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	<title>白磁 - NIHONMONO</title>
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	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
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	<title>白磁 - NIHONMONO</title>
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		<title>山陰の雪の色をイメージして作る温かみのある白磁。人間国宝･前田昭博さん／鳥取県鳥取市</title>
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		<pubDate>Wed, 31 Jan 2024 01:00:00 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/top-5.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>白色と形だけで表現をする磁器、白磁（はくじ）。この白磁の重要無形文化財保持者、人間国宝に認定されているのが、鳥取市河原町に窯を持つ前田昭博（まえたあきひろ）さんだ。真っ白な磁器である白磁を選び、ひとり制作を続けたその歴史 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/top-5.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>白色と形だけで表現をする磁器、白磁（はくじ）。この白磁の重要無形文化財保持者、人間国宝に認定されているのが、鳥取市河原町に窯を持つ前田昭博（まえたあきひろ）さんだ。真っ白な磁器である白磁を選び、ひとり制作を続けたその歴史と、前田さん独自の作品づくりに迫る。</p>



<h2 class="wp-block-heading">中国から伝わった「白磁」</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9954-1-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-40082" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9954-1-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9954-1-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9954-1-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9954-1.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>白磁は中国で生まれた磁器のひとつで、<strong>絵付けや色付けをしない</strong>ことが特徴。形によって陰影が変わり、さまざまな表情を見せる。真っ白な器は食材や花を映えさせ、どんな場面でも使いやすい。日本では佐賀の有田焼や、長崎の波佐見焼などが名産地として知られているが、前田さんは故郷の鳥取で師匠をとらず、ひとりで向き合う道を選んだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">土のような柔らかさ、雪のような白さ</h3>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9949-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-40087" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9949-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9949-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9949-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9949.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>前田さんは白磁のことを「<strong>白瓷（はくじ）</strong>」と表現している。瓷（じ）は「かめ」や「かたく緻密に焼いた焼き物」という意味があり、本場中国では磁器のことを指す。単なる壺ではなくアートとしての作品を作りたい、<strong>土のような柔らかい白磁</strong>を目指したいという想いを込めた。</p>



<p>たしかに前田さんの作品を見ていると、磁器とは思えないほどの柔らかさやあたたかみを感じる。光の当たり具合や、曲面から生まれる影によって、灰色や青い色合いもあわせ持つ。「<strong>手本にしているのは、山陰の雪の白</strong>。冷たいけれど、どこか温もりも持っている。そして、雪に穴を開けると、少し青みがかったように感じる。そんな雪のような、しっとりした感じの白を目指しています」。</p>



<h2 class="wp-block-heading">陶芸、そして白磁との出会い</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9962-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-40090" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9962-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9962-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9962-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9962.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>幼い頃、趣味で木版画を刷っていた父親の背中を見て育った前田さんは、自然と美術への興味を深めていった。絵を描くのが好きで、高校では美術部に、大学は工芸学科へと進学。そこで何気なく受講した陶芸の授業を通し、<strong>ろくろに魅了される</strong>。「日に日に上達する様子が自分でもわかる。昨日より大きいものを作ろう、と夢中になりました」。</p>



<p>また、白磁と出会ったのも大学生の頃。その美しさに感動した。</p>



<p>「鳥取では冬に雪が1、2度降る。朝、窓を開けると辺り一面真っ白。<strong>あのときの感動と、絵も色もない白磁を見たときの感動が重なり</strong>、他のものに感じない魅力を感じたんです」。</p>



<p>卒業しても陶芸をしたいという想いを膨らませていた前田さんは、「好きなことをして飢え死にした人はいない」と恩師に背中を押され、卒業後に実家へ戻り、窯を開いた。窯の名前は「やなせ窯」。目の前に悠然とそびえる梁瀬山（やなせやま）が由来だ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">鳥取で白磁を作る</h3>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0262-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-40093" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0262-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0262-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0262-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0262.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>鳥取県は民芸が盛んで、土の風合いを生かした味のある焼き物が多い。だが前田さんは他の窯へ弟子入りをせず、白磁への憧れとろくろを極めたいという想いから、<strong>ひとりで白磁に向き合う道</strong>を選んだ。しかし、ひとりでの作陶はそう甘くはなかった。通常は基本の技術や工程を習得してから、独自の作品を作る。しかし自分には基礎がない。とにかく自分が美しいと思う形を目指しながら、ろくろの稽古を続けた。<br></p>



<p>鳥取に帰ってきてから数年が経った頃、好きなだけでは無理かもしれないと思い悩んだこともある。毎日白磁と向き合う中で、嫌になり、絵や装飾をつける他の焼き物に取り組んだこともあった。しかし、<strong>どうしても白磁への憧れは消せない</strong>。</p>



