<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>無農薬栽培 - NIHONMONO</title>
	<atom:link href="https://nihonmono.jp/tag/%e7%84%a1%e8%be%b2%e8%96%ac%e6%a0%bd%e5%9f%b9/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://nihonmono.jp</link>
	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
	<lastBuildDate>Fri, 09 May 2025 06:31:35 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.8.5</generator>

<image>
	<url>https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/06/cropped-favicon-32x32.png</url>
	<title>無農薬栽培 - NIHONMONO</title>
	<link>https://nihonmono.jp</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>無農薬、無肥料にこだわった野菜を作り続ける「おかもファーム」岡本高憲さん／千葉県館山市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/51111/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/51111/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 28 Dec 2024 05:56:53 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
		<category><![CDATA[有機無農薬農業]]></category>
		<category><![CDATA[無農薬栽培]]></category>
		<category><![CDATA[農業]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=51111</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0827.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>有機野菜を育てる動きが全国各地で広まっているなか、「おかもファーム」岡本高憲さんの農法は緑肥以外は畑に何も入れないシンプルなスタイル。自然に恵まれた千葉県館山市の山間地にある9反（約2700坪）の畑で、妻と子どもの家族3 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/51111/">無農薬、無肥料にこだわった野菜を作り続ける「おかもファーム」岡本高憲さん／千葉県館山市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0827.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>有機野菜を育てる動きが全国各地で広まっているなか、「おかもファーム」岡本高憲さんの農法は緑肥以外は畑に何も入れないシンプルなスタイル。自然に恵まれた千葉県館山市の山間地にある9反（約2700坪）の畑で、妻と子どもの家族3人で無農薬、無肥料という自然栽培を行う。「安全で安心、人と生き物の心と体に優しく、大地の力で育つほっこりとした野菜をお届けすること」が使命だという岡本さんに、その想いを聞いた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">日本における有機野菜の先駆地</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0574.jpg" alt="" class="wp-image-51112" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0574.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0574-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0574-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>千葉県の南端の館山市といえば長く続く海岸線、サーフィン、スキューバダイビングなど、海のイメージが先行するが畜産業、また花卉、野菜、果樹の栽培が盛んである。</p>



<p>関東有数の日照時間と一年を通しての温暖な気候、ミネラルを含んだ海風、排水性の高い土地に田畑があることで年間を通して作物の栽培や二毛作ができる。</p>



<p>南房総の三芳地域では約半世紀ほど前から有機農業が始まっている。食べ物に不安を抱いていた首都圏の消費者グループと「安全な食べ物を自分たちの手で生産したい」という志を抱く、この地域の農家が手を組み、当時は不可能と言われていた有機農業に取り組み、安心・安全な農産物の生産を続けている。</p>



<p>農家は生産したものを買い上げてくれることで収入は安定。何十年も継続していることで有機農業は盛んになり、それを耳にした農家を志す新規参入者が、この地に増えている。言わば日本国内における有機農業の先駆地でもあるのだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">農業経験ゼロからのスタート。17年目の現在地</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0746.jpg" alt="" class="wp-image-51113" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0746.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0746-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0746-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>「おかもファーム」代表の岡本高憲（おかもとたかのり）さんは30歳を前に「農業をやりたい！」と一念発起。実家も農家という訳ではなく、農業の経験も知識もゼロで、あるのは強い決意だけだった。</p>



<p>館山で生まれ育った岡本さんは、東京の専門学校を卒業後、農林水産省に就職し、10年間勤め、いざ農業の道へ進むと、有機農業や農業経営について学ぶため高知県と地元NPO法人が共同事業として運営する有機農業技術と次世代の農業担い手を育成する「土佐自然塾」へ入塾。<s>で</s>有機農業や経営について学ぶ。そして故郷の館山で土地を探し、人から人への縁があり理想とする土地に出会い「無農薬、無肥料」の手法にチャレンジ。「安定していた公務員時代に比べたら、だいぶ収入の面は減っていますが、毎日自然と向き合いながら、自分の好きなことができているので非常に満足度が高いです」と完全に土の力のみで野菜を育て17年目となる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">無農薬、無肥料で土壌の健康を生かす</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0673.jpg" alt="" class="wp-image-51114" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0673.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0673-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0673-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>元々、野菜好きの岡本さんは「どうせなら他の人が、やっていない方法でチャレンジしてみよう」と自然農法に近い野菜作りを、就農1年目から取り組んだ。無農薬で化学肥料を使わないため土壌や水質など環境への負荷が少なく、有機肥料も使わないため、それらを仕入れる経費もかからない。一番のメリットは野菜本来の味を楽しむことができるが、当初は一定の収穫量を得るのに時間がかかったという。試行錯誤をしながら、土の力を信じてここまでたどり着いた。大変なチャレンジだったと想像するが、柔和な笑顔でこう答える。</p>



<p>「毎日の農作業に必死でしたが、やっていることが楽しくて苦労は感じませんでした」</p>



<h3 class="wp-block-heading">畑で採れたものは、また畑に返すという考え方</h3>



<p>土の力に頼るなか、植物そのものを肥料として利用する緑肥を行う。マメ科植物を畑のあちこちに植えることで根粒菌（こんりゅうきん）が持つ作用を発揮させている。<s><br></s>この根粒菌は、土壌にいる微生物のことで、マメ科植物の根に根粒と呼ばれる小さなコブを大量に作り、空気中の窒素を植物が利用できるアンモニアやアミノ酸に変え植物に提供する働きをする。いわば自然の肥料工場のような働きをする一方で、根粒菌は植物の根からエネルギーとなる糖をもらうことで、窒素成分の少ない土壌でも野菜作りにプラス影響を与える。</p>



