<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>自家製 - NIHONMONO</title>
	<atom:link href="https://nihonmono.jp/tag/%E8%87%AA%E5%AE%B6%E8%A3%BD/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://nihonmono.jp</link>
	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
	<lastBuildDate>Tue, 25 Feb 2025 02:53:30 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.8.5</generator>

<image>
	<url>https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/06/cropped-favicon-32x32.png</url>
	<title>自家製 - NIHONMONO</title>
	<link>https://nihonmono.jp</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>原点回帰とアップデート。現代のニーズに合わせた新たな醤油を追求する「野村醤油」</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/37376/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/37376/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 16 Jun 2023 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[福井]]></category>
		<category><![CDATA[醤油]]></category>
		<category><![CDATA[伝統]]></category>
		<category><![CDATA[福井県]]></category>
		<category><![CDATA[大豆]]></category>
		<category><![CDATA[自家製]]></category>
		<category><![CDATA[麹]]></category>
		<category><![CDATA[醤油蔵]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=37376</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43410-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>“天空の城”として知られる「越前大野城」の城下町・大野市は、名水百選の「御清水」など湧き水の宝庫。その名水で醸す「野村醤油」は、全国でも数少ない麹から自社製造にこだわる醤油蔵です。この産地ならではの甘い味わいの醤油、地元 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/37376/">原点回帰とアップデート。現代のニーズに合わせた新たな醤油を追求する「野村醤油」</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43410-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>“天空の城”として知られる「越前大野城」の城下町・大野市は、名水百選の「御清水」など湧き水の宝庫。<br>その名水で醸す「野村醤油」は、全国でも数少ない麹から自社製造にこだわる醤油蔵です。<br>この産地ならではの甘い味わいの醤油、地元産の大豆のみで作る醤油など、<br>大野の風土が生きた醤油をお楽しみください。</strong></p>







<p>「野村醤油」は明治初期に創業した老舗の醤油蔵。6代目蔵元を務める野村明志さんは、先達が築いてきた蔵の伝統をしっかりと受け継ぎつつ、時代の変化をとらえた柔軟な発想で次々に新商品を開発し、醤油業界に新風を吹き込んでいる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">“名水のまち”で醸す伝統の醤油</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43436-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-37380" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43436-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43436-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43436-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43436.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>大野市は福井県の北東部に位置し、天空の城”として雲海による絶景で全国的な知名度を誇る「越前大野城」の城下町としても知られている。また<strong>湧き水の宝庫</strong>としても有名で、市街地には環境省が指定する名水百選に選ばれている「御清水」をはじめ、湧水地がいくつもある<strong>清らかな水の郷</strong>。その中心部に野村醤油の蔵があり、昔から地元のおいしい水で醤油を醸し続けている。</p>



<h3 class="wp-block-heading">甘くてさらっとした福井の醤油</h3>



<p>現在、福井県内には野村醤油をはじめ、20社ほどの醤油メーカーが存在する。福井でつくられる醤油について野村さんは「福井を含む北陸の醤油には特徴があります。それは<strong>&nbsp;“甘い”醤油が多い</strong>こと。想像にはなりますが昔は甘いものが貴重で、甘い醤油は“おもてなし”のひとつだったのかもしれません」と話す。</p>



<p>ちなみに九州の醤油も甘いが、それがとろみを感じるテクスチャーなのに対し、福井の醤油はさらっとしている。基本的に色の薄いほうが塩分濃度が高いと言われる醤油。福井の醤油の色は濃口醤油と薄口醤油のちょうど中間くらいだ。甘くて程よくしょっぱい“良い塩梅（あんばい）”の醤油として、長く地元の人たちに親しまれてきた。野村醤油の定番商品「大野のおしょうゆ」も、甘くてさらっとした北陸ならではの醤油だ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">麹から作る稀有な蔵</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43106-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-37381" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43106-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43106-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43106-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43106.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>醤油ができるまでの工程は、まず蒸した大豆と炒った小麦を混ぜ、種麹を加えて「麹」を作る。これを塩水と一緒にタンクで仕込んで「もろみ」を作り、攪拌を重ねて発酵・熟成させてから搾ったままのものが「生揚醤油（きあげしょうゆ）」と呼ばれる。この生揚醤油に火入れして瓶詰したものが製品として流通する。生揚醤油に火入れをする際、砂糖や水あめといった糖類やアミノ酸などの調味料を加えると甘い醤油に仕上がる。</p>



