞を取りました。いつも顔を合わせている人が日本で最高峰の米作りを行っていると評価されているのを見て、俺にもできるんじゃないかって。そういうお米を作りたいって思いました」<br>コンクールで評価を受けることがひとつの目標となり、村の生産者全体の品質や意識の向上につながっている。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>米の品質管理のために、村が作った“川場村ライスセンター”</strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_460.jpg" alt="" class="wp-image-49920" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_460.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_460-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_460-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>おいしい米作りにおいて大切なのは、土地の環境が7割、生産管理が2割、残り1割が収穫後のシステムだという。どんなに良い米が採れても、その後の管理次第で品質が悪くなることがある。<br>川場村はいわゆる大規模農家が少なく、小さな農家が寄り添って米作りを行っているため、個人で高額な設備投資をすることは難しい。そこで村が大規模設備投資をして、共同で使える“川場村ライスセンター”を作った。これも産地として生き残るための、ひとつのチャレンジだ。</p>



<p>「川場村は山間地域のため、一つひとつの田んぼが小さく、収穫量も多くありません。そうした不利な条件を“質”でカバーするために、生産者一人ひとりが品質と値段と収穫量のバランスを調整しながら、米作りに集中できる仕組み作りをしています」と、川場村ライスセンターを指定管理で運営している、株式会社雪ほたか専務取締役の星野孝之さんは話す。</p>



<p>米の等級やスコアによって買い取りの価格が大きく変わるため、ライスセンターでは生産者ごとに乾燥、調製し、それぞれの米の情報をフィードバックして、個々の改善や創意工夫を促している。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>官民連携で米作りを進める「株式会社雪ほたか」</strong></h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_444.jpg" alt="" class="wp-image-49921" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_444.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_444-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_444-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>川場村の米生産者は、ライスセンターに持ってくれば必ず買い取ってもらえるというハード面と、コンクールでの受賞実績による「おいしい米を作りたい」というモチベーションアップというソフト面から、安心して米作りに集中できる環境が整っている。生産者自身が農業によって自立し、収穫量が少ないという弱みを高品質な米を作ることで解消している。<br>川場村ライスセンターで買い取った米の売り先や価格、販路の開拓についても株式会社雪ほたかが行っている。</p>



<p>「さまざまなコンクールでの高評価が全国に広まり、ブランド米として『雪ほたか』の価値は高まっています。今、市場の1.5倍くらいの価格で生産者から買い取っていて、そこから流通に乗せていくので、店頭に並ぶときには一般のお米の２倍くらいの値段になります」と星野さん。<br>この高品質･高付加価値で、高単価を維持するために、年に６回ほど栽培講習会を行い、生産者の意思統一と栽培技術の統一化を目指している。</p>



<p>株式会社雪ほたかは川場村のブランド米「雪ほたか」を作る人が正当な利益を得られるように、自社で品質を管理し価格設定まで行っている。官･民が協力して地域で独自の仕組みを作り、村の農業が自立できるようシステム化した、ひとつの成功例だと言える。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>川場村のスローガン“農業＋観光”の実現</strong></h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_475.jpg" alt="" class="wp-image-49922" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_475.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_475-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch_231212_NIHONMONO_475-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>川場村が50年前に掲げた村作りのスローガンは、“農業＋観光”だ。</p>



<p>現在、“観光”の部分では全国の道の駅の中でもトップクラスに位置付けられる、道の駅 川場田園プラザが人気の観光スポットとして、年間約250万人の来場者を集めている。<br>“農業”の部分では「雪ほたか」でコンクールに挑み、品質や知名度を高めて強いブランド力を築いた。そして高品質、高付加価値で高単価を実現し、田んぼが小さく収穫量が少ないという山間部の問題を解決した。</p>



<p>そこには自分たちで生産組合を立ち上げた後、株式会社として運営し、ブランド米を販売も含めて管理するという、農業の自立がある。川場村の米が高品質で強いブランド力を維持し続ける限り、この村に広がる田園風景は村の人々がしっかりと守っていく。そして美しい田園風景に癒やされたい人々が訪れることで、道の駅 川場田園プラザにもさらに多くの人が集まるという好循環が生まれている。</p>



