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	<title>指物 - NIHONMONO</title>
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	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
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	<title>指物 - NIHONMONO</title>
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		<title>指物＋漆で作る漆工の世界。指物師•吉澤良⼀さんの挑戦／群馬県沼田市</title>
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		<pubDate>Mon, 21 Apr 2025 08:05:35 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_803.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>群馬県沼田市で、100年続く指物店の3代目として活躍している吉澤良一さん。指物とは釘や金具を使わずに、木を組み合わせて家具や建具を作る、日本古来の伝統技術のこと。吉澤さんはその指物に漆塗りを組み合わせた“漆工”という世界 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_803.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>群馬県沼田市で、100年続く指物店の3代目として活躍している吉澤良一さん。指物とは釘や金具を使わずに、木を組み合わせて家具や建具を作る、日本古来の伝統技術のこと。吉澤さんはその指物に漆塗りを組み合わせた“漆工”という世界で、人とのつながりを大切にした新しいものづくりに挑戦している。</p>



<h2 class="wp-block-heading">100年続く老舗指物店が挑戦する、新しい作品作り</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_799.jpg" alt="" class="wp-image-52736" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_799.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_799-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_799-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>指物師である吉澤良⼀さんの祖父が、指物を生業とするために、群馬県の北部に位置する沼田市で「吉澤指物店」を約100年前に創業した。2代目である父親の元で指物の技術を学ぶうちに、指物の木目を強調する漆の技術をプラスしようと、18歳で東京･東向島の漆屋で1年間修業。当時は木地（きじ）に生漆（きうるし）を塗って布で拭き取る“拭漆（ふきうるし）”という、指物でよく使われる木目を美しく見せる塗り方で、父親や自分が作った指物に漆を塗っていたという。</p>



<p>お客様から注文をいただき、注文通りに仕上げるというやり方で仕事を行っていた40代前半、2代目である父親が他界する。3代目として店をやっていくにあたり、自分の仕事に対するスタンスを見直そうと思っていた矢先に、東日本大震災が起こる。この震災<s>は</s>で人と人との絆の大切さを目の当たりにした吉澤さんは、今までのお客様との関係を振り返り、これからどんなふうに仕事と向き合い、どんなものづくりをしていきたいのか、自問自答し始めた。</p>



<h3 class="wp-block-heading">既存の指物という枠にとらわれない、自由な発想</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_960.jpg" alt="" class="wp-image-52737" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_960.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_960-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_960-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>「息子が高校3年生の進路面談で、先生から『将来どうしますか？』って聞かれて『指物店を継ぐ』って答えたんです。その一言で、一緒にやってくれるんだと思って。それなら何かいろいろなものを、一緒に楽しみながら残していきたいなって、自分の気持ちが大きく動きました」</p>



<p>お客様との関係を再構築するための仕事を考えていた吉澤さんにとって、子どもの後継ぎ宣言は否が応でも仕事に対する考え方を変えていった。</p>



<p>お得意様の多くが高齢になっていく中で、息子がこの先も良い仕事を続けていけるのか、不安もあったという。息子の未来のために、今まで通りのやり方でお得意様に向けた作品を作る方がいいのか、自分に残された職人人生で自由に作品を作ることが許されるのか。考えた吉澤さんは、自分の未来も息子の未来も一緒に作っていける方法はないかと模索し始める。</p>



<p>そこでたどり着いたのが、関わる人との対話を大切にし、お客様と一緒にアイデアを出し合いながら、一緒に作品を作っていく“過程を重視したものづくり”だった。</p>



<p>伝統的な指物の枠にとらわれず、自由に作品を作るときこそ最も楽しさを感じるという吉澤さん。職人として伝統を守るだけではなく、表現することを楽しむクリエイターへと変化する姿勢が、吉澤指物店の新たな魅力となり、新規の顧客開拓へとつながっていった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">縄文時代からある接着剤、漆の力　Made with Earth</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_796.jpg" alt="" class="wp-image-52738" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_796.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_796-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_796-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>吉澤さんが既存の指物の枠にとらわれず、自由に作品を作るために見直したのが“漆”だ。</p>



<p>「基本的には木に漆を使います。漆にはいろいろなものを有機的につなげるという役目もあり、縄文の頃は接着剤としても使われてきました。そのため思いつくままに、さまざまなものを漆で貼り付けています」</p>