<p>「やはり飢え死にするのではないか」と思うほど厳しい日々だったが、両親との暮らしや地域の人の励ましに支えられ、創作を続けられた。また、結婚して子どもが生まれたときには、創作活動の傍ら、祖父母が営む果樹園の手伝いをしたことも。どんなに大変なときでも、年に一度ギャラリーを借りて個展を開くことと、陶芸のコンクールに出品して自分の技量を問うことだけは辞めなかった。そうして少しずつ入選を繰り返し、応援してくれる人も増えていった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">37歳で訪れた転機</h3>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9935-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-40098" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9935-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9935-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9935-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9935.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>そうして14年間、白磁を作り続けた前田さんに転機が訪れる。陶芸界で1番大きなコンクールといわれる「日本陶芸展」で、<strong>大賞に次ぐ優秀作品賞</strong>を受賞したのだ。</p>



<p>「同世代の人は自分よりも素晴らしい仕事をしているだろうと引け目を感じてきた。でも、賞をいただいて、自分も一生陶芸ができるかもしれないと思えました」。</p>



<p>その後も前田さんは、さまざまなコンクールで受賞していった。国内のみならず、海外でも個展やワークショップを開催し、多くのファンを獲得。</p>



<p>2013年には、前田さん独自の技法「面取り技法」によって生み出された、平面と曲面のあるなめらかな白磁が評価され、<strong>白磁の重要無形文化財保持者として人間国宝に認定</strong>された。「教わったものではなく独自に作り出したものなので、その点も含めて評価してもらえたのではないか」と振り返る。</p>



<h2 class="wp-block-heading">失敗から生まれた「面取り技法」</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="940" height="627" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/image-2.png" alt="" class="wp-image-40101" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/image-2.png 940w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/image-2-300x200.png 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/image-2-768x512.png 768w" sizes="(max-width: 940px) 100vw, 940px" /></figure>



<p>独特な柔らかさや丸みを帯びた形は、前田さんが失敗しながら編み出した「<strong>面取り技法</strong>」によるものだ。白磁を作る際は、ろくろで形作ったものをそのまま焼成することが一般的。それに対し、面取り技法ではろくろで形成し土が乾くタイミングを見計らいながら、<strong>直接指で押して変形させる</strong>。磁器の土は押さえたり変形させたりすると、のちに傷が出るのだが、その基本を知らなかったからこそ生まれた方法だった。</p>



<p>「最初は形を変形するために板で叩いていたけど、乾燥のときにヒビが入ってしまったんですよ。そこで、少しずつ指で押さえてみたら収まりがよかったんです。そこからこの技法が自分の表現になっていきました」。</p>



<p>点描画のように複数回、細かく指で押した後は、さらに乾燥させ、カンナで削る。これによって、くっきりとした面が浮かび上がるのだ。</p>



<p>若い頃、面取をしたり等分割するときに、定規を使って均等にしるしをつけていたという。しかしどうにも面白くない。年数が経つに連れて、フリーハンドで線を引くようになり、左右どちらかに偏っている部分や、波打っている部分に魅力を感じられるようになってきた。</p>



<p>「こちらの方が自分らしい線や面になっていくんだなと。そのわずかなことを、何年もかけて許せるようになるといいますか。<strong>定規以上に魅力的な線を引くことができるのが人間</strong>じゃないかなと感じます」。</p>



<h3 class="wp-block-heading">歳月と鳥取の風土がもたらした世界観</h3>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0154-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-40104" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0154-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0154-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0154-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0154.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>長い間作品づくりに携わっていると、アイデアも尽きてくるのではないかと思える。実際に、年に1度の個展が終わると、「もう作れない」という気持ちになるという。しかし、新たに創作を始めると、作ってみたい作品のイメージが浮かんでくるのだ。また、創作途中で偶然にできた形や、いいなと思う「何か」が生まれ、それを形にしていくこともある。前田さん自身の感性と偶然。その両方で作品が生まれ、作る幅も広がってきた。</p>



<p>「自分の考えていることや思っていることを形にしたり、行動にしたりするしかない。その結果がいい作品にならなくても、責任を持って、自分のやりたい姿勢で最後まで行くしかないんです。だからこそ、<strong>素敵なものを作りたいという想いだけは、24時間頭の片隅にはありますね</strong>」。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9980-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-40107" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9980-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9980-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9980-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A9980.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>また、鳥取の風土も作品づくりに大きく影響した。「鳥取はわりと曇り空で湿度が高い。<strong>しっとりとした釉薬にごだわり、作品に柔らかな陰影が生まれたのは、風土的なもの</strong>」と振り返る。当初はひとりで技術を習得するのに苦労した場所だが、白磁の産地ではない分、自分から取りにいかない限り情報は入ってこない。だからこそ、前田さんにとっては心地よく、「白磁を最後まで作り続けたい」という想いを持ち続けられたのだという。</p>