<p>かつてはそれぞれの醤油蔵が生揚醤油から製造していたが、高度経済成長期に入ると大量生産･大量消費に対応するため、中小の蔵が組合を作り共同で生揚醤油を製造するケースが増えた。共同で作った生揚醤油を各蔵が仕入れ、火入れや味の調整を行って独自の商品に仕上げる方が設備投資のリスクを抑えることができ、コストも下がるので大手との価格競争を乗り切る上でもメリットがあった。</p>



<p>「全国には1000社近くの醤油メーカーがありますが、うちのように麹から作っている醤油蔵は各都道府県で１、2社しかない」と野村さんが言うように、現在においても野村醤油は<strong>麹から自家製</strong>にこだわり続けている。</p>



<p>「麹から作る蔵が少なくなったからこそ、自家製の麹が味の個性になる」と話す野村さんは、年間で気温変化の少ない冬場に麹を仕込む。それでも、最も気温が低い1月と春を迎える3月では条件が大きく変わるから、その変化に応じても種麹の量を調整し、醤油に最適と考える麹を作るのだそう。そして、発酵・熟成を進めるための温度調整は一切行わず、大野の四季の温度変化を生かして生揚醤油を作っている。</p>



<h3 class="wp-block-heading">日本の大豆で醤油づくりを</h3>



<p>2013年に和食がユネスコ世界無形文化遺産に登録されて以降、和の料理に欠かせない醤油は、海外からの注目も高い。しかし、醤油の原材料である「大豆」の収穫はその年や地域によってばらつきが大きく、栽培する農家の数も減少しており、飼料用を含む全体の自給率はわずか6%。食用だけでも20%程度にとどまるのが現状だ。</p>



<p>「大豆の自給率の低さは、醤油業界が抱える大きな課題です。うちの蔵でも定番商品に使っているのはインド産の大豆がメインですが、国産の大豆を使った高単価の醤油づくりにもチャレンジしています」と野村さんは話す。</p>



<h3 class="wp-block-heading">伝統製法を「個性」に</h3>



<p>野村醤油の伝統を受け継いだ先代のもとで専務を務めていた野村さんは2007年、地元で青大豆を育てる農家からうちの大豆を醤油に使ってもらえないかと相談を受け、<strong>「青豆しょうゆ」というオリジナル商品</strong>を開発した。安価な醤油は粉砕した大豆で仕込むので早く作れるが、大豆を丸のまま仕込む「青豆しょうゆ」は発酵に時間がかかる。また、仕込みの際、温度を上げることで発酵は早く進むが、温度調整をしない野村醤油の蔵では、夏の暑い時期に発酵・熟成がゆっくりと進み、仕込みは2年がかりになる。希少な青大豆は仕入れ値も高く、製造に時間がかかるため販売価格は定番商品の約7〜8倍にもなるが、現在まで続くロングラン商品となっている。同商品は、火入れの際に糖類もアミノ酸も加えないので、青豆本来の特徴である自然な甘みが活きる。昨今の醤油業界で高く評価されているアミノ酸が多い醤油とはちがうが、今は、昔ながらの製法が個性になる時代。幸運なことに、野村醤油は昔からの製法を絶やさずに受け継いできた。それこそが、かけがえのない財産だと、野村さんは言う。</p>



<p>製造技術の進歩により、手頃な価格で手に入る大手メーカーの醤油は食卓にあって当たり前の調味料となった。逆に考えれば、地域ごとに存在する小規模な醤油蔵の商品を目にする機会は減っているということ。</p>