<p>また、岡本さんは収穫時期が過ぎた作物を細かく砕いて畑の土に返す。雑草の管理が課題としながらも、その雑草も細かく砕き畑の土へと返している。「畑の中でできたものを土に返す。その繰り返しで農作物のできが良くなりました」と岡本さん。１枚の畑でも日当たりの良い場所、悪い場所、水捌けが良い場所、悪い場所、緑肥の配置など特性もそれぞれだが岡本さんの言葉を借りるならば「畑をデザイン」しているのだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">生産者と消費者、お互いに顔の見える関係</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0554.jpg" alt="" class="wp-image-51115" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0554.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0554-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0554-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>無農薬、無肥料は自然の力を最大限に生かす方法だが水は雨水のみ。この土地は、ほどよく湿り気があり、雨が降っても水分の抜けがいい。粘土質でもなく乾燥もしていない。1ヶ月、雨が降らない時でも作物は枯れないとのこと。土の状態は格段に良いのだ。</p>



<p>岡本さんは試行錯誤を続けるなか、この畑の土に、合う野菜、合わない野菜も分かり、現在はナス、ピーマン、オクラ、空芯菜、モロヘイヤ、ゴウヤ、ジャガイモ、ニンニクなど、約50種類ほどの野菜を生産。同じ品種を作ることで起きる連作障害も多品種を作ることでリスクヘッジへの有効な手段となっている。</p>



<p>また「おかもファーム」で収穫されるものは、野菜本来の味が濃く風味と甘みも強い。岡本さんは「肥料を使っていないからこそ、野菜本来の味が出ていると思いますし、同じ農法でも作り手や土によって味は変わると思います。おかもファームの味が出ているのではないでしょうか（笑）」と笑顔で話した。また野菜そのもののできも年々、良くなっているという。</p>



<p>一方で、売り先を開拓することは簡単ではなかった。当初は「おかもファーム」の連絡先が記載されているラベルを貼って直売所で販売。また地域の行事やイベントにも積極的に参加し、チラシ配布やネットワーク作りを行い顧客を少しずつ開拓していった。</p>



<p>「おかもファーム」で採れる旬の野菜は口コミで広がり、今では季節の野菜数種類が入った“おまかせセット”として販売し好評を得ている。そして取引先は約40軒にまで増え、岡本さん自らがハンドルを握り自宅配送や宅配などで首都圏の顧客に新鮮野菜を届けるのだ。</p>



<p>ちなみに岡本さんの野菜を購入するには、たったひとつのルールがある。それは「おかもファーム」の畑に足を運んでもらい、ありのまま野菜作りを知ってもらうこと。</p>



<p>「実際に畑に来てもらい、この畑の状態を知ってもらいたいですし、私という人柄を含めて知ってもらう。お互いがお互いを知る、顔の見える関係でいたいと思っています」</p>



<h2 class="wp-block-heading">地産地消</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0602.jpg" alt="" class="wp-image-51116" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0602.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0602-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0602-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>販路を大きく広げるならば首都圏にターゲットを絞る手段もあるが、「なるべく地元で作られた食材を地元の人に食べて欲しい、それが体にも一番良いと思っているので」という岡本さんの願いがある。</p>



<p>地域で生産したものを地域で消費する。その土地ならではの旬な食材を新鮮な状態で楽しみ、地域農業の活性化や食料自給率の向上につながるメリットがある。地域で生産されたものが、地域内で消費され地域の経済循環にもつながっていく。</p>



<p>千葉県では県内全域の取り組みとして、千産千消と名付け「ちばの恵みを取り入れたバランスのよい食生活の実践による生涯健康で心豊かな人づくり」を基本目標に掲げて地産地消を推進。毎年11月には「千産千消」デーが設定されている。</p>



<p>また、岡本さんは、近くの保育園に新鮮なジャガイモを寄付。それを給食の時間に提供してもらうことで、地元で採れた食材に興味をもってもらうための活動も行っている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">土と野菜、そして人と人がつながっていく</h2>



<p>2012年に安房農業事務所が開催したセミナーに集まった個々の生産者が情報交換や勉強会を開き、親交を深めたことから発足したのが「南房総オーガニック」だ。グループの初代会長を務めた岡本さんを筆頭に、この地域で化学合成農薬や化学肥料不使用にこだわり、野菜や米、果物の栽培に取り組む若手6農園によって構成される。</p>



<p>現在、「南房総オーガニック」は毎月第1日曜日に館山市内の館山パイオニアファームにて「日曜マルシェ」を開催。農作物の直売や加工品、農作物の栽培相談など顔の見える関係を大事にしながら地元消費者と交流をする場ともなっており、好評を得ているとのこと。</p>



<p>また将来、農家として独立したい人を研修生として募集し、各農園を周りながら独自の経営スタイルや有機農業を、見て、聞いて、学び、南房総の地で一緒に有機農業を盛り上げていける仲間作りも推し進めている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0648.jpg" alt="" class="wp-image-51117" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0648.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0648-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/OkamoFARM_DSC0648-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>食べてくれる人の笑顔を増やし、喜んでもらえること。それが今後の目標なのだそうだ。</p>



<p>「与えられる人になりたいですね。与えることで周りの人に喜んで欲しいですし、それがいつか自分に返ってくる。自分の農園を大きくすることにもつながると思っています」</p>