<p>言葉通り、米の籾殻や石の粉、なかには木ではなく、焼き物や鉄に漆を焼き付けたものもある。拭漆だけでなく、漆に顔料を混ぜることでさまざまな色の漆を作る、“色漆”を本格的にスタートさせたのもこの頃だ。</p>



<p>「漆塗りの工芸品は“漆器”と言われることが多いですが、“漆器”というと漆屋さんの仕事になってしまうので、自分では“漆工”と言うようにしています。指物と漆塗り、どちらも同じだけ大切に考えてものづくりをしているので、私の作品は“漆工”と言っています」</p>



<p>指物と漆の出会いは、さまざまな土地のものをつなげて作品となり、その作品を通して人とものがつながっていく。そしてそのつながりは人と人とをつなげ、さらに大きなうねりとなっていく。</p>



<h3 class="wp-block-heading">お客様を絞り、やりたい仕事につなげていく</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_877.jpg" alt="" class="wp-image-52739" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_877.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_877-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_877-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>今、仕事をする上で、“誰と仕事をするか”をすごく絞るようにしているという吉澤さん。そのため国内外の料理人や建築士などと、指物師として提案をしながら一緒に作っていく仕事が増えている。</p>



<p>「これを作ってくださいという依頼先行の仕事ではなく、プロジェクトに参加して、なんかおもしろそうなの作ってくれない？みたいな、そんな仕事が増えています（笑）」</p>



<p>ものを作るにあたってお客様とたくさん会話をし、相⼿の求めているイメージをキャッチして、クリエイティブな発想で形にしていく吉澤さんのものづくりは、ターゲットを絞ったからこそ本当に自分が仕事をしたいと思う人とつながり、ジャンルを超えて広がりを見せている。</p>



<p>「技術や技法を説明するより、なんかおもしろいね、これ誰が作ったの？って言われる仕事の方が自分には合っていて、今そういう仕事ができていることが本当に楽しいです」</p>



<h2 class="wp-block-heading">人との出会いから、クリエイティブな挑戦が始まる</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_807.jpg" alt="" class="wp-image-52740" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_807.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_807-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_807-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>吉澤さんがターゲットを絞って仕事をするようになるきっかけとなった料理人との出会いがある。それはイタリアでミシュランの星を2度獲得している「bistrot64」の能田耕太郎シェフが、食材を探しに利根沼田エリアに来るので案内してほしいと友人に頼まれたことから始まった。</p>



<p>もともと酒と料理と人が大好きで、若い頃から蓄積してきた知識もあった吉澤さん。能田シェフとともに2泊3日で農家を回りながら、利根沼田の農産物を案内して回った。案の定、案内している間中、大いに盛り上がり、ついにはみなかみ町のスキー場で、能田シェフが1日限定のダイニングをするという話になる。そのダイニングで吉澤さんの作品が器として使われ、能田シェフにとても気に入ってもらえたという。</p>



<p>その後も、何か新しいものを一緒に作ろうと話が盛り上がり、能田シェフの銀座資生堂「FARO」の総料理長になった折に料理を提供するのに使う漆工の箱のオーダーを受ける。イタリアと日本の文化が重なり、料理、器、空間が作り出すレストランというクリエイティブな世界。その一端を担う器をどうするか、能田シェフと対話を重ねながらアイデアを出し合い、ふたりだから辿り着ける世界観を考えている時間はとても楽しかったという。</p>



<h3 class="wp-block-heading">やり過ぎないこと、やらな過ぎないこと</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_980.jpg" alt="" class="wp-image-52741" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_980.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_980-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_980-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>能田シェフとの出会いをきっかけに自分のターゲットを狭めたことで、さまざまなジャンルの料理人から相談が来たり、逆に相談に行ったりしながら、料理を彩る器を作る機会が増えている。</p>



<p>「器を製作し使うということは、自分を光らせてはいけないということだと思っています。器には必ず料理があって、料理人のクリエイティブを活かすためには器が出過ぎてはいけない。そこの塩梅が一番大切でとても難しいですね」<br><br>やり過ぎて伝統工芸の技ばかりが目立ち、“ザ･伝統”が前面にくるようなものには、あまりおもしろさを感じない。逆に足らな過ぎても「もう少し、こうしておけば」という後悔が残る。その中間くらいで仕事ができたとき、自分の中では一番しっくりくるという。</p>