<p>それゆえ、蔵ごとに異なった醤油の個性を比較するということが、あまり現在ではなくなってしまった。青豆しょうゆは、その<strong>&nbsp;“昔の当たり前”&nbsp;</strong>に戻ることを付加価値にした商品だ。しかし原点回帰だけでは時代の変化に対応できないという危機感も持ち合わせていた野村さんは、新しい取り組みも進めていた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">新商品で醤油の未来をひらく</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43325-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-37384" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43325-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43325-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43325-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43325.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p> </p>



<p>「ちょうど私が生まれた1973年をピークに、醤油の出荷量は減少を続けています」と野村さんが言うように、ひとり当たりの年間消費量も1973年から2021年の約50年でおおよそ半分まで減少した。「極端な言い方にはなりますが、うちの定番商品のような糖類やアミノ酸を加える醤油はこれ以上伸びることはない」と野村さんは断言する。食の多様化、単身世帯の増加、外食や中食の台頭といった時代変化の中で、家庭で下ごしらえが必要な調理をする機会は大きく減少。醤油は卓上に置いてかけるだけ、という使い方が圧倒的に増えた。そんな中で野村さんが活路を見出したのは、何にでも合う醤油ではなく、<strong>「この料理にはこの醤油」</strong>というニッチな新商品の開発だった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">福井名物専用の醤油ダレを開発</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43541-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-37385" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43541-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43541-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43541-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43541.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>新商品は認知されるまでに時間がかかる。しかも野村醤油のように小さな蔵は、新商品を大々的にPRしたり、発売のタイミングに合わせてスーパーなど小売店の棚を確保するのは難しい。そこで野村醤油は、地域で知られている名物料理の味わいをさらにアップするような専用の醤油ダレを作ることに取り組み、蔵としての認知度を向上させる施策に打って出る。</p>



<p>その先駆けとなったのが、2003年に先代が福井県内のほかの醤油蔵と共同で開発し商品化した、<strong>福井名物「おろしそば」の専用つゆ</strong>。醤油をベースに甘味を抑え、そばの香りやおろしの辛味が活きるような味わいに仕上げた。</p>



<p>その後、2009年に先代から蔵を継いだ野村さんが福井名物であるソースカツ丼から着想を得た「醤油カツ丼」を考案し、福井県内50以上の飲食店でメニュー化させることに成功。自ら普及させた醤油カツ丼専用の<strong>「アッサリたれ 醤油カツ丼」</strong>の商品化を皮切りに、新商品開発を加速させていく。</p>



<p>醤油蔵がこのようなつゆやたれを開発できたのは、父である先代が野村さんがまだ幼い頃から研究を重ねてきたから。付き合いのあった製麺所からそばつゆを作れないかと相談を受けた先代は手鍋での試作から始め、大手食品メーカー出身の専門家にコンサルを依頼。レシピ開発や必要な設備、衛生管理などの助言を受けながら開発に取り組んだ。そして何より、つゆやたれの主たる原料である「醤油」がすぐ手元にあるのが大きかったと野村さんは言う。「これが食品メーカーさんだと醤油を仕入れなくてはなりませんが、うちにはそれこそ醤油だけなら売るほどあります。それに醤油は瓶詰めしてからも賞味期限が１年以上あるので、出荷が減って増えた在庫をつゆやたれに活用して新しい価値を生み出せるのも強みです」</p>