<p>就農を応援しながら、土と野菜作りで人と人がつながる。有機農業を通じての地産地消の輪が、ここ「おかもファーム」から広がっていく。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/51111/">無農薬、無肥料にこだわった野菜を作り続ける「おかもファーム」岡本高憲さん／千葉県館山市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/51111/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>いすみの里と海、人が繋がり合う「Farmあき」青木昭子さん／千葉県いすみ市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/50951/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/50951/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 13 Dec 2024 08:53:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[農業]]></category>
		<category><![CDATA[無農薬栽培]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=50951</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2577.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>「Farrmあき」の青木昭子（あきこ）さんは外房と呼ばれる太平洋に面した地域で、野菜やエディブルフラワーなどを無農薬・無化学肥料で栽培する若手農家。環境保全型農業を推進している自治体として全国から視線を浴びるいすみ市にお [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/50951/">いすみの里と海、人が繋がり合う「Farmあき」青木昭子さん／千葉県いすみ市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2577.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>「Farrmあき」の青木昭子（あきこ）さんは外房と呼ばれる太平洋に面した地域で、野菜やエディブルフラワーなどを無農薬・無化学肥料で栽培する若手農家。環境保全型農業を推進している自治体として全国から視線を浴びるいすみ市において、地域を代表する農家の一人である。その青木さんが目指す農業のあり方とは。</p>



<h2 class="wp-block-heading">野菜や花の魅力をありのままに表現できる農業へ</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC1871.jpg" alt="" class="wp-image-50952" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC1871.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC1871-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC1871-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>近年、サーフィンのメッカとしてサーファーから注目を浴びる千葉県いすみ市は、太平洋の沖合で親潮と黒潮が交わる好漁場を抱えていることから、古くから漁業が盛んである。また、器械根（きかいね）と呼ばれる岩礁地帯にはカジメに代表される海藻が広がり、伊勢海老やアワビ、タコ、サザエなどの一大生息地となっている。</p>



<p>そんな海藻の森に注いでいるのが、県内有数の流域面積を誇る夷隅川（いすみがわ）。内陸部で蛇行を繰り返す特異な流路をなしているため、いすみの平野部に肥沃な土壌をもたらしているといわれている。粘土質の土壌は良質な米を育み、農薬や化学肥料を使わず栽培したコシヒカリを「いすみっこ」としてブランド化。現在、市内学校給食に使う米の全量がこのいすみっこになっている。</p>



<p>さらに、いすみ市独自で野菜の認証制度を導入したり、ガストロノミーツーリズムという新たな食と観光のあり方を提案するなど、暮らしと生業（なりわい）の視点から地域の食と産業を支えつつ、いすみの多彩な食の豊かさを外に向けて発信している。早くから地方移住を推進する団体が活動していたこともあり、一般的な慣行農法とは異なる独自の農業スタイルで就農する若い人材が増えているのが特徴で、県外からの視線は今もなお熱い。</p>



<p>そんないすみ市で、里と海それぞれの豊かさを繋ぎながら野菜を作る人がいる。それが「Farmあき」の青木昭子さんである。</p>



<h3 class="wp-block-heading">いすみに注目するシェフたちとの交流 </h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2316.jpg" alt="" class="wp-image-50953" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2316.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2316-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2316-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>「いすみは農業も漁業も盛んで、食材がとても豊富な場所。遠くからでも料理人の方たちが、よく食材を探しに来てくれます」。そう話す青木さんの言葉から、いすみの食に関するポテンシャルの高さが滲み出る。</p>



<p>Farmあきでは無農薬、無化学肥料により野菜やハーブ、エディブルフラワーなどを少量多品目で露地栽培。例えばナスを挙げてみれば「細長いヒモナス（ヘビナス）はざっくり切ってカレーや麻婆ナスに。皮のパリッとした感じと、中のトロッとした感じのコントラストが楽しめます。ミニゼブラナスはオリーブオイルで炒めるとおいしい。タイナス（マクアポ）はタイのグリーンカレーに入ってる小さいナスですね」といった具合に品種だけでなく、その調理法までもが青木さんの口から飛び出す。それは畑と、ここを訪ねて来たシェフたちと、対話を重ねてきた賜物だ。</p>



<p>青木さんは基本、一人で営農。市内にある直売所「ごじゃ箱」に出荷しつつ、北は北海道から南は福岡まで、全国各地のレストランや料理人のもとに発送している。Farmあきの畑にやって来たシェフたちは、独特な畑の雰囲気を目の当たりにしインスピレーションを得て帰っていくという。特に地元のシェフとの結びつきは強く、現在外房地域を代表するオーベルジュとして機能する「五氣里-itsukiri-」にも野菜を提供している。</p>



<h3 class="wp-block-heading">自然が好きだからこそ、もっと素直に伝えたい </h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC1884.jpg" alt="" class="wp-image-50954" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC1884.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC1884-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC1884-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>実家はいすみで代々続く農家で、幼少期から自然が大好きだったと青木さんは振り返る。高校卒業後は農業大学校に進学。自然相手に自分らしくできる仕事とは何かと考えた時、農業という道が浮かんだからだ。</p>