<p>「いろいろなジャンルのシェフと仕事をしていて思うのは、私のクライアントのシェフたちは、すごくクリエイティビティが高いことです。洋食のシェフも和食のシェフも自分の様式を理解した上で、何かワクワクするような、新しい自分の表現を求めているんですよね」</p>



<p>ターゲットを狭めつつも本当におもしろい人と出会うために、年に1回、県内外のものづくりの人々を集めて、古い酒蔵で「秋、酒蔵にて」という展示会を開催している。そこでは作品の展示はもちろん、料理人を呼んで日替わりでランチやディナーを作ってもらい、食べることと器を使うことを複合的に見て感じてもらうことで、使い方や使用感を実感してもらっているという。今では星付きとなったシェフたちも変わらず参加してくれています。</p>



<h3 class="wp-block-heading"> 還暦になってやりたいこと</h3>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_902.jpg" alt="" class="wp-image-52742" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_902.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_902-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_902-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>冬場は豪雪地帯として知られる群馬県みなかみ町に、藤原地区というエリアがある。かつてそこで作られていた「藤原盆」という、木製の表面に放射線状の模様をノミで削った盆がある。このエリアにある豊かな木材を冬場の収入につなげようと、江戸時代の中期に始まった工芸品だという。古くは皇室に献上されていた骨董好きな人垂涎の名品も作られていました。</p>



<p>しかし数年前には継承者が亡くなり伝統が途絶えてしまっている。吉澤さんも若かりし日に見たときはその魅力が分からず、古臭い工芸に思えて、だから人気がなくなり衰退してしまったのだと思っていた。しかし40代を過ぎてからは、見る度にかっこいいと思うようになり、還暦を迎えるにあたり復活プロジェクトをスタートさせた。</p>



<p>また、ものづくりをする人は往々にして、一人称を大切にする傾向にあると吉澤さんは感じている。だからこそ二人称三人称で考える機会を作り、他者との関わりからものづくりを捉えて三人称のその先にある、新しいチャレンジについてみんなで考える場を設けている。</p>



<p>「古いものをよく見て、古いものの良さを自分なりにちゃんと解釈していかないと、新しいものはできないのではないかと思っています。今やる人はいないけれど昔あった技法とか、参考になるものがたくさんありますからね」</p>



<p>古いものや伝統的なものも表現方法のひとつとして自分の中に落とし込み、お客様との対話から導き出したイメージに合わせて提案する。自分なりの解釈で表現する“吉澤さんらしさ”には、伝統に裏付けられた確かな技術と現代的なモダンさが、直感的なかっこよさとして同居している。</p>



<h2 class="wp-block-heading">自分を広げてくれる仲間の存在</h2>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_864.jpg" alt="" class="wp-image-52743" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_864.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_864-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2025/04/231212_NIHONMONO_864-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure>



<p>能田シェフとの仕事を皮切りに「食と農」について考え、話す機会が増えたという吉澤さん。新しい出会いがおもしろい人との交流を生み、刺激的なたくさんの人々とつながっていく。そうした人々とプロジェクトを通してたくさん話をすることで、自分の世界を広げてもらっているという。</p>



<p>「歳を取ってくると年下の人と話すときに、年上の役目として、その子の世界をもっと広げてあげるような会話をしたいと思っています。しかし、自分の世界を広げてくれる人がだんだんいなくなっている恐怖があります」</p>



<p>自分の知らない世界をおもしろく語り、視野を広げてくれる人との関わりは、ものを作る人間にとって絶対に必要だという。</p>



<p>伝統的な技術と仲間からの刺激が吉澤さんの中でつながったとき、またひとつ、今までに見たことのないおもしろい作品が生まれるだろう。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/52735/">指物＋漆で作る漆工の世界。指物師•吉澤良⼀さんの挑戦／群馬県沼田市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>木の魅力を引き出すこと「建具師・指物師」菅原伸一さん／岩手県一関市</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 26 Mar 2013 06:00:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>父から家業を継ぐ 今回お話を伺った菅原伸一さんは、建具師（たてぐし）と指物師（さしものし）というふたつの顔を持った方だ。建具師として父である先代から家業を受け継ぎ、寺院では国の重要文化財に指定されている寛永寺旧本坊表門（ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">父から家業を継ぐ</h2>