<p>さまざまな失敗や経験、環境から、前田さんにしかできない独特な表現や造形が生まれたのだろう。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「”無い”ことの魅力」を感じてもらえる作品を求めて</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0061-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-40110" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0061-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0061-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0061-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/01/0J2A0061.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>白瓷とは何か。その問いに、前田さんは「 <strong>”無い”ことの魅力を持つもの</strong>」だと教えてくれた。中国の唐の時代に繁栄し、日本にも伝わり、現在まで続いている。華美な装飾や色の変化は無い。それでも今なお続いているのは、<strong>「何も無い状態」でもフォルムや釉薬に豊かな魅力があるから</strong>ではないか。多くの情報や色、考え方が溢れている現代だからこそできる白瓷を作りたいと前田さんは言う。<br></p>



<p>「九谷焼や有田焼などの日本的な絵付けも美しいなと思う。同時に、そういうものが”無い”世界もあっていい。僕は作品の省略をしていきながら、あるものと同じぐらいか、<strong>それを超えるようなものを作りたい</strong>。”無い”ことの魅力というものを伝えていけたら、この白瓷を継承して、次の人に渡すことができるのかなと。だから、ただ白い焼き物じゃなくて『白瓷』という定義がある。そう思ってますね」。</p>



<p>そう言いながら、前田さんは今日もろくろに向かう。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/40071/">山陰の雪の色をイメージして作る温かみのある白磁。人間国宝･前田昭博さん／鳥取県鳥取市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>朝鮮白磁の美しさを日本から発信する山口県の陶芸家 チェ・ジェホ（崔在皓）さん/山口県周南市</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 29 Mar 2023 01:00:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46672-1-1.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>現代アートと伝統工芸、相反する2つの表現の場を行き来しながら、美しい白磁の色気を提案するチェ・ジェホ（崔在皓）さん。韓国にルーツを持ちながら、日本を作陶の場に選び、全国での展覧会やアートコラボが話題を呼ぶ白磁作家だ。シン [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46672-1-1.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>現代アートと伝統工芸、相反する2つの表現の場を行き来しながら、美しい白磁の色気を提案するチェ・ジェホ（崔在皓）さん。韓国にルーツを持ちながら、日本を作陶の場に選び、全国での展覧会やアートコラボが話題を呼ぶ白磁作家だ。シンプルかつ高貴な白磁の常識に、チェ・ジェホさんが加える新たな世界とは。</p>



<h2 class="wp-block-heading">自然豊かな山口県周南市の山間で生まれる陶器</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="771" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/96ECEF1C-7C25-4F3D-BB64-2552C4F3E6BF-1024x771.jpg" alt="" class="wp-image-35956" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/96ECEF1C-7C25-4F3D-BB64-2552C4F3E6BF-1024x771.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/96ECEF1C-7C25-4F3D-BB64-2552C4F3E6BF-300x226.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/96ECEF1C-7C25-4F3D-BB64-2552C4F3E6BF-768x578.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/96ECEF1C-7C25-4F3D-BB64-2552C4F3E6BF.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>山口県東南部に位置する周南市。自然豊かで静かな山間に工房を構えるチェ・ジェホさん。韓国・釜山出身で2004年、自身が33歳の時に日本へ移住。</p>



<p>朝鮮時代に中国より韓国へ伝わったとされる白い素地に透明の釉薬が掛けられたシンプルな焼物「白磁」の作家だ。独自の風合いや柔らかな曲線、チェ・ジェホさんによってのみ生み出される独特な白色が一度手にした人を虜にしてしまう。アンティークの風合いと現代の洗練されたおしゃれ感が同居する作品は日本の白磁界に新風を吹き込んでいる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">日本を表現の場に選ぶ</h3>



<p>チェ・ジェホさんがはじめて日本を訪れたのは31歳の時。日本で行われるグループ展に招かれ、制作のため愛知県瀬戸市にある窯元に2ヶ月ほど滞在する機会に恵まれた。開催されたグループ展で出会った日本人の陶芸に対する熱意が印象的だったのと、はじめて触れた日本の白磁用の土の感触がとても魅力的だった。</p>