<p>その後、慣行農法で果樹を栽培する農業法人に就職したものの、もっと自由に、ありのままに食の魅力を伝えたいという気持ちが抑えきれず独立。自然の中で様々な野菜や花々に親しんできた青木さんにとって「いつでも好きな時に好きな部位を食べられること」がその魅力を伝える最善の方法だったからだ。農薬をかけた時、食べられない部位、出荷できないタイミングが生じてしまうと考えた青木さんは、実家の畑を借りる形で無農薬、無化学肥料による農業をスタートさせた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">畑といすみの自然、そして人が繋がり合う</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2490.jpg" alt="" class="wp-image-50955" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2490.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2490-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2490-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>無農薬栽培というやり方を起点に営農方針を決めるのではなく、自分が考える作物の魅力の伝え方があるから無農薬栽培になった。農法はあくまでも結果論だ。肥料に関してもまったく同様。「化学肥料を使わない理由は、いすみに肥料があるから」と青木さんは言い切る。</p>



<p>実は青木さん、地元の漁師に「魚をあげるから」と誘われたことをきっかけに、伊勢海老漁の手伝いもこなしている。海から引き上げた海老網には、伊勢海老と一緒にカジメなどの海藻が絡みついてくる。これらは漁師にとっては捨てなければならないやっかいもの。だが、青木さんが働いてる漁船の漁師がたまたま農業の経験もあり、海藻が畑の肥料になる知恵を持っていた。そんな出会いがあり、肥料として海藻を使うようになったのだ。</p>



<p>採ってきた海藻は畑の土に干すように広げ、すき込んでいく。ミネラル分の供給にも役立ち、現在は肥料の主軸として重点的に使っているという。夷隅川が大地の養分を海に注ぎ、逆に海の恵みをこうして畑に活用する。「私の中でいすみの海と里は繋がっているイメージ」と青木さんは話す。</p>



<p>また、近所にある乗馬クラブから堆肥用に馬糞を提供してもらい、実家の田んぼから出る米糠も肥料として活用。地域で出る様々な副産物を肥料にする方がコストがかからず、距離的にも遠くで作られたものを使わなくても済む。地元で取れる肥料を自分の畑にまき、野菜を育て、出荷しているいすみ市内のレストランで食べてもらう。青木さんにとってこうした地域循環が「しっくりくる」のだという。</p>



<h3 class="wp-block-heading">種や食材を融通し合う地域付き合い</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2308.jpg" alt="" class="wp-image-50956" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2308.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2308-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/12/DSC2308-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>季節の微妙な移ろいを食べてくれる人に知ってほしいと、露地栽培をする青木さん。だが、昨今の高温が続く気候の影響をかんがみて、沖縄や東南アジアといった南国系の高温多湿に強い野菜へと品種を変えてきている。「前提としておいしいこと。そのうえで、この土地や気候に合っていること。全部兼ね備えたものが、お客さんの前に出せるいいお野菜だと思っています」。</p>



<p>そんな青木さんが畑にいて一番嬉しい時は、収穫よりも種まきをしている時。それは「未来に繋がった気がして心が安らぐ」からだ。その種は自家採取するほか、地域内の農家同士でコミュニティができあがっているため、様々な種を交換し合うことができる。</p>



<p>いすみ市とその周辺地域では、農家同士や肥料を通じた人の繋がりにとどまらず、チーズ工房や養蜂家など、ジャンルを超えた多彩な生産者と「ご近所付き合い」のような関係性が築かれており、地域内のマルシェも盛んだ。その繋がりの縁で野菜の出荷先を紹介してもらうこともある。</p>



<p>さらにその人間関係のなかで、ほぼ自給自足の暮らしが実現できているという。海の漁師から魚を、里の猟師からジビエ肉、養蜂家からハチミツをもらい、逆に自分で作った野菜や菓子、労働でお返しする。「この里と海、川、そして人が全部が繋がってる。畑はすごく小さい世界なんですけど、全部が繋がってる感覚なんです」。ちいさなひと粒の種、海の中で揺れる海藻から始まる、地域の結びつき。青木さんはその結びつきをさらに強く、多様なものにして、未来へ食を繋いでいきたいと願っている。そうすることが、地域の豊かさに繋がると信じているからだ。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/50951/">いすみの里と海、人が繋がり合う「Farmあき」青木昭子さん／千葉県いすみ市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/50951/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ふるさとの恵みの土と熟成を重ねて生まれた「みよい農園」の日本一甘い有機カボチャ「くりりん」/北海道森町</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/34093/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/34093/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 20 Dec 2022 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[無農薬]]></category>
		<category><![CDATA[有機栽培]]></category>
		<category><![CDATA[北海道]]></category>
		<category><![CDATA[森町]]></category>
		<category><![CDATA[くりりん]]></category>
		<category><![CDATA[かぼちゃ]]></category>
		<category><![CDATA[有機かぼちゃ]]></category>
		<category><![CDATA[無農薬栽培]]></category>
		<category><![CDATA[野菜]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=34093</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/main-5.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>ひときわ甘い有機カボチャ「くりりん」をつくる農家が北海道・道南エリアの森町にあるという。そんな特別なカボチャを手がけるのが無農薬・有機栽培を究めるみよい農園の明井清治さん。レストランや菓子店からも絶大な人気を誇る、安心・ [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/34093/">ふるさとの恵みの土と熟成を重ねて生まれた「みよい農園」の日本一甘い有機カボチャ「くりりん」/北海道森町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/main-5.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>ひときわ甘い有機カボチャ「くりりん」をつくる農家が北海道・道南エリアの森町にあるという。そんな特別なカボチャを手がけるのが無農薬・有機栽培を究めるみよい農園の明井清治さん。レストランや菓子店からも絶大な人気を誇る、安心・安全はあたりまえ。こだわりぬいたカボチャづくりのこれまでについて伺った。</p>