<h3 class="wp-block-heading">大野名物を生かした醤油ダレも</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43463-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-37386" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43463-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43463-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43463-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43463.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>2014年には、地元である大野市に根付いた名産に目を向けた「焼魚にあうおしょうゆ」を発売。大野には夏至から数えて11日目の「半夏生（はんげしょう）」に丸焼きのサバを食べる風習があり、そのサバに合うようにと旨味を強くした商品だ。また、2017年には<strong>「里芋ころ煮だし」</strong>と<strong>「舞茸ポン酢」</strong>を開発。里芋のころ煮だしは、500ｇの里芋に加えて煮るだけで、水を使わず簡単に大野の郷土料理「里芋のころ煮」を作れる簡単調味料。一方、舞茸ポン酢は、大野名産の「九頭竜（くずりゅう）まいたけ」を加工するメーカーから大量に出る煮汁を活用し、舞茸の旨味たっぷりで酸味がまろやかなポン酢に仕上げたアイデア商品だ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">消費者との関わりを活発に</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43117-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-37389" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43117-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43117-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43117-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/06/7M43117.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>福井名物に特化した新しい醤油商品の開発に手応えを得た野村さんは、福井の醤油を身近に感じてもらうための取り組みも開始。2016年には野村醤油の敷地内に<strong>「体験蔵 重右ェ門（じゅうえもん）」を</strong>オープンした。熟成中のもろみを櫂（かい）棒を使ってかき混ぜる「櫂入れ」を体験したり、熟成した「諸味」を搾る様子を目の前で見られる施設で、子どもから大人まで幅広い層に伝統的な醤油づくりを伝えることができる。</p>



<p>2019年には、インターネット通販を手掛ける地元の会社と共同で<strong>「名前のない生醤油」</strong>を発売した。スーパーなどに並ぶ一般的な醤油は火入れして発酵をとめたもので、味に丸みがあり香ばしさを感じる。また、「生醤油」と書かれていても火入れはしていないが発酵を進める菌を取り除いている場合が多い。一方、「名前のない生醤油」は搾ってから火入れも菌も取り除いていない「生揚醤油」を瓶詰めする。生醤油は味が濃厚で、フレッシュな酸味があるのが特徴だ。「名前のない生醤油」の材料には、大野在来品種の「大だるま」という大豆、福井県産の小麦「ふくこむぎ」、そして大野の水を使用。これも大豆を丸のまま仕込み、温度調整をせずに発酵・熟成させるので、完成までに2年を要する。そこで、発売の2年前から福井市のそば店の協力を得て「生醤油倶楽部（きじょうゆくらぶ）」というコミュニティをつくり、料理への生醤油の使い方や、醤油の伝統的な製法、原材料へのこだわりをイベントやSNSを通して発信を続けた。併せてクラウドファンディングにも挑戦し、目標金額を大きく上回った。まさに、“モノ”だけでなく“ヒト”や“コト”も動かすプロジェクトとなった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">醤油の魅力を未来に</h3>



<p>小さな蔵の挑戦の数々は知名度を着実に高め、次第に県外の有名シェフや高級ブランドからコラボの話が舞い込むようになった。2020年、北陸･東北･北海道新幹線のグランクラスの軽食メニューに使う醤油として野村醤油の商品が採用された。監修したのは、ミシュランで2つ星を獲得した「日本料理 一凛」の橋本幹造シェフ。シェフから野村さんに「日本食再発見」をテーマにした献立に合う醤油が欲しいとのオファーがあり、「名前のない生醤油」を特別に火入れして提供した。</p>



<p>2021年には、チョコレートの高級ブランド「ゴディバ」が展開する「GODIVA café Tokyo」にて、福井県とのコラボで提供した「ビーガンサラダヌードル」の食材として舞茸ぽん酢が採用された。こうして次々とフィールドを広げていく野村醤油。</p>



<p>蔵元の野村さんは「これからも醤油作りの原点を大切にしながら、“いま求められる”醤油を追求していきます」と語る。</p>



<p>醤油は蔵ごとに個性があり、料理によって使い分けることでより味わいが引き立つ。この“古くて新しい”醤油の魅力を、野村醤油はこれからも伝えていく。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/91d84d13d94aa0ce9e3dcbda5718098b-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48469" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/91d84d13d94aa0ce9e3dcbda5718098b-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/91d84d13d94aa0ce9e3dcbda5718098b-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/91d84d13d94aa0ce9e3dcbda5718098b-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/91d84d13d94aa0ce9e3dcbda5718098b.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">野村醤油6代目　野村明志さん</figcaption></figure></div>