<p>「母国韓国では、美術館や博物館に展示されるような美術工芸品と普段使いする民衆的工芸品に対する理解に大きな差がある。日本では両者の境目がどこにあるのかが議論になるほど、工芸を取り巻く環境は円熟しているといえる。華美な装飾をほどこさない白磁にも芸術品としての定評があり、日本人の工芸に対する感性の高さに期待を持った。日本には自分の表現したかった白磁の世界を受け入れてくれる余白があると確信。自身の作陶の拠点を日本に移そうと移住を決めた」と話す。</p>



<p>広島出身の奥様のご家族を頼りに、多少不便でも、音も煙も出す器づくりが気兼ねなくできる工房を構えるためにと、自然の中の古民家を探した。ようやく見つかったのが山口県。韓国に居ながら写真と価格だけで購入を決めた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">アートの世界を目指して陶芸の扉をひらく</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46663-1-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-35959" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46663-1-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46663-1-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46663-1-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46663-1.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p> </p>



<p>チェ・ジェホさんが白磁に目覚めたのは大学2年生の頃だった。幼いころから絵が好きで、中学でも美術クラブに在籍。特に現代アートに対する興味が強く、絵画を学ぶために韓国国内でも屈指の芸術大学、弘益（ホンイク）大学進学を目指していた。志望していた絵画コースが高難度だったこともあり、3年浪人した。4年目には入学することを優先し、手の届いた同大学の陶芸科に進むことを決意。たとえ希望の学部で学べなくとも、芸術センスあふれる学友たちとの交流が自身にとって良い刺激になることが分かっていたからだ。</p>



<p>そんな人生の選択に導かれるように、陶芸の道に進んだチェ・ジェホさん。現代アートとしての陶芸の基礎を学び、オブジェなどの制作に没頭していた。大学2年生の授業で古典美術に関するレポートの為に国立美術館を訪れ、目にした朝鮮時代（1392年〜1897年）の白磁「満月壺（タルハンァリ）」が、その後のチェ・ジェホさんの進む道を変えたのだという。 なんとも言えない柔らかなラインと表面の質感、そして温かな白に魅せられた。いつか同じような作品を自分でも作ってみたいと、朝鮮・高麗時代の「古典白磁」の世界にはまっていった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">現代アートからはなれ伝統工芸の世界へ</h3>



<p>大学を卒業する頃には、現代アートの作家ではなく白磁の作家を目指すと決意。朝鮮時代の白磁作品から受けた感動を自身の作品で再現する作家になりたいと考えた。韓国では白磁用の土を手に入れることが難しい事もあり、白磁作家自体の数が少ない。弟子入り先を探すのには苦労した。教授のつてを辿り、ようやく見つけた弟子入り先が古美術の修復や古典美術の写しなどを手掛ける専門家だった。学びたかった朝鮮白磁のいろはや古典作品を見極める審美眼を身につけていった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">守り続ける恩師の教え</h3>



<p>師事した恩師の教えは、同世代の現代作家の作品を真似るのではなく、博物館や美術館に展示されている「美しいもの、いいものを見て学べ」だった。時代を越えて人々が残そうとした本物の作品を見て心で感じ、想像を膨らませる。そこから見えてくるバランスと質感を学び、自身の感性が生み出す解釈として表現することが大切だと。自分なりの解釈ができた時に、レプリカではない独自の作品を生み出せるようになるというのだ。</p>



<p>そんな教えを守りチェ・ジェホさんは今でも、個展や商談で訪れる先に美術館や博物館があれば立ち寄るようにしていると話す。東京国立博物館や日本民藝館にもよく訪れるのだとか。オリジナル作品の作陶で忙しい今でも、<strong>インプットする時間を何よりも大切にしている。</strong></p>



<h3 class="wp-block-heading">独立で覚悟を決めた代表作作り</h3>



<p>弟子入りしてから2年半が過ぎたころ、師匠が他界するという不運が訪れた。独立への十分な備えがあったとは言えなかったが、白磁作家としての一歩を踏み出すことに。独立するにあたり、大学時代のレポートで感銘を受けた「満月壺」を自身の代表作に据える覚悟を決めた。この時から今でも理想の曲線と表面の風合いを求め作陶する日々が続く。</p>



<h2 class="wp-block-heading">チェ・ジェホさんの白磁</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46675-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-35962" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46675-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46675-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46675-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46675.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p> </p>



<p>そもそも白磁とは陶芸の中でも「磁器」に分類される焼物で、陶石と呼ばれる石が主な原料。透明の釉薬をかけ白色に焼き上げるのが特徴で、鮮やかな絵付けなどを施した佐賀県の「有田焼」や石川県の「九谷焼」でよく知られている。</p>