<h3 class="wp-block-heading">海と山の恵みを享受する豊かな「食」のまち</h3>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/2022/12/kiji1-5.jpg" alt="" class="wp-image-31997"/></figure></div>


<p> </p>



<p>札幌市からは約4時間、函館市からは約1時間に位置し、<strong>渡島半島の内浦湾</strong>と<strong>駒ケ岳</strong>に接する道南の自然豊かなエリアにある森町。そもそもは森町・砂原町の2つが合併して誕生した町で、古（いにしえ）より農業と漁業がさかんに行われてきた。かつては水産資源の一つであるニシンを求め、周辺エリアからも出稼ぎに訪れる漁民がたえなかったという。現在はカキやホタテの養殖業も行われ、ご当地グルメの<strong>「イカめし」</strong>と共に同町を代表する名物だ。</p>



<p>森町はまた、美味しい農産物の宝庫でもある。以前はスイカやメロンの一大産地として知られ、米や豆類をはじめさまざまな農産物が生産されてきた。中でもカボチャに関しては随一で、<strong>「みやこ南瓜（カボチャ）」では日本一</strong>の産地の称号を手にしている。この地で栗のように甘く厚い果肉を持つとっておきのカボチャ、<strong>「くりりん」</strong>を育てているのがみよい農園である。その作付面積は東京ドーム8個分にも及ぶ広大さだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">早くから無農薬・有機栽培を目指す</h3>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji2-5.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>みよい農園でカボチャづくりを営むのは2代目の明井清治さん。スイカやメロンづくりを手がけてきた先代の父から農園を受け継いだのは20歳の頃。ちょうど45年前のことだ。有機栽培という言葉さえなかった時代だったが<strong>「安心、安全なこれまでにない野菜作りを」</strong>との思いから、まずは<strong>無農薬栽培</strong>に着手したという。それは病虫害との戦いの歴史でもあった。</p>



<p>作物の成長を促進する化学肥料を使えば、手間なく野菜を育てられるが、病気にもなりやすい。そこで明井さんは思い切って、無化学肥料栽培に舵を切った。食への関心が高まり、現在ではさまざまな人が手がけている有機栽培だが、「当時は参考になる農法も見当たらず、手探りで進むしかなかった」と話す。</p>



<h3 class="wp-block-heading">生態系を生かした土作りにこだわり続けて</h3>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji3-5.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>そこで明井さんは、無農薬で生産していると聞けば、どこにでも飛んで出かけた。その先で、どんな生産者も口を揃えるのが<strong>「土作り」の大切さ</strong>だった。無農薬であれば牛糞や鶏糞を用いる畜糞堆肥しかないのだと。しかし土作りを一から教えてくれる人はどこにもおらず、明井さんの疑問は深まった。自らの住む森町には、手を加えずとも豊かな自然が存在する。森で散った葉は土の上に降り積もり、微生物に分解され腐葉土なり、さらに栄養として蓄えられ、木々がまた栄養を吸収し…そして溶け込んだミネラルが海へと流れる。生態系では自然にそんな営みのサイクルがあるのだから、循環を畑の土にも取り入れられるはずだと。思い起こせば、ふるさとの内浦湾は別名<strong>噴火湾</strong>とも呼ばれ、ミネラルは海にあったものだと考えた明井さんはホタテ貝を養殖する際に貝に付着する海藻やフジツボ等の付着物をミネラル分として畑の土にしようとひらめく。さらなる試行錯誤を経て、<strong>海のミネラルの堆肥化</strong>に取り組んでいく。</p>



<h3 class="wp-block-heading">新しいカボチャ「くりりん」との出会い</h3>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji4-5.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>火山灰の土地である森町は、先述のようにスイカやメロンの栽培がさかんなエリアだった。一方で他の産地との競合もあり、新たに目玉となる作物が求められていた。森町は年平均気温7〜8℃、一番寒い2月でも－7℃ほど。冬場－15℃を記録する場所がある北海道の中でも比較的温暖な土地だが、昼夜の寒暖差は大きい。<strong>カボチャや芋類は昼夜の寒暖差があればあるほど、デンプン質をスピーディーに糖度に変える</strong>ため、<strong>とても甘くなる</strong>。森町はもともとが甘いカボチャ栽培に適した土地なのだ。</p>



<p>明井さんは土作りと同じように、自分たちの畑に合った品種探しにもこだわった。地域の名産「みやこ南瓜」も美味しい品種だが、天候条件で花茎が変わるなど栽培に工夫が不可欠となる。他にはない付加価値を持ったカボチャを探していたところ、実験的に販売されていた品種「くりりん」と出会う。<strong>厚い果肉、食欲をそそる濃い黄色、ホクホクした食味、驚くほどの甘さ</strong>。これまで見てきたどの品種とも違う、「このかぼちゃを育ててみたい」と明井さんは思った。それからは種苗会社と協力し「くりりん」の試作を重ね、今では農園で生産するカボチャの100％を占めるまでになっている。</p>



<h3 class="wp-block-heading">熟成によりギネス級の高糖度を実現</h3>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji5-5.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>みよい農園は広大な畑の他、熟成庫と加工場も有する。ビニールハウス3棟からなる熟成庫では、8〜9月に収穫したカボチャの糖化を早めるため、最高50℃まで庫内の温度を上げて寒暖差を作り出している。</p>