<p>農業も観光も、この土地がもともと持っていた魅力や環境を最大限に活かした結果であり、そのことがこれからも村の人々の誇りと自信になっていくだろう。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/49915/">コンクール連続金賞のブランド米から始まった「株式会社雪ほたか」の米作り改革／群馬県利根郡川場村</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/49915/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>日本中の米品評会を席巻する、国立大学発のオリジナル米。宇都宮大学「ゆうだい21」／栃木県真岡市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/49863/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/49863/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 30 Sep 2024 07:22:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[農業]]></category>
		<category><![CDATA[栃木県]]></category>
		<category><![CDATA[ブランド米]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=49863</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0090.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>ゆうだい21は、国立大学大学初の良食味水稲品種で宇都宮大学生まれのオリジナル米。「その姿は、雄大にして壮麗」というキャッチコピーさながらの雄大な姿を持ち、品種登録以来、毎年数多くの品評会で優秀な成績をおさめているお米だ。 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/49863/">日本中の米品評会を席巻する、国立大学発のオリジナル米。宇都宮大学「ゆうだい21」／栃木県真岡市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0090.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>ゆうだい21は、国立大学大学初の良食味水稲品種で宇都宮大学生まれのオリジナル米。「その姿は、雄大にして壮麗」というキャッチコピーさながらの雄大な姿を持ち、品種登録以来、毎年数多くの品評会で優秀な成績をおさめているお米だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>国立大学法人初の新品種</strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0123.jpg" alt="" class="wp-image-49864" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0123.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0123-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0123-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>ゆうだい21が誕生したのは宇都宮大学農学部の附属農場。<br>宇都宮市内にあるキャンパスから南東へ約13㎞程離れた栃木県真岡市の農村地帯にあり、学生たちの移動も苦にならない場所だ。<br>東京ドーム約21個分に値する総面積101haほどの広大な敷地を有し、そこでは、水田･普通畑･野菜畑･果樹園･施設園芸用の温室･飼料畑･放牧地などの教育や研究が行われている。</p>



<p>宇都宮大学農学部の前身である「宇都宮高等農林学校」は、1922年の創立。<br>国立大学農学部の中でも老舗であり、現在では「生物資源科学科」「応用生命化学科」「農業環境工学科」「農業経済学科」「森林科学科」の5学科で多岐に渡る教育研究がなされており、広大な農場で実践的な教育と先進的な研究を通じ、持続可能な農業と環境保全を目指し、地域社会と連携しながらグローバルな視野を持つ人材を育成している。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>ゆうだい21が生まれた奇跡</strong></h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0211.jpg" alt="" class="wp-image-49865" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0211.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0211-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0211-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>「生まれたことが奇跡」と称されるゆうだい21。</p>



<p>その理由は、ゆうだい21の基になった株が偶然発見されたものだったからだ。<br>1990年、当時農学部の助教授だった前田忠信名誉教授が、試験栽培を行っていた附属農場の試験田にひと株だけ、とりわけ大きな稲穂を発見。このひと株を20年の歳月をかけて栽培研究と、選抜･固定を行い、2010年に新たな品種として登録を行った。</p>



<p>何千株もの中に、少しだけ大きく実った稲穂、そして、それを見逃さなかった前田名誉教授との偶然の出会い。これが20年後、全国の米品評会を席巻することになるとは、一体誰が想像できただろうか。<br>ちなみに、品種登録される前は「U21L」と系統名で呼ばれていたゆうだい21。「U」は宇都宮大学のU、「L」は大きい穂を示す「LARGE」に由来している。</p>



<p>この系統名を元に、はじめて見つけた稲穂の大きさと附属農場の雄大さ、そして宇都宮大学の呼称である「うだい」と「雄大」を結びつけ、「ゆうだい21」という名が付けられた。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>「米・食味分析鑑定コンクール」で頭角を現す</strong></h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0072.jpg" alt="" class="wp-image-49866" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0072.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0072-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0072-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>品種登録後、日本で一番規模の大きい米の品評会とされる「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」の特別優秀賞に、ゆうだい21がはじめて登場したのが2013年に開催された第15回のこと。それを皮切りに、第16回のコンクールにて、国際総合部門の金賞にノミネート、第23回には国際総合部門金賞5名、特別優秀賞4名が同品種を出品し受賞。</p>