<p>チェ・ジェホさんの白磁作品には、鉄分の少ない3種の土を用いる。陶芸用の白磁粘土に佐賀県有田の陶石や作品に独自の白色を引き立たせる韓国の粘土カオリンなどを混ぜる。鉄分を含まない透明釉により素地の白色を乳白色のニュアンスに変化させ光を通すと、白磁の凛としたツヤの中にやさしさを携えた透明感が生まれる。</p>



<p>制作時に、寸法は一切計らない。はじめに重さを計った後は、自身の<strong>手指の感覚のみで、ギリギリまで薄くして、自然的な歪みも含めたラインの美しさを大切にする。</strong>作品として飾るだけではなく、薄く軽いため使い勝手が良いこと。また白の引き算の効果で、草木花を上品に美しく引き立たせることは言うまでもない。</p>



<h2 class="wp-block-heading">代表作「満月壺」</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46686-1-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-35965" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46686-1-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46686-1-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46686-1-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46686-1.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p> </p>



<p>満月壺とは両腕で抱えるほどの大きさの壺だ。形が満月を思わせるので「満月壺」と呼ばれている。朝鮮王室が白磁を王室専属磁器とされた時代から伝えられる技法で、繊細なラインと大きな膨らみを持つ独特な曲線が見る人に癒しを与える。「胴継ぎ」と呼ばれる制作手法で、2つの椀型の原型を、上下繋ぎ合わせたあと窯で焼く。完全な球体にはならないが、圧倒的な膨らみと自然な歪みがうまれ、素朴な中に温かみと力強さが同居する。壺が放つおおらかな優しさに魅了される人が多く、白磁に魅せられた人々は行きつく先がこの満月壺の所有欲の沼なのだそうだ。</p>



<p>チェ・ジェホさんは満月壺に機械的に造られた綺麗なものには無い、手作りだからこそ生まれる風合いを表現し、朝鮮時代を生きた陶工たちの息遣いを感じさせることを意識している。満月壺からにじみ出る「温かみ」はどこか赤子を抱く母のぬくもりに似たやさしさがある。物でありながら人間らしさを感じさせる魅力は陶工たちがものづくりに込めた思いがこもっているからこそ。これを「色気」と表現し、自分なりの解釈で唯一無二の色気を満月壺に宿すことにこだわる。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46657-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-35968" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46657-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46657-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46657-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46657.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p> </p>



<h2 class="wp-block-heading">日本での成功をつかむまで</h2>



<p>日本に移住して作品作りを始めた当初は、お金もなく細々と手に入れた古民家の改修をしながら作品作りをする毎日。日本での知名度もなく「チェ・ジェホ」の名では作品が売れない。しばらくすると作品を作る原資すら無くなり途方に暮れた。いったい自分は何を目指しているのか、分からなくなる瞬間があったという。</p>



<p>ふと我に返り浮かんだのは「自分の考える、自分らしい白磁を作ろう」という思いだった。何かをまねるのではなく、見たもの感じたものの先にある自分の解釈を表現することが重要だと教えてくれた恩師の言葉を思い出し、朝鮮白磁がこうあるべき、という思い込みを捨てた。自分自身の解釈を投影する作品作りに振り切ったとき、「自分のつくりたい白磁」の解を得た。チェ・ジェホさんの迷いは消えて、作品作りへの自信がみなぎったという。</p>



<p>満を持してたどり着いた自分流の答えをもって、流行の中心である東京のギャラリーやショップへ売り込んでまわる日々が続いた。抱える白磁作家がいるからと断られることがほとんど。そんな中、とある古美術店の店主がチェ・ジェホさんの白磁を気に入り取り扱いが決まった。つづけて同店で個展を開くと、その評判はお客さんを通じて広まり、2008年ごろになると東京でも別のギャラリー主の耳に届くように。とんとん拍子でいくつかの有名ギャラリーで個展が開けるようになっていった。</p>



<p>駆け出しの頃は東京と山口の往復を続けながら、陶芸に強い関心を持つ日本の風土とまだ見ぬ将来顧客との出会いに胸を膨らませて心を弾ませていたと話す。</p>



<h3 class="wp-block-heading">チェ・ジェホの白磁がさらに広く知られたきっかけ</h3>



<p>日本での評価を受けはじめたチェ・ジェホさんの作品は、ギャラリーやショップだけでなくNHKの美術番組でも取り上げられ、注目を浴びることとになった。2020年「白磁」のテーマ回で、白磁界の大家・黒田 泰蔵氏、人間国宝の井上 萬二氏に名を連ねた。両者に並んで40代の外国人作家としての紹介には、本人も驚いたという。これまで自分が信じてのめり込んできた「チェ・ジェホの白磁」を日本が認めてくれたことを実感する瞬間だった。</p>