<p>「野村醤油」が創業した明治初期と現代では、醤油造りを取り巻く状況は大きく異なります。大豆は輸入に頼るようになり、麹造りから醤油を作るメーカーはわずかになりました。伝統を守る蔵の一つとして、「野村醤油」が作り出す味はどうあるべきかを日々模索しています。また、美味しいが当たり前になった今、プラスアルファの魅力も創造してまいります。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/37376/">原点回帰とアップデート。現代のニーズに合わせた新たな醤油を追求する「野村醤油」</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/37376/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>宮崎県の文化や風土が生んだ南国の味を世界に広める「⻑友味噌醤油醸造元」</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/36945/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/36945/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 15 May 2023 01:00:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[調味料]]></category>
		<category><![CDATA[味噌]]></category>
		<category><![CDATA[醤油]]></category>
		<category><![CDATA[自家製]]></category>
		<category><![CDATA[麹]]></category>
		<category><![CDATA[宮崎]]></category>
		<category><![CDATA[宮崎県]]></category>
		<category><![CDATA[麦味噌]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=36945</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1596-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>明治時代に創業して以来、140年余りにわたって続く老舗の味噌・醤油の醸造元です。職人の丁寧な手仕事による自家製の味を大切にしていて、素材の味がしっかり生きた麦味噌や「甘み」を生かした醤油など、南九州特有の食文化を守り続け [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/36945/">宮崎県の文化や風土が生んだ南国の味を世界に広める「⻑友味噌醤油醸造元」</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1596-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>明治時代に創業して以来、140年余りにわたって続く老舗の味噌・醤油の醸造元です。<br>職人の丁寧な手仕事による自家製の味を大切にしていて、素材の味がしっかり生きた麦味噌や「甘み」を生かした醤油など、<br>南九州特有の食文化を守り続けています。</strong></p>







<p>宮崎県宮崎市に1877年に創業した「⻑友味噌醤油醸造元（ながともみそしょうゆじょうぞうもと）」は、現在、国内はもとよりアジア各国でも多くのファンを獲得してる小さな醸造元だ。ここで日々仕込まれているのは、南国の食文化に合わせた甘い味噌と醤油。そんな南国ならではの味を作り、守り続ける南国の醸造蔵を訪ねた。</p>







<h2 class="wp-block-heading">九州南東部。宮崎県宮崎市にある「⻑友味噌醤油醸造元」へ</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1603-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-36955" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1603-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1603-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1603-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1603.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>日照時間、快晴日数ともに全国トップクラスを誇る明るくて温暖な気候から、奈良時代に編纂された古事記などの歴史的文献に「ここは朝日の直射す国、夕日の日照る国なり」「この国は直に日の出づる方に向きけり」などと記され、古くは「日向国（ひゅうがのくに）」と呼ばれていた宮崎県。</p>



<p>その中央に位置する宮崎市の沿岸·青島地区は、亜熱帯植物がきらめく「青島海岸」や「宮交ボタニカルガーデン」、地元では“鬼の洗濯板”と呼ばれる、波状岩に囲まれたパワースポット「青島」といった観光名所が点在し、特に南国風情が色濃く漂うエリアだ。このようにリゾート地としてのイメージが強い青島地区だが、古くから漁業が盛んに行われる港町としての顔も併せ持つ。そんな海辺の集落の一角に、およそ150年にわたり地域に密着して醸造を行う「長友味噌醤油醸造元」がある。</p>