<p>その後も、第24回には国際総合部門金賞4名、特別優秀賞3名、第25回にいたっては、国際総合部門で金賞18名中10名、特別優秀賞は24名中10名と、賞の約半数以上をゆうだい21が占めるなど、その評判は年々高まっている。<br>ゆうだい21が頭角を現す以前は入賞する米の半数以上をコシヒカリが占めていたが、わずか10年でコンクールの状況は一変した。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>冷めてもおいしい、ゆうだい21の食味</strong></h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0259.jpg" alt="" class="wp-image-49867" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0259.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0259-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0259-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>品評会を席巻するゆうだい21。その食味はどのようなものか。宇都宮大学農学部･高橋行継教授によると、うま味が強くてバランスが良く、噛むほどに甘みを感じられるのが大きな特長だという。</p>



<p>また、炊き上がりから6時間経過しても、炊飯直後の軟らかさが保たれる。つまり、おにぎりや弁当など冷めた状態で食べる場合には、その真価が発揮されるということだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>ゆうだい21の特徴とコシヒカリとの違い</strong></h3>



<p>コシヒカリと比較栽培しながら開発が進められてきたゆうだい21は、コシヒカリよりやや大粒なため、食べ応えがある。炊飯直後の粘りはコシヒカリの5.5倍もあり、古米でも粘りの低下は3割未満だという。これはコシヒカリの古米と比較すると、3倍以上の粘り。</p>



<p>これらのデータから、多くの生産者から「コシヒカリを超える品種になるのでは」と期待されている。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ゆうだい21がもつ可能性</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0214.jpg" alt="" class="wp-image-49868" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0214.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0214-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0214-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>もうひとつ、ゆうだい21の大きな強みとして、暑さに強いという特徴がある。</p>



<p>これは研究当初からある程度わかっていたことだったが高橋教授をはじめ、宇都宮大学農学部･長尾慶和教授らゆうだい21に関わる大学のメンバーも、実際にどこまで暑さに強いのかは把握しきれずにいた。<br>しかし、2023年。その年の夏は平均気温が統計開始以降最高を記録し、猛暑日地点数の積算数も2010年以降最多を更新するなど、驚くほどの猛暑が続いた。</p>



<p>それを乗り越えた2023年の米・食味分析鑑定コンクールで、ゆうだい21はコシヒカリを上回る入賞数を記録。<br>暑さに弱いコシヒカリに対して、ゆうだい21は猛暑を乗り越えた上で、食味や特色をしっかりと出すことができた。これにより、相当な暑さにも対応しうる力があるということを実証できた同品種。今後も温暖化による気温上昇が予想される日本に於いて、より普及していく可能性を秘めているのだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ゆうだい21が向かう先</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0074.jpg" alt="" class="wp-image-49869" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0074.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0074-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/10/batch__SOL0074-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>これほどまでに、強みが多く、将来性が高いゆうだい21だが、栽培方法が難しい特徴がある。</p>



<p>その理由は、ゆうだい21の稲は背丈が高く、昨今の天候によっては強くなびくことがある。茎が折れることはないが、生育が旺盛になり、稲が倒れると収穫作業が困難になり、収穫量が減ったり、品質の低下に繋がってしまう。栽培が難しいとなると生産量も増えにくい。そのため、環境や天候に合わせたより良い栽培方法を確立するため、宇都宮大学では栽培研究を継続して行っている。<br>数々のコンクールで高評価を獲得するゆうだい21の次なるフェーズは、コシヒカリや、つや姫のようなおいしいブランド米として、市場流通のシェアを拡大し、ビジネスモデルとしていくこと。そのためにも課題をクリアし生産量を増やすことで、誰でも手に入りやすく、全国の食卓で気軽に食べられる品種にする。宇都宮大学の挑戦はこれからも続いていく。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/49863/">日本中の米品評会を席巻する、国立大学発のオリジナル米。宇都宮大学「ゆうだい21」／栃木県真岡市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/49863/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>コシヒカリの1.5倍の粒、天から授かった米を世に残す・龍の瞳 今井隆さん／岐阜県下呂市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/31812/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/31812/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 02 May 2022 07:06:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[いのちの壱]]></category>
		<category><![CDATA[米]]></category>
		<category><![CDATA[お米]]></category>
		<category><![CDATA[岐阜県]]></category>
		<category><![CDATA[ブランド米]]></category>
		<category><![CDATA[下呂市]]></category>
		<category><![CDATA[龍の瞳]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=31812</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/05/main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>日本人の主食「米」 食の欧米化とともに米離れが進んだとは言われるが、日本人の主食は常に米だ。日本中の家庭やコンビニエンスストアにも至極当然のものとしてある。しかし、米の歴史を知る人は少ない。諸説あるものの日本で稲作が始ま [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/31812/">コシヒカリの1.5倍の粒、天から授かった米を世に残す・龍の瞳 今井隆さん／岐阜県下呂市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/05/main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">日本人の主食「米」</h2>