<p>北海道ならではの貯蔵方法として「越冬キャベツ」や「越冬じゃがいも」など、低温下で野菜自身が凍結から身を守ろうと糖度を上げる作用を利用した熟成方法はよく知られているが、みよい農園ではカボチャの収穫時期に自然の寒暖差がさほど見込めない為、こうして人工的な温度差を作り出し熟成させる方法を編み出したのだ。</p>



<p>もちろん、カボチャに含まれるデンプン量が多くないといくら熟成させても甘くはならないので、実にしっかりデンプンを蓄えたカボチャを作り上げるのが生産者の腕の見せどころである。</p>



<p>「夜間の最低気温が25℃であっても、50℃の熟成庫に保管すれば温度差を広げられる」と明井さん。ここに2週間貯蔵することでデンプンが糖分に素早く変化し、水分も抜けて「くりりん」の甘みは一層凝縮するという。加工場では収穫後にカボチャペーストを作っている。</p>



<p>明井さんによれば、「くりりん」は甘いだけでなく、渋味となるアク、つまり硝酸がない。そのため一般的なパンプキンスイーツに使われる<strong>シナモンなど香料は不要</strong>であり、カボチャそのものの甘みが楽しめるという。全国の有名菓子店がこぞってみよい農園の「くりりん」を使うのも納得できる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">無農薬・有機栽培を新たな担い手へとつなぐ</h3>



<p>人間が生きていく上で「食べるもの」と「エネルギー」は不可欠だと話す明井さん。世界的な干ばつなど異常気象はもはや農業だけの課題にとどまらないともいう。食料のほとんどを輸入に依存し、自給率が低い日本では、家畜の餌となるトウモロコシも海外から入手しているのが現状だ。「化学肥料の原料もすべて海外に依存しているんです。このままだと単なる値上げの問題だけでなく物資、<strong>『食べるもの』がなくなってしまう</strong>」と危機感をあらわにする。</p>



<p>その意味でも明井さんは、ふるさとである北海道の果たす役割は大きいと考えている。北海道にある自然の営みに感謝し、この環境を維持すべく奮闘し続けたいという。さらには自然のサイクルはそのままに、微生物で土を作る微生物応報など、<strong>循環型の持続可能な農業の技術を後進に伝える</strong>ことも自分に課せられた役割だと。</p>



<p>実際、明井さんのもとにはさまざまな農家がアドバイスを求めて集ってくる。カボチャに限らず、レタスやアスパラまで幅広く「食べるもの」の未来を考える農家が多く、若い世代も少なくない。「まったく農業経験のない若い人は特に研究熱心。例えば檜山郡で無農薬・有機栽培のアスパラ農家を営む長谷川博紀君（アスパラ専門農家ジェットファーム代表）もそう。学ぶ姿勢がまっすぐで、考え方が柔軟だから教えたことをすぐに吸収してくれるんです。その結果が彼のつくるアスパラに表れている。すごくおいしいアスパラに」</p>



<h3 class="wp-block-heading">誰もが安心して口にできる農作物を全国へ届けたい</h3>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji6-5.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>特産農作物をただ作り続ければいい時代は終わりつつある。</p>



<p>有機栽培による「食の安全・安心」、どの品種よりも甘くておいしい「品質」。早い段階でこの2点の重要性に気づいた明井さんは、まさに先見の明に長けていたと言えるだろう。</p>



<p>「無農薬栽培に着手してから30年以上もがき続けて、ようやくかぼちゃの品質が理想形にたどり着きました。年に一度、専門機関で『くりりん』の成分分析を行っているのですが、うちのカボチャは硝酸イオンがほとんど残ってなくて、抗酸化力が飛び抜けて高いんです」</p>



<p>硝酸イオンは自然界のどこにでも存在して野菜の育成には不可欠な化合物だが、人体に取り入れると亜硫酸に変化し中毒症状を起こすことがあり、特に乳幼児やお年寄りの過剰摂取は控えた方が良いとされている。抗酸化力とはご存じの通り、疲労や老化の原因につながる活性酸素の働きを抑制・除去する力のことだ。「くりりん」はおいしいばかりか人の体にいい農作物ということが、データでも裏付けされているのである。</p>



<p>「食の安心・安全を求める消費者の声は高まる一方」と明井さんは言う。</p>



<p>環境や健康に配慮した有機農業は、これからの日本の食を支える柱のひとつとなるだろう。自分だけでなく、誰かの大切な人たちまでもが安心して口にできる農作物を多くの人に届けたいと、自らの技術を惜しみなく後進たちに伝える明井さんの姿に、日本の農業の明るい未来が見えた気がした。  </p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/34093/">ふるさとの恵みの土と熟成を重ねて生まれた「みよい農園」の日本一甘い有機カボチャ「くりりん」/北海道森町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/34093/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>日本最古の茶産地で、無農薬栽培に挑む「かたぎ古香園」/滋賀県甲賀市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/33860/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/33860/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 24 Nov 2022 02:27:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[高級銘茶]]></category>
		<category><![CDATA[茶]]></category>
		<category><![CDATA[茶業]]></category>
		<category><![CDATA[朝宮]]></category>
		<category><![CDATA[朝宮茶]]></category>
		<category><![CDATA[茶畑]]></category>
		<category><![CDATA[滋賀県]]></category>
		<category><![CDATA[甲賀市]]></category>
		<category><![CDATA[無農薬栽培]]></category>
		<category><![CDATA[かたぎ古香園]]></category>
		<category><![CDATA[茶産地]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=33860</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/katagi-05-1-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>滋賀県甲賀市信楽町にある「朝宮茶　かたぎ古香園」は、日本最古級の歴史を持つ「朝宮茶」を生産する老舗の茶園です。植物性有機肥料のみを使用した完全無農薬栽培や手作業を貫き、伝統的な朝宮茶が本来持つしっかりした旨みと香りを生か [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/33860/">日本最古の茶産地で、無農薬栽培に挑む「かたぎ古香園」/滋賀県甲賀市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/katagi-05-1-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>滋賀県甲賀市信楽町にある「朝宮茶　かたぎ古香園」は、</strong><br><strong>日本最古級の歴史を持つ「朝宮茶」を生産する老舗の茶園です。<br>植物性有機肥料のみを使用した完全無農薬栽培や手作業を貫き、<br>伝統的な朝宮茶が本来持つしっかりした旨みと香りを生かした、</strong><br><strong>体への負担の少ない上質なお茶を作り続けています。</strong></p>