<h2 class="wp-block-heading">独自の白が生み出すおしゃれ感をめざす</h2>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46699-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-35971" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46699-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46699-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46699-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/03/FXT46699.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p> </p>



<p>満月壺以外にも、年代を問わず毎日使ってもらえるような「生活に溶けこむ作品」作りも大切にしている。普段使いのマグカップや中皿、酒器、花器、中国茶器など幅広いバリエーションがある。シンプルで独特な質感が、ただの白ではなくおしゃれ感を醸し出す。白といってもその種類は様々で、チェ・ジェホさんが生み出す白は温かみを感じさせる。酒器や皿の中央にぽつんと佇む「人型」のワンポイントシリーズは若い層の顧客を中心に人気がありチェ・ジェホさんの遊び心を感じさせる作品だ。</p>



<p>使い手に愛され育てられたことによって、後天的に生まれる風合いの変化が美しいとされる朝鮮白磁を基礎に学んだからこそ生まれる発想で作品を生み出していく。</p>



<p>朝昼晩と移りゆく光に映える器を想像し、使い手のあらゆる利用シーンに馴染むよう、自身の感覚を頼りに、あえて指の筋跡を残す。<strong>目で見る凛とした佇まい、持って伝わる柔らかい曲線が醸し出す色気</strong>は、現代デザインとして目の肥えた人にも通用すると考えている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">アートシーンへの挑戦、黒と白の世界</h2>



<p>2019年には、ニューヨークを拠点にペインティングやネオン、写真やビデオといった多岐にわたる素材を用いて制作するアーティスト、グレン・ライゴン氏からの熱烈オファーを受けて、コラボ制作が実現した。ファッションブランド「HYSTERIC GLAMOUR」が運営するギャラリー「RAT HOLE GALLERY」で、ライゴン氏のルーツを表現するものだ。近代美術やコンセプチュアル・アートに基づく作品を制作しているライゴン氏からの依頼は、「象徴的な白の満月壺を『黒』で表現すること」。</p>



<p><strong>白磁作家が紡ぐ、漆黒の満月壺は荒々しい表面感と白磁の満月壺との対比が素晴らしく、話題を集めた。</strong></p>



<h3 class="wp-block-heading">誰もチャレンジしたことのない「黒の世界」</h3>



<p>完成した黒い満月壺は、どこか宇宙を彷彿とさせる。遠くからみると吸い込まれそうなほど漆黒の重みがある。近づいて見ると、光の届かない月面の裏側や、凍った雪の表面のような凹凸があり、力強い作品に仕上がった。仮称として黒磁（こくじ）満月壺と呼んだ。</p>



<p>「静と動」「始まりと終わり」を、黒で出す引き算と白で出す引き算の対比が、現代アートとして象徴的に表現された。従来、満月を思わせる伝統的な形状と乳白色が特徴の満月壺の表現を拡張させることに成功した。</p>



<p>他のどの白磁とも違う、チェ・ジェホさんが生み出す「チェ・ジェホの白磁」は朝鮮が紡いだモノづくりの情熱とそれを新たな時代の表現に昇華させたハイブリッドな存在感で手に取る人の心をなぜか温かくする。</p>



<p>「白磁には色気が無いと魅力がない」とチェ・ジェホさんは語るが、確かにえもしれぬ妖艶さを秘めた温かさの沼にはまっていく。近づけば近づくほど表情を変える壺の魅力は作家チェ・ジェホの人柄を映し出しているようだ。これからも朝鮮白磁の魅力をチェ・ジェホ流の白と質感で表現し続けていく。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/35951/">朝鮮白磁の美しさを日本から発信する山口県の陶芸家 チェ・ジェホ（崔在皓）さん/山口県周南市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>挑戦が生んだオリジナル白磁「白妙磁」ーー有田焼・晩香窯六代目　庄村久喜さん／佐賀県有田町</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/32755/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 15 Sep 2020 08:25:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[有田町]]></category>
		<category><![CDATA[有田焼]]></category>
		<category><![CDATA[晩香窯]]></category>
		<category><![CDATA[やきもの]]></category>
		<category><![CDATA[焼き物]]></category>
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		<category><![CDATA[佐賀県]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2020/05/main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>晩香窯で生まれる有田焼・白磁「白妙磁」 1600年代初期、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に日本に同行した陶工が有田の地で白磁鉱を見つけたことが佐賀県名物・有田焼の始まりだという。いまでも有田町を訪れると、たくさんの窯の煙突が並び [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/32755/">挑戦が生んだオリジナル白磁「白妙磁」ーー有田焼・晩香窯六代目　庄村久喜さん／佐賀県有田町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2020/05/main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">晩香窯で生まれる有田焼・白磁「白妙磁」</h2>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">1600年代初期、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に日本に同行した陶工が有田の地で白磁鉱を見つけたことが佐賀県名物・有田焼の始まりだという。</span>いまでも有田町を訪れると、たくさんの窯の煙突が並び、ゴールデンウィークに開催される「有田陶器市」には、100万人を超える観光客が訪れる。<a href="https://www.bankougama.com/" target="_blank" rel="noopener" title="晩香窯">晩香窯</a>の窯元として有田焼を作る六代目・庄村久喜さんは、独自の感性と手法で新しい時代の白磁、有田焼を追求している。</p>