<p>食の欧米化とともに米離れが進んだとは言われるが、日本人の主食は常に米だ。日本中の家庭やコンビニエンスストアにも至極当然のものとしてある。しかし、米の歴史を知る人は少ない。諸説あるものの日本で稲作が始まったのは3,000年ほど前の縄文時代。ユーラシア大陸より稲作技術とともに伝えられ、明治時代以前は税として米が徴収されていたことからも、日本人の生活に最も身近な食べ物であり続けたことがうかがえる。 また、世界で生産されている米の種類は大きく分けると、日本ではお馴染み、朝鮮半島などでも広く主食として親しまれている「ジャポニカ米」、細長い形状でタイ料理などでよく見かける「インディカ米」、幅が広く大粒の形状で粘りはあるがあっさりしていてパエリアやリゾットに使われる「ジャバニカ米」の3種類。世界で生産されている米の8割以上を占めるというインディカ米は日本ではあまり生産されておらず、短い粒と粘り気があるジャポニカ米が多くの日本人に好まれている。中でも、1956年に品種登録されたコシヒカリは全国の田んぼの3分の1で生産されており、一般的な日本人が考える米の基準となっている。</p>



<h3 class="wp-block-heading">可能性を秘めた米、「龍の瞳」誕生</h3>



<p>2000年、当時農林水産省に勤めていた今井隆さんは、岐阜県下呂市にて稲の生育を確認するためコシヒカリの田んぼを見回っていた時、ある異変に気づいた。<span class="swl-marker mark_yellow">「明らかにコシヒカリではない背の高い稲が混じっていて、よく見ると籾もかなりの大粒でした。」</span>そして、翌年にその籾を育て、収穫して炊いてみたところ、<span class="swl-marker mark_yellow">これまで体験したことがなかった甘みや香り、歯ごたえがあり、今井さんは米の概念を覆すような衝撃を覚えた。</span>この米は新品種に違いないと考えた今井さんは遺伝子検査を専門の会社に依頼したものの解析できず、何を起源とする米か分からなかった。しかし明らかにコシヒカリとは違う品種であるという確信をもった。 2002年には、品種登録すべく秘密裏に品種登録に向けた試験栽培を行い、データを確定して2003年4月1日に農林水産省に品種登録を出願した。出願時の品種名は、「<a href="http://www.ryunohitomi.co.jp/" target="_blank" rel="noopener" title="龍の瞳">龍の瞳</a>」。稲作りに大切な水の神様である「龍」を名前に付けたかった。そして、大きな米粒を「瞳」に見立てた。 同時に、<span class="swl-marker mark_yellow">ブランド戦略を確立するために商品名としての「龍の瞳」</span>が必要になり、特許庁に「龍の瞳」として商標登録を出願して受理された。農林水産省から「龍の瞳」では品種登録ができないという文書が来るのは折り込み済みで、田んぼはいのちが集まる場所であること、次世代の稲のいのちである種を食すことから「龍の瞳」から「いのちの壱」に品種名を変えることにした。2006年、無事品種登録されると、よりおいしく、安全なお米として育て守る為に走り出した。 しかし、背丈が高く穂も大きく育つが故に倒れやすく、病気に弱いため、栽培するのは極めて難しかった。そこで、未知であるが、特大の可能性を秘めた米を守り、後世に残したいと、今井さんは51歳で農林水産省を退職。みんなが美味しくて安全に食べられる米をつくりたいと、米作りの匠を目指す仲間を集め「龍の瞳」の栽培、普及活動に専念した。</p>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/05/kiji2.jpg" alt="" class="wp-image-27662"/></figure>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/05/kiji3.jpg" alt="" class="wp-image-27663"/></figure>



<p>「龍の瞳」の厳格な基準を作成し、基準をクリアした契約農家だけが、定められたマニュアルのもとに栽培を許されており、「龍の瞳」のブランド価値を守り、高めている。また龍の瞳の品質維持のために種籾である「いのちの壱」の原種管理にも力を注いでいる。その様な活動の甲斐あって、<span class="swl-marker mark_yellow">現在までに今井さん本人のみならず、契約農家の生産者までもが、全国米・食味分析鑑定コンクールで金賞受賞や、あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト最優秀賞を受賞するなど幾多の全国コンクールで最優秀賞を獲得し、日本を代表するブランド米として、生産者や米好きに認知されるようになった。</span></p>