<h2 class="wp-block-heading">港町で育まれた⻑友味噌醤油醸造元の味</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1545-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-36958" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1545-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1545-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1545-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1545.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>太平洋に面した港町·青島。潮の香り漂う集落の一角にある、1877年創業の「⻑友味噌醤油醸造元」では、<strong>ほぼ全ての工程を熟練職人たちが手作業で行い、自家製の麹を用いた昔ながらの製法で麦味噌、甘口醤油を熟成させ作っている。</strong>丁寧な仕事に<strong>地元の人の嗜好を加えた味噌と醤油は、甘く濃く香り高い。 </strong>これこそ宮崎の食文化を引き立てる、地域に根ざした味わいだ。</p>







<h3 class="wp-block-heading">異色の経歴を持つ4代目・塩見裕一郎さん、陽子さん</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A3221-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-36961" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A3221-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A3221-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A3221-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A3221.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>醸造蔵の前でにこやかに迎えてくれたのは、塩見裕一郎さん･陽子さん夫妻。ふたりは、およそ15年前に4代目として⻑友味噌醤油醸造元を継ぐまで、醸造業とはまったく異なる仕事に就いていた。</p>



<p>都内の大学を卒業後、実家の醸造蔵を継がずにスイスの金融関係の企業へ就職した陽子さん。そこで出会った裕一郎さんと結婚し、シンガポールに生活の拠点を移した。 もともと跡を継ぐ気はなく、海外での生活を望んでいた陽子さんだったが、日本を離れたことがきっかけで、改めて日本固有の食文化である味噌･醤油の素晴らしさを感じていた。そんな最中、陽子さんの父である3代目･長友昭彦さんが病に倒れたという知らせが入る。 不意に訪れた家業存続の危機―。</p>



<p>創業から現在まで約150年間、変わらず地元に愛されてきた味を守り継ぐべきか、あるいは今の生活を続けるか。</p>



<p>生活すら一変してしまう究極の選択に思い悩む日々を送っていた陽子さんだったが「世界的に見ても100年以上続いている会社は少ない。やめてしまって後悔する前にまずはチャレンジしてみてはどうか？」という裕一郎さんのアドバイスに背中を押され、すぐさま帰郷。実家に戻り、いよいよ本格的に味噌･醤油職人としての道を歩み始める。</p>







<h3 class="wp-block-heading">南九州・宮崎市青島の風土・食文化が育む「甘さ」</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1576-2-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-36966" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1576-2-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1576-2-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1576-2-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1576-2.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p><strong>⻑友味噌醤油醸造元のある南九州の醤油･味噌は、全国的に普及しているものと比較すると甘みが</strong>強いのをご存知だろうか。その理由には諸説あるが、主に土地の風土や食文化が関わっているといわれる。漁師が船上で釣れたばかりの魚を捌いて刺身にして食べる際、脂ののった新鮮な身に、甘くとろみのある醤油をしっかりとまとわせるのを好んだからだとか、九州地方でよく作られている焼酎が、糖分を含まない蒸留酒であるため甘みのある肴に非常に合うからだとか。</p>



<p>また歴史的な経緯も考えられるのだそう。日本が鎖国をしていた江戸時代、唯一の貿易港として開かれていたのが長崎の出島だったため、そこから砂糖が国内に入ってきて、やがて長崎街道を中心とした通称･シュガーロードを辿って九州全域に広がっていった。 このような背景から、高級品であった砂糖が比較的入手しやすい環境であったため、“甘さこそ客人へのもてなし”という食文化が根付いていった。これが和食のベースとなる醤油･味噌にも少なからず影響を与えたと考えるのは自然。甘い料理は、南国の暑さをしのぐ“滋養”としての意味もあったとも言われている。</p>







<h3 class="wp-block-heading">⻑友味噌醤油醸造元の味噌・醤油の味を世界へ</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A3239-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-36971" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A3239-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A3239-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A3239-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A3239.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>⻑友味噌醤油醸造元では全ての工程において職人の手仕事を大切にしているため、もちろん体力的な作業の大変さは想像に難くない。しかし、それ以上に苦労したのが、国内での販路の確保だったと塩見さん夫妻は話す。その理由は、先に述べた南九州特有の味噌･醤油の甘さにあった。<strong>「味噌や醤油への嗜好は、土地に根付いた味、各家庭の慣れ親しんだ味に強く影響されます</strong>。私たちが作る甘い醤油や麦味噌は九州以外ではあまり馴染みがなく、営業活動が難航しました。そこで海外に目を向けることにしたんです」。</p>