<figure class="wp-block-image is-resized"><img decoding="async" src="https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/seisansha_comment_12.jpg?v=1599819522" alt="晩香窯　6代目" style="width:630px;height:420px"/></figure>



<p>「白磁といってもその白の中に濃淡があります。白の中の白、白の彩りを見せていきたい」<br>一般的な有田焼の特徴は、白い磁肌と呉須 (藍色の顔料) で描いた染付け、ガラス質の上絵具を用いた華やかな赤絵があるのが特徴だ。しかし庄村さんが独自の感性と手法により編み出したオリジナルの白磁「白妙磁」は、伝統的な有田焼とはまるで別物。マグカップやお皿、湯吞みなど機能性はもちろんのこと、美しくなめらかなシルエット、独自の釉薬を用いたやさしくも華を感じさせるシルクのような色合い。昔ながらの和室はもちろん、現代的な洋室のインテリアにも似合うモダンさを感じさせる。</p>



<figure class="wp-block-image is-resized"><img decoding="async" src="https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/seisansha_pic_12_3.jpg?v=1599819522" alt="挑戦する姿勢を忘れないことが、<br&gt;
伝統を守ることにつながります" style="width:642px;height:360px"/></figure>



<p>「<span class="swl-marker mark_yellow">有田焼の伝統を守りながら、現代の生活に溶け込むような作品を作りたい</span>」</p>



<p>そんなフィロソフィーが作品にそのまま息づいている。地元で生まれ、地元で学び、そして地元で土をこねる。自宅のすぐそばにあるアトリエで彼は作品を作りつづけている。マスキングテープをつかうなど、その技法も独自に編み出したものだ。そこには相当な覚悟が必要なはずだ。だが、庄村さんの作品は、そんな覚悟を感じさせない。有田焼というブランドに頼らない、彼のような作家が生まれることで、秀吉の時代から続く伝統が守られていくのだろう。</p>


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		<title>鋳込みで造るアート 「陶芸家 長江重和」／愛知県瀬戸市</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 22 Oct 2010 08:26:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[陶芸家]]></category>
		<category><![CDATA[アート]]></category>
		<category><![CDATA[焼き物]]></category>
		<category><![CDATA[愛知県]]></category>
		<category><![CDATA[白磁]]></category>
		<category><![CDATA[瀬戸市]]></category>
		<category><![CDATA[陶芸]]></category>
		<category><![CDATA[作陶]]></category>
		<category><![CDATA[磁器]]></category>
		<category><![CDATA[スイス国際磁器トリアンナーレ]]></category>
		<category><![CDATA[鋳込み]]></category>
		<category><![CDATA[陶器]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/05/3574_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>「鋳込み」という手法。 普通、陶芸というと、土をこね、ろくろを回してという姿を想像するかもしれない。しかし、長江さんは「鋳込み」という手法を使う作家。だから作陶の風景も少し違う。 鋳込みとは、石膏で作った型に、珪酸ソーダ [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/3574/">鋳込みで造るアート 「陶芸家 長江重和」／愛知県瀬戸市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/05/3574_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">「鋳込み」という手法。</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/05/3574_img02.jpg" alt=""/></figure></div>


<p>普通、陶芸というと、土をこね、ろくろを回してという姿を想像するかもしれない。しかし、長江さんは「鋳込み」という手法を使う作家。だから作陶の風景も少し違う。 <span class="swl-marker mark_yellow">鋳込みとは、石膏で作った型に、珪酸ソーダなどをまぜて液状にした土を流し込んで成形をする焼物。</span>明治期になってヨーロッパから輸入された技術で、日本陶芸においては比較的新しい技法だ。 手やろくろで成形するものとは違って、ゆがみのない製品を大量に生産することが可能なため、現在では多くの窯に用いられている。長江さんの生家も、もともと鋳込みで器を作っている窯元だった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">変形しやすい特徴を生かす。</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/05/3574_img03.jpg" alt=""/></figure></div>