<h2 class="wp-block-heading">「龍の瞳」で日本の米を守る</h2>



<p>今井さんが憂うのは、日本人の米の消費量が1962年の年間約118kgをピークに減少を続け、現在はその半分以下になっていること。「当時は肉体労働中心で日の丸弁当を食べていた時代だったとはいえ、昔ながらの栽培方法で育てた米が単純に美味しかったから多くの人が米を食べていたと思うんです。だから、<span class="swl-marker mark_yellow">私はなるべく農薬を使わずに美味しいお米を作って、またこれを食べたいという人を増やしたい</span>」と話す。実際今井さんの畑ではハーブを植える事で農薬の代替えにするなどの取り組みを行っている。2017年にはより世界水準で評価された、安全で安心なお米を提供できるようにと<span class="swl-marker mark_yellow">「グローバルGAP」の認証も取得</span>した。このような安心安全なお米を季節によって適した炊き方をすることでより美味しく食べることができる。 天の恵みのように現れて今井さんが人生をかけ、情熱を注ぎ守り続けてきた「龍の瞳」が、離れていた日本人の米を愛する心を呼び覚まし、日本の米作りが世界に誇れる素晴らしい技術であり継承されていくべき文化であることを再び認知させる光となるだろう。</p>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/05/kiji4.jpg" alt="" class="wp-image-27662"/></figure>


<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -internal" data-type="type1" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">あわせて読みたい</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/05/main-300x233.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/31796/">日本の原風景から生み出される幻の米・まん丸屋 曽我康弘さん／岐阜県下呂市</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">御厩野棚田で幻の米作り 兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉と並び、日本三大名泉の一つとして知られる岐阜県下呂温泉。その温泉地から10kmほど離れた標高600m前後の傾&#8230;</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div>

<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -internal" data-type="type1" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">あわせて読みたい</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/05/main-300x233.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/31920/">寒暖差の大きい高冷地で育まれる幻の米・まんま農場 小林達樹さん／岐阜県高山市</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">まんま農場のお米 地球は温暖化の一途を辿っており、日本も例外ではない。20世紀の100年間で、日本の平均気温は約1℃上昇。東京に限って言えば、ヒートアイランド現象に&#8230;</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/31812/">コシヒカリの1.5倍の粒、天から授かった米を世に残す・龍の瞳 今井隆さん／岐阜県下呂市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/31812/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>四万十川の清流で育てられたおいしいお米「宮内商店」／高知県四万十町</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/30462/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/30462/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 22 Sep 2021 05:27:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[農業]]></category>
		<category><![CDATA[米]]></category>
		<category><![CDATA[スイーツ]]></category>
		<category><![CDATA[お米]]></category>
		<category><![CDATA[高知県]]></category>
		<category><![CDATA[四万十町]]></category>
		<category><![CDATA[ブランド米]]></category>
		<category><![CDATA[にこまる]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=30462</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/main-5.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>安心安全な「にこまる」ブランド米 高知の米と聞いても、あまりピンとこないかもしれない。だが、仁井田町でつくられる「にこまる」は、これまで米・食味分析鑑定コンクールやモンドセレクションなど数々のコンテストで賞を受賞してきた [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/30462/">四万十川の清流で育てられたおいしいお米「宮内商店」／高知県四万十町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/main-5.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">安心安全な「にこまる」ブランド米</h2>



<p>高知の米と聞いても、あまりピンとこないかもしれない。だが、仁井田町でつくられる「<a href="https://www.miyauchi-s.co.jp/nicomaru.html">にこまる</a>」は、これまで米・食味分析鑑定コンクールやモンドセレクションなど数々のコンテストで賞を受賞してきたブランド米だ。<br>「にこまるは、もともと<span class="swl-marker mark_yellow">長崎で生まれた暑さに強い品種です。仁井田町では、さらにこの米をおいしくする研究を重ね、63軒の米農家が有機質肥料だけを使ってこの米を栽培。精米にもとことんこだわって出荷しています。関東ではあまり馴染みがないかもしれませんが、西日本ではかなり人気があり、地元の店でも高値で取引されている</span>んです」（宮内商店・片岡源蔵社長）</p>