<p>そう、長友味噌醤油醸造元が成功へ転じたきっかけは、海外での生活や経験、知識を生かした戦略。味噌や醤油がニッチと思われていたアジア圏への輸出がその鍵となったのだ。</p>



<p>「海外での生活を通して、アジア圏の地の利、国民性、食文化等を肌身で感じていましたので、外国で求められる要素はある程度把握できていました」と陽子さん。<strong>10年ほど前からシンガポールや香港など、アジア圏への営業を開始すると、瞬く間に高評価を得ていく。&nbsp;</strong>その人気ぶりは、店舗に商品が並んで3日で売り切れてしまうほどだった。</p>



<p>「シンガポールでは薬膳料理で大麦を食べる文化があるので、麦味噌で勝負すべきだと考えました。結果、見事に的中。シンガポールの経済は移住中国人の子孫である華僑が回していると言っても過言ではないので、彼らが好む“ゴールデンカラー”の味噌は非常によく売れるんです」と、陽子さん。</p>



<p>実直な商品づくりはもちろん、的確なマーケティング戦略、⻑友味噌醤油醸造元の強みである“甘さ”と温暖な地域の食文化との親和性も成功の要因だろう。</p>







<h3 class="wp-block-heading">現地で体感する日本食の需要</h3>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1607-1-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-36974" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1607-1-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1607-1-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1607-1-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1607-1.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>







<p>海外での実演販売の際は必ず店頭に立つというふたり。その理由は、接客することで自分たちが今何を求められているのかを肌で感じ、勉強するためなのだそう。 外国にいると、日本人である自分が自分たちの住む国について知らないことが多いという事実に気付く場面がしばしばあり、そんな時に海外から見た日本の価値を勉強しなければと強く感じたという。</p>



<p><strong>「特に味噌･醤油づくりを生業にして以来、日本の食文化に敬意を持ち、価値を守って欲しいと心から応援してくれる多くの外国人に出会います。 </strong>その声は私たちを励ますと同時に、さらに味噌･醤油づくりへの情熱を高めてくれます」と微笑む。</p>







<h2 class="wp-block-heading">青島の台所で愛される味を世界へ。⻑友味噌醤油醸造元の挑戦</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1605-1-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-36985" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1605-1-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1605-1-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1605-1-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/05/290A1605-1.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>船での運搬が主流だった時代、長友味噌醤油醸造元でつくられる味噌や醤油は、醸造所傍を流れる突浪川に設置された船着場から直接出荷されていたという。突浪川はほどなく大海原につながり、その河口付近の港では多くの魚が水揚げされてきた。</p>



<p>そのため、この地域の台所にならぶ甘い味噌や醤油は、昔から魚介をはじめとする青島の豊かな食材のおいしさを引き立たせ、現在に至っても食卓を賑やかに彩り続けている。こんなにも良い食材に恵まれた地域なのだから、時代の流れと共にインフラは整備され次第に運搬の手段は変わったものの、青島に暮らす人たちの食文化は約150年前からあまり変わっていないのではないだろうか。</p>



<p>「<strong>これから先も変わらず、地元のお客様に愛され続ける味をつくっていくのが目標</strong>」と塩見さん夫妻。「さらに<strong>青島の伝統、日本の食文化の魅力を、世界に向けて発信できればうれしい</strong>です」と朗らかに、そして力強く話す。海外での様々な経験を経て、改めて感じた伝統の味の素晴らしさ。それを世界に広めるため、海を超え、時代を超えて長友味噌醤油醸造元のストーリーは編まれていく。</p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/89-kao.jpeg" alt="" class="wp-image-49030" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/89-kao.jpeg 920w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/89-kao-300x200.jpeg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/89-kao-768x512.jpeg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /><figcaption class="wp-element-caption">長友味噌醤油醸造元・カネナ　味噌ソムリエ 長友陽子さん</figcaption></figure></div>