<p>日本にお茶が伝わった1200年前より続く茶産地・朝宮は、「信楽焼」で知られる滋賀県南東部、信楽町の山間にある集落だ。朝晩の寒暖差が大きく、独特の香りとまろやかな旨みが特長の良質の茶葉が育つ。この地で代々茶業を営む「かたぎ古香園」は、簡単ではないお茶の無農薬栽培に挑み、世界に通用する朝宮茶を目指す。</p>



<h2 class="wp-block-heading">1200年前から続く高級銘茶の産地・朝宮</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/2022/11/kiji1-10.jpg" alt="" class="wp-image-31997" style="width:825px;height:550px"/></figure></div>


<p>今から1200年前、のちに天台宗の開祖となる最澄が中国から持ち帰ったお茶の種を、比叡山延暦寺の麓に植えたのが日本茶の始まりと言われている。その当時から続く茶産地・朝宮は、琵琶湖の南側、信楽盆地に位置する標高300〜500mの高原地。<strong>朝晩の寒暖差が大きく</strong>、信楽川の谷合いで霧が<strong>発生しやすい</strong>など、お茶づくりに最適な条件を備えている。また、花崗岩（かこうがん）質の地層から湧き出る<strong>良質な水</strong>にも恵まれ、「<strong>香り立つ朝宮茶</strong>」と称される高級銘茶として、歴代天皇にも献上されてきた。</p>



<h3 class="wp-block-heading">山間に連なる緑ふくよかな茶畑</h3>



<p>陶器店が立ち並ぶ信楽の町中を抜け、朝宮へと車を走らせると、山の斜面に茶畑が姿を現す。この地を訪れた俳人・松尾芭蕉は「木隠れて 茶摘みも聞くや ほととぎす」と詠んだという。これは、春を告げるほととぎすが新芽の出た茶畑に鳴き声を響かせている情景を詠んだものだが、その当時とほとんど変わらない、<strong>美しい茶畑の風景</strong>が心を和ませる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">知る人ぞ知る「朝宮茶」を単一ブランドへ</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji2-10.jpg" alt="" class="wp-image-31999" style="width:825px;height:550px"/></figure></div>


<p>「かたぎ古香園」は、朝宮のなかでも最も高いエリア、標高450～500ｍで代々茶栽培を続けてきた。現在は七代目の<strong>片木隆友さん</strong>が主となり、煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶、碾茶など、各種のお茶を作っている。</p>



<p>朝宮茶は、ひと昔前まではほとんどが宇治へ卸され、他産地の茶とブレンドして高級宇治茶として販売されていたため、一般消費者には全くと言っていいほど知られていなかったという。「せっかく美味しいお茶を作ってるのにそれではもったいないと、祖父と父が各家庭をまわり直販を始めたんです」。片木さんが跡を継いでからは、出店販売やオンライン販売にも力を入れるようになり、いまや名実ともに<strong>朝宮茶を代表する生産者</strong>となった。</p>



<h2 class="wp-block-heading">父から子へ。受け継がれる無農薬へのこだわり</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji3-10.jpg" alt="" class="wp-image-31999" style="width:825px;height:550px"/></figure></div>


<p>「かたぎ古香園」が他の生産者と一線を画すのが<strong>無農薬栽培</strong>。1976年からすべての茶畑で農薬を一切使わず、肥料も極力抑えて茶栽培を続けてきた。「うちの親父がちょっと変わり者でして。顔を合わせて買ってくれるお客さんに、安心して飲めるものを渡さなあかんと、ひとりで無農薬栽培を始めたんです」。</p>



<p>当時の茶産業は、生産量を上げるために、虫食いや病気を予防する農薬を使うのは当たり前。そんな<strong>時代に逆行するような挑戦</strong>だった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">茶葉は洗浄せずに加工するものだから</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji4-11.jpg" alt="" class="wp-image-31999" style="width:825px;height:550px"/></figure></div>


<p>茶葉は、野菜や果物などと違い、畑から収穫した後、<strong>洗わずそのまま加工する</strong>。そして、急須に入れ、お湯を注いで飲む。</p>



<p>「農薬散布をして帰った日は、いつもよりしんどい。この不調は農薬のせいかもしれない。そう思ったら、美味しいと言って買ってくれるお客さんに農薬がついた茶葉を渡せないと思ったんです」。農薬の怖さを実感したことが決め手だった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">お手本もないまま、手探りでスタート</h3>