<p>仁井田町は土佐藩の時代から米どころとして知られてきた。米がおいしくなる理由は、高地にあるため夏場から収穫前の時期に日中と夜間の寒暖差が10度以上と大きいことと、四万十川の清流のおかげだとか。<a href="https://www.miyauchi-s.co.jp/index.html">宮内商店</a>が提携する契約農家では「安心・安全な米づくり」にもこだわっている。田植えの前に苗を育成するが、このときに種を消毒することが重要で、これを怠ってしまうと種子が病気になってしまい大きな被害が出やすくなってしまう。そのため、種を消毒することが一般的なのだが、宮内商店が契約している農家では、この<span class="swl-marker mark_yellow">消毒に農薬を使うのではなく、籾を60℃の温湯に10分間つける「種籾温湯消毒」という方法を取り入れた、環境に配慮した米づくりを行っている。ほかにも様々な工夫と研究を繰り返し、全国の産地がお米の味を競う「米・食味分析鑑定コンクール」で15年連続受賞したほか、平成28年、令和元年、令和2年には魚沼産コシヒカリと肩を並べる「特A」ランクのお米に認定された。</span></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/09072019_tabi_1227.jpg" alt="" class="wp-image-30465" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/09072019_tabi_1227.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/09072019_tabi_1227-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">お米でつくったスイーツ</h2>



<p>用意していただいた炊きたてのご飯を食べると、たしかにもちもちとしていて食味がいい。高地名産のカツオのたたきなどといっしょに食べれば、どんどん箸が進みそうだ。「スイーツも作っているんですね」<br>米も好きだが、スイーツにも目がない中田英寿が目をとめたのは、仁井田米のカステラ。<span class="swl-marker mark_yellow">宮内商店では、仁井田米の米粉をつかったカステラやバームクーヘン、ロールケーキなどを販売。しっとりもちもちの食感で、こちらも土産物として人気があるのだという。</span>「2006年から米粉の菓子を作るようになったんですが、最近はグルテンフリーを求める方が多く、おかげさまで人気があがっています」<br>こだわりの米でつくったこだわりのスイーツがおいしくないわけがない。<span class="swl-marker mark_yellow">「にこまる」は、おいしくて笑顔になるというのがネーミングの理由だとか。</span>仁井田町で育った「にこまる」は、さまざまなカタチでたくさんの笑顔を生み出しているのだ。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/09072019_tabi_1369.jpg" alt="" class="wp-image-30466" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/09072019_tabi_1369.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/09072019_tabi_1369-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div>

<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/09072019_tabi_1311.jpg" alt="" class="wp-image-30467" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/09072019_tabi_1311.jpg 640w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/09/09072019_tabi_1311-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/30462/">四万十川の清流で育てられたおいしいお米「宮内商店」／高知県四万十町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/30462/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>９年連続金賞を受賞する「天栄米栽培研究会」／福島県天栄村</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/25814/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/25814/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 20 Dec 2019 02:20:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[福島県]]></category>
		<category><![CDATA[無農薬]]></category>
		<category><![CDATA[天栄村]]></category>
		<category><![CDATA[ブランド米]]></category>
		<category><![CDATA[受賞]]></category>
		<category><![CDATA[天栄米]]></category>
		<category><![CDATA[名産品]]></category>
		<category><![CDATA[特産品]]></category>
		<category><![CDATA[お米]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=25814</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima5main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>天栄米を名乗れる米は、収穫量のわずか２割 福島県の中央部、岩瀬郡天栄村（いわせぐん・てんえいむら）。米の産地として知られる場所だ。10年前、米農家の有志が集まり、天栄米栽培研究会を発足。米の味と品質の向上を目指して、特別 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/25814/">９年連続金賞を受賞する「天栄米栽培研究会」／福島県天栄村</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima5main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">天栄米を名乗れる米は、収穫量のわずか２割</h2>



<p>福島県の中央部、岩瀬郡天栄村（いわせぐん・てんえいむら）。米の産地として知られる場所だ。10年前、米農家の有志が集まり、<a href="https://www.vill.tenei.fukushima.jp/soshiki/6/teneimai.html" target="_blank" rel="noreferrer noopener">天栄米栽培研究会</a>を発足。米の味と品質の向上を目指して、特別栽培や有機栽培での米づくりに取り組んできた。<span class="swl-marker mark_yellow">米の味を競う「米・食味分析鑑定コンクール国際大会（※）」では、全国で唯一9年連続金賞受賞という記録を誇る。</span><br>（※）平成12年より開催されている、米・食味鑑定士協会が主催する新米の食味鑑定コンクール。第10回より国際コンクールとなり、国内外から高い評価を認められている。</p>