<p>しかし、長江さんはその大量生産で、薄くてゆがみのないものだけを目指すという姿勢に疑問を抱いた。そこで考えた末、<span class="swl-marker mark_yellow">焼くときに変形しやすいという磁器の特徴をいかし、独特な曲線、薄くて繊細なフォルムの磁器を作り出した。</span>それが、現在の長江さんの作風だ。<span class="swl-marker mark_yellow">作品はスイス国際磁器トリアンナーレで大賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を得ている。</span></p>



<p>アートとしての作品だけでなく、日常で使える器も作り続けている。凛とした姿、涼しげな色彩の白磁は、食卓に置いてあったら、間違いなく目を引く作品ばかり。余分な装飾のない繊細な器は、料理そのものも引き立ててくれそうだ。</p>


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					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_13_54-1.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/38698/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">使い手の生活に寄り添い永く愛される工芸品を。陶芸家･大澤哲哉さん &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">急須で知られる焼き物の一大産地・愛知県常滑市で活動している陶芸家・大澤哲哉さんは、常滑独自の釉薬「チャラ」を使ってかすれたような風合いが特徴の食器などを作ってい&#8230;</span>					</div>
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					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/12/IMG_1751.54-1024x819-1.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/39546/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">伝統と個性の融合で新たな世界を切り開く陶芸家･山口真人さん／愛知県瀬戸市 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">愛知県瀬戸市で活動している作家･山口真人さんは、伝統的な「織部焼」と「琳派」をかけ合わせた「琳派織部」という独自の手法で注目を集めている。窯元に生まれながらも、&#8230;</span>					</div>
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		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/3574/">鋳込みで造るアート 「陶芸家 長江重和」／愛知県瀬戸市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>美しい白磁に深い味わいの絵付け「波佐見焼」／長崎県波佐見町</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 17 Aug 2009 05:30:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[伝統工程品]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/16969_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>約400年前から続く「波佐見焼」 今から約400年前、波佐見町村木の畑ノ原、古皿屋、山似田の三ヶ所に連房式階段状 登窯が築かれ、やきものづくりが始まった。大衆向けの食器として巨大な連房式登窯で多量に生産（江戸後期には染付 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/16969_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">約400年前から続く「波佐見焼」</h2>



<p>今から約400年前、波佐見町村木の畑ノ原、古皿屋、山似田の三ヶ所に連房式階段状 登窯が築かれ、やきものづくりが始まった。<span class="swl-marker mark_yellow">大衆向けの食器として巨大な連房式登窯で多量に生産（江戸後期には染付磁器の生産量は日本一）、手ごろな価格で販売されていたため、全国的に広まったのが波佐見焼。</span></p>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">波佐見焼の特徴は、透けるような白磁の美しさと、呉須（藍色）で絵付けされた｢染付｣の繊細で深い味わい。</span>透かし彫りや編目模様の優雅さは波佐見焼ならではのものだが、庶民の器として誕生し、長い歴史の中で、その時代の人々の暮らしに合わせ、変化・改良され続けている。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/16969_img03.jpg" alt="" class="wp-image-17273" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/16969_img03.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/16969_img03-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">「波佐見焼」本場の工房を訪れる</h2>



<p><span class="swl-marker mark_yellow">波佐見焼で代表的といわれる「くらわんか碗」</span>は、簡単な染付紋様を描いたもので、江戸時代に摂津の淀川沿いの船に、小舟で近づき「餅くらわんか、酒くらわんか」と言って売った商人の言葉から名づけられたとされている。<span class="swl-marker mark_yellow">土もの風の少し粗い素地と簡素な絵柄、手頃な金額で売られた「くらわんか碗」は、たくさんの庶民の人気を得て、磁器碗は高級なものという当時の常識を大きく変えただけでなく、素朴な中にも巧みな雅さがあると一部で熱狂的に愛され、後には他の産地もこれを模造するほどに。</span></p>



<p>今回中田が訪れたのは、中村平三氏の工房。やきものの形づくり、特に轆轤成形を得意とし、約60年にわたる職人生活の中で、技術の習得と研鑽に努めてきた。その卓越した陶技が広く認められ、経済産業大臣表彰、県無形文化財指定を受けている。今日もなお、肥前における轆轤成形第一人者だ。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/16969_img02.jpg" alt="" class="wp-image-17272" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/16969_img02.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/07/16969_img02-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/16969/">美しい白磁に深い味わいの絵付け「波佐見焼」／長崎県波佐見町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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