<p>そこで、お茶の無農薬栽培をしている人を探し訪ねたが、自家用分を少量作っている人はいても、経営として無農薬栽培している人はいなかった。仕方なく手探りで始めることに。どうせやるならと、すべての茶畑で一斉に始めた。</p>



<p>「最初の2～3年は、病気や害虫の影響を受けて、ほとんど収穫できませんでした。周囲の茶農家からも『お茶でなく虫を育てているようなもんだ』と理解してもらえませんでしたが、父は諦めませんでした」。別の仕事もして生計を立てるなど、苦労の連続だったという。</p>



<h3 class="wp-block-heading">3年目にようやく新芽が</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji5-9.jpg" alt="" class="wp-image-31999" style="width:825px;height:550px"/></figure></div>


<p>試行錯誤を重ねた3年目、木から新芽がでるように。「1滴の農薬も散布しなかったおかげで、クモ・カマキリ・テントウムシなどが畑に戻って。木の抵抗力も高まったんでしょうね」。茶畑が一番上だったこと、寒さが厳しくもともと虫が少なかったことなど、無農薬栽培の成功には<strong>地理的要因も影響</strong>したようだ。この年から年々収量も増え、土壌が豊かになっていった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">地道な手作業に想いを込めて</h3>



<p>それから40年以上、農薬は一切使わず、肥料も極力抑え、<strong>人と自然が一体となったお茶づくり</strong>に徹している。</p>



<p>「無農薬栽培で一番大変なのは除草。草が生えすぎると木の栄養分まで草にとられてしまうので、手作業で抜くしかありません」。手作業が多くなったり、思うような収量にならなかったりと無農薬栽培ゆえの苦労は多い。それでも「<strong>お茶は毎日飲んでもらうものだから</strong>」と、安全を追い求め手間を惜しまないのは、片木さんが父から譲り受けた信念だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">弱みを個性に。すっきりとした味わいの朝宮茶</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji6-9.jpg" alt="" class="wp-image-31999" style="width:825px;height:550px"/></figure></div>


<p>厳しい自然環境に鍛えられた茶葉は、お茶本来の味わいが感じられると評判だ。だが、味の評価では、旨み成分を重要視するのがお茶の世界。その旨みに影響を与えるのは化学肥料である。それゆえ、化学肥料を使用しないとどうしても旨みが少ないお茶になってしまう。それについて片木さんは「旨みだけを比較すると化学肥料を使う他の産地に負けるかもしれません。でも、これまでの経験から、菜種油やごま油の搾りかすなどの<strong>植物系の有機肥料</strong>を使うと香りが高くなることがわかったんです。もともと朝宮の在来種は<strong>香りが特長</strong>なんで、より香りを突き詰めていければ」と意欲をみせる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">朝宮茶を次世代へ繋ぐために</h3>



<p>生産者の<strong>高齢化</strong>、飲料の多様化によるお茶の<strong>需要の減少</strong>など、茶業界が抱える課題は多い。それは朝宮でも同様で、現在35軒ほどある茶農家にも若い世代がほとんどいない。</p>



<p>「無農薬栽培に誇りをもつ父の姿を見て、僕は継ぐことを決めました。僕の息子が同じように胸を張って継ぎたいと言ってくれるよう、無農薬栽培だけじゃない、<strong>新しい付加価値を模索</strong>しているところです」。</p>



<h3 class="wp-block-heading">朝宮茶を次世代へ繋ぐために</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji7-8.jpg" alt="" class="wp-image-31999" style="width:825px;height:550px"/></figure></div>


<p>片木さんがいまターゲットにしているのは、滋賀県の姉妹都市・アメリカ合衆国<strong>ミシガン州</strong>。5年前くらいから、現地で販売するようになったという。「ミシガン州では、まだほとんど日本茶が知られてないんです。世界中の人に朝宮茶を届けたい想いはありますが、まずはミシガン州の人に日本茶といえば朝宮茶と言ってもらえるようにしたい」。実際に現地での販売会では「<strong>すっきりしていて飲みやすい</strong>」と好評で、手ごたえを感じている。</p>



<p>いま国内でのお茶の消費量は減少傾向だが、世界的にみれば健康志向の高まりや日本食ブームで、<strong>日本茶が注目</strong>されることが多くなっている。実際に、アメリカ、台湾、ヨーロッパなどへの輸出量は10年間で4倍に増加しているという。朝宮茶も世界に通用する日本茶へ羽ばたく可能性は十分にある。</p>



<p>無農薬栽培へのこだわりは捨てず、品質とブランド力を高める。朝宮茶を次の代、さらにその先へと繋ぐ一手は、片木さんが握っている。日本最古の茶産地で脈々と受け継がれてきた「かたぎ古香園」の挑戦は、この先も続いていく。 </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/118_kao_IMG-6786-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-47780" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/118_kao_IMG-6786-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/118_kao_IMG-6786-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/118_kao_IMG-6786-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/07/118_kao_IMG-6786.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">朝宮茶 かたぎ古香園 代表 片木明さん</figcaption></figure></div>


<p>完全無農薬栽培や丁寧な手作業へのこだわりから大量生産はできませんが、その分体に優しく、より高い品質のお茶を作っていると自負しております。自家用だけでなく、贈答用にもふさわしいお茶です。お茶の木自身が生み出した本来のお茶の旨みを、ぜひ味わってみてください。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/33860/">日本最古の茶産地で、無農薬栽培に挑む「かたぎ古香園」/滋賀県甲賀市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/33860/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