<p>初秋、実りの時を迎えた天栄村を、中田英寿さんが訪ねた。天栄米栽培研究会の会長、斑目義雄（まだらめ・よしお）さんの案内で、自慢の田んぼを見学させてもらう。「これはコシヒカリでしょうか。収穫量はどのぐらいですか？」このあたりは一反につき８〜10俵が相場と聞き、質問を続ける。「無農薬栽培だともう少し減りますよね。6俵ぐらいでしょうか」よくご存知ですねと目を丸くする斑目さんに、中田さんは笑顔を向ける。「以前からお米が大好きで、今では”きき米”をするほど色々と勉強したんです」私ら農家よりも、詳しいんじゃないか——。研究会メンバーからの声に、場の空気が一気に和んだ。天栄米栽培研究会の発足は平成20年。米の流通の自由化がそもそものきっかけだったと斑目さんが明かす。</p>



<p>「米価の下落に危機感を抱いた農家が集まり、生き残りを賭けて、日本一おいしい米を作ろうと考えたのが始まりでした」以来、試行錯誤しながら特別栽培、有機栽培での米づくりに取り組んできた。なかでも<span class="swl-marker mark_yellow">看板米の「漢方環境農法天栄米」は、漢方を有機肥料として用い、雑草対策として紙マルチ田植機を採用。農薬、化学肥料、除草剤は一切使わず、手間をかけて、じっくり栽培していると斑目さんは胸を張る。</span>「無農薬栽培での米づくりは、かかる手間は倍以上。収穫は６割程度にしかなりません。それでも、食べれば違いは歴然。手をかけるだけの価値はあると思っています」</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima20180-9_1.jpg" alt="" class="wp-image-25815" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima20180-9_1.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima20180-9_1-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>

<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima20180-9_3.jpg" alt="" class="wp-image-25817" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima20180-9_3.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima20180-9_3-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">福島の米農家代表として、２年ぶりの金賞へ</h2>



<p>一方で、その価値を広く認められるためには、第三者による評価を積み重ねる必要がある。そうした考えから研究会では、<span class="swl-marker mark_yellow">世界最大のお米のコンペティション「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」に出品を続けてきた。結果は、９年連続の金賞受賞。この記録こそ、他でもない天栄米が世界一の米と呼ばれる所以でもある。</span></p>



<p>東日本大震災の後は風評に苦しみ、農業を諦めかけた時もあった。それでも、できる限りの力を尽くそうと、ゼオライトを用いた土の除染や水の浄化に取り組んだ。努力が実を結び、秋に収穫した米は放射性物質、未検出。コンクールでは、連続金賞の記録を伸ばした。だが、10年連続金賞がかかっていた昨年は、長雨による日照不足が影響。金賞にはわずかに及ばず、特別優秀賞を受賞。<br><br>連続記録はついえてしまったが、今年は何としても10回目の金賞を手にしたい。福島県の農産物のイメージアップのためにも——。前を向く天栄村の人々を応援しようと、中田さんもアイデアを絞る。<br>「10個目の金賞を獲得したら、パッケージも、星を並べたデザインに変更したらどうでしょう」<br>コンクールの結果が出るのは11月末。運命の日は、刻一刻と近づいている。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima20180-9_2.jpg" alt="" class="wp-image-25816" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima20180-9_2.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima20180-9_2-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>

<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima201809_4.jpg" alt="" class="wp-image-25818" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima201809_4.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2019/12/fukushima201809_4-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/25814/">９年連続金賞を受賞する「天栄米栽培研究会」／福島県天栄村</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/25814/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>コシヒカリに続くお米の開発を目指す 「福井県農業試験場」／福井県福井市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/7870/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/7870/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 23 Jul 2010 07:22:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[農業試験場]]></category>
		<category><![CDATA[福井市]]></category>
		<category><![CDATA[ブランド米]]></category>
		<category><![CDATA[農業]]></category>
		<category><![CDATA[コシヒカリ]]></category>
		<category><![CDATA[イクヒカリ]]></category>
		<category><![CDATA[研究機関]]></category>
		<category><![CDATA[福井県]]></category>
		<category><![CDATA[お米]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=7870</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>コシヒカリ発祥の地 「コシヒカリ」といえば、誰もが食べたことのある定番のお米。その「コシヒカリ」が誕生する舞台となったのが「福井農業試験場」だ。「福井農業試験場」は水稲や果樹、野菜の品種改良を行うほか、高品質な栽培方法の [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/7870/">コシヒカリに続くお米の開発を目指す 「福井県農業試験場」／福井県福井市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">コシヒカリ発祥の地</h2>