<p>代々受け継いできた歴史と伝統を尊重しながら、時代に沿ったものづくりを目標にしています。家族が守り残してくれたものを誇りに思う気持ちを忘れず、これからも丁寧な醸造を心がけ、皆様に愛される味わいを作り出していきます。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/36945/">宮崎県の文化や風土が生んだ南国の味を世界に広める「⻑友味噌醤油醸造元」</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/36945/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>愛情を込めた人気の自家製チーズ「弓削牧場」／兵庫県神戸市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/11750/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 22 Feb 2010 05:13:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[食事処]]></category>
		<category><![CDATA[兵庫県]]></category>
		<category><![CDATA[チーズ]]></category>
		<category><![CDATA[乳製品]]></category>
		<category><![CDATA[自家製]]></category>
		<category><![CDATA[神戸市]]></category>
		<category><![CDATA[畜産]]></category>
		<category><![CDATA[加工食品]]></category>
		<category><![CDATA[牧場]]></category>
		<category><![CDATA[酪農]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=11750</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/02/11750_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>牧場でいただく自家製チーズ 神戸の中心部から車で約20分。都心から少し離れただけなのに、豊かな自然に囲まれた牧場が出現する。それが、弓削牧場。約2万坪に乳牛が50頭という比較的小さな牧場だが、年間に3万もの人が訪れるそう [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11750/">愛情を込めた人気の自家製チーズ「弓削牧場」／兵庫県神戸市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/02/11750_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">牧場でいただく自家製チーズ</h2>



<p>神戸の中心部から車で約20分。都心から少し離れただけなのに、豊かな自然に囲まれた牧場が出現する。それが、<a href="https://www.yugefarm.com/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">弓削牧場</a>。約2万坪に乳牛が50頭という比較的小さな牧場だが、年間に3万もの人が訪れるそうだ。<span class="swl-marker mark_yellow">訪れる人々の目的は、「チーズ」。</span>昭和59年から始めたチーズ作りは、話題と人気を集め、現在ではフルコースをいただけるレストランも併設されている。<br>とくに人気なのが<span class="swl-marker mark_yellow">、熟成する手前で提供する自家製生チーズ「フロマージュ・フレ」だ。日本人の舌に合うように、フレッシュさを残したままのさっぱりとした味わいで、醤油や漬物など、日本の発酵食品との相性もぴったり。</span><br>実際、弓削牧場では、フロマージュ・フレにスライスオニオンとかつお節をのせ、醤油をたらしていただく「生チーズの冷奴風」というメニューがフルコースの前菜になっている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/02/11750_img01.jpg" alt="" class="wp-image-11852" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/02/11750_img01.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/02/11750_img01-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">のんびりとアットホームな時間を過ごす</h3>



<p>さらに、<span class="swl-marker mark_yellow">弓削牧場では、チーズだけでなく、紅茶などのカルチャースクールやライブイベントなど、アットホームなイベントが盛りだくさん。</span>それを目当てに集まるお客さまも多いのだ。さらにさらに、好評なのが牧場で挙げる結婚式。教会や神社での結婚式もいいけれど、自然に囲まれた素朴なウェディングは、普通の結婚式では得られない「温かさ」があると大評判。<br>生産者の弓削さんは、「チーズはわたしたちの第二の子ども」と言う。ひとつひとつ丁寧に、思いやりをこめて作られたチーズ。<br>ぜひ1度、そのやさしさを味わってみてほしい。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/02/11750_img02.jpg" alt="" class="wp-image-11853" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/02/11750_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/02/11750_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/11750/">愛情を込めた人気の自家製チーズ「弓削牧場」／兵庫県神戸市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