<p>「コシヒカリ」といえば、誰もが食べたことのある定番のお米。その「コシヒカリ」が誕生する舞台となったのが「<a href="https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/noushi/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">福井農業試験場</a>」だ。<span class="swl-marker mark_yellow">「福井農業試験場」は水稲や果樹、野菜の品種改良を行うほか、高品質な栽培方法の開発等を行っている研究機関。</span></p>



<p>中田が伺ったのは7月中旬。ちょうど、試験場ではお米の花が咲く季節だ。<br><span class="swl-marker mark_yellow">お米の花は、穂についている籾（もみ）の部分でとても小さい。農業試験場では、この小さな花に他の品種の花粉を着ける交配作業を約1ヶ月間集中的に行う。<br></span>この日は中田も交配作業を体験させていただいた。<br>作業場は、花粉が飛ぶことがないように、無風状態の環境で行わなくてはいけない。また、花の開花を促すために室内は40℃近くあった。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_img01.jpg" alt="" class="wp-image-7993" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_img01.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_img01-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">交配をくりかえし、よりよいお米を開発する</h3>



<p>交配作業は、まず、母本とよばれる稲を約43℃のお湯に浸して花粉の働きをなくす。約7分後にお湯から出して、開いていない余分な花を1つ1つはさみでカットする。そして、父本（花粉親）の花粉を、母本にふりかける。受粉した花はお米になり、来年はこのお米を種として使用する。<br>交配は1年に約200～250組み合わせ、こうしてできるお米の種類は約10万種類にもなる。<br>その中から良いものを6000種類選んで、その種を次の年には田んぼに植えて、また花が咲く時期には交配する。いい品種、よくない品種を数年かけて見極めていくことから、これだけ多くの交配をしても、発表できる品種は年に3種程度だという。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_img02.jpg" alt="" class="wp-image-7994" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">10年後の“食”を見据えたお米作り</h2>



<p>最近のヒット作は、2004年に誕生した「イクヒカリ」。コシヒカリより背が低く栽培しやすい。冷めてもふっくらした食感を保ち、旨味が落ちにくいのが特長だ。<br>「コシヒカリを超える美味しいお米というのは既にあると思います、しかし、<span class="swl-marker mark_yellow">コシヒカリというブランドを超えるのは難しいですね。新しい品種を売り出すには、販売戦略やいかにブランド化するかという、問題があります。</span>」農業試験場の方はそう話してくださった。<br>2010年の夏は記録的な猛暑だったが、全国的にも過去50年間平均気温が上昇している。そのためお米の品種改良は、環境の変化やこれから10年後の生活を見据えながら進められているのだという。私たちが美味しいお米を食べることができるのは、こうした農業試験場の方々のご尽力の賜物でもあるのだ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_img03.jpg" alt="" class="wp-image-7995" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_img03.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/11/7870_img03-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>


<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -external" data-type="type3" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/7M44546.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/35750/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">無農薬・無肥料栽培で目指す福井の自然栽培米農家「四郎兵衛」松田雅之さん／福井県大野市 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">福井県の東北部で岐阜との県境にある大野市は、寒暖の差が大きい気候と白山（はくさん）山麓からの伏流水に恵まれた環境で県内第3位の米の産地だ。そこで無農薬・無肥料に&#8230;</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div>

<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -external" data-type="type3" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/top.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/36998/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">親子で挑む少数精鋭の米づくり。兼業農家として高みを目指す「旭農園」/福井県大野市 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">父と息子の二人三脚で10種類もの銘柄米を栽培し、全国最大級の品評会「米･食味分析鑑定コンクール」で上位入賞を果たした「旭農園」。それも親子ともに兼業農家としてだ。&#8230;</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/7870/">コシヒカリに続くお米の開発を目指す 「福井県農業試験場」／福井県福井市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/7870/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>1</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