<p>今回お話を伺った菅原伸一さんは、建具師（たてぐし）と指物師（さしものし）というふたつの顔を持った方だ。建具師として父である先代から家業を受け継ぎ、寺院では国の重要文化財に指定されている寛永寺旧本坊表門（黒門）の修復や、毛越寺の本堂復元では建具を担当した。<br>そして、指物師としては「工房いち乃葉」を立ち上げ、日本工芸会にも発表する箱物や、指物の技術を用いて茶室で使用する風炉先屏風なども制作している。<br>「茶道の先生のお家の建具を作らせていただいたことがあり、それから指物に興味を持つようになりました」と菅原さん。仕事や展覧会で出会った多くの人と話し、古典の様式や様々な美意識に触れることがとても勉強になっているという。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_img01.jpg" alt="" class="wp-image-15186" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_img01.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_img01-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">技術ではなく”素材”を活かす</h2>



<p>天然の秋田杉で作ったという組子細工の夏障子に中田が見入っていると、菅原さんは「若い頃は細かく凝ったデザインのものばかりを作っていました」と話してくれた。そして目が行くのが木の模様。中田が「これは文様をつけたものだと思った」というその模様は、自然が生み出した年輪を活かしていたのだ。<br>「若い頃は、職人としてより複雑な技術を使いたいと思っていた気がします。<span class="swl-marker mark_yellow">でもいまでは素材からものを考えるというふうになりました。だから、どんどんシンプルになっています</span>」と話す。</p>



<h3 class="wp-block-heading">作品に用いられる神代杉とは</h3>



<p>もうひとつ制作途中のお茶箱を見せてもらう。使われている木材は、モミジとイチイ。「これから表面を砥いで仕上げますが、最後の磨きあげには昔から使われている砥草（トクサ）を使います。いまも山に生えている草です」そう言って、お茶箱の表面を砥いで見せてくれた。すると木の表面がしっとりとした艶を帯びるのだった。<br>菅原さんは貴重な神代杉も作品に用いる。<span class="swl-marker mark_yellow">神代杉とは、樹齢数百年と考えられる巨大な杉が地中に埋まったまま数千年経過したもので、偶然掘り出されるときだけ市場に出るため大変貴重な素材だ。</span>年輪を重ね、幾年月も生きてきた木が菅原さんの手によって美しい作品に生まれ変わる。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="288" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_img02.jpg" alt="" class="wp-image-15193" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_img02.jpg 288w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_img02-270x300.jpg 270w" sizes="(max-width: 288px) 100vw, 288px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">組子細工を作ってみる</h2>



<p>工房では組子作りを体験させてもらった。「こういう作業苦手なんです…」と中田がいうと、菅原さんも「実は私も不器用なんですよ」と言う。<br>「<span class="swl-marker mark_yellow">不器用でも、とにかく丁寧に作ろうとすればなんとかなります</span>」と笑う。そして、ひとつひとつの木片を組み合わせ、１枚の組子の板が完成した。<br>これまで数々の仕事をこなし、工芸展など作品を発表してきた菅原さんだが、「これからやりたいことは？」との質問には「まだまだたくさんありますよ」と答える。<br>「やりたいことはたくさんある。例えば、住まいを全体でコーディネートするということをまずやってみたいですね。建具を作るということで家作りに参加したことはありますが、壁も何もないところからすべてをというのはやったことがない。だから家一軒をまるまるコーディネートとするということに挑戦してみたい」そう話してくれた。箱物から、建具、そして住まい。改めて、日本の木工文化は面白いと感じさせられる。菅原さんのこれからの活動も目が離せない。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="213" height="320" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_img03.jpg" alt="" class="wp-image-15188" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_img03.jpg 213w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14704_img03-199x300.jpg 199w" sizes="(max-width: 213px) 100vw, 213px" /></figure></div>

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					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14742_main.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/14742/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">木と向き合い家具をつくる「岩泉純木家具有限会社」／岩手県岩泉町 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">家具になる大きな木がならぶ貯木場 待ち合わせの場所は“広葉樹の森”と名付けられた「貯木場」だった。岩泉純木家具</span>					</div>
				</div>
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		</div>

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					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2013/06/14752_main.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/14752/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">木の命を大切にした箪笥「岩谷堂箪笥」及川孝一さん／岩手県矢巾町 &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">箪笥に向き合うと思うこと 岩手には岩谷堂箪笥という工芸品が伝わる。もとは1100年代に藤原清衡が産業・神仏に力</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/14704/">木の魅力を引き出すこと「建具師・指物師」菅原伸一さん／岩手県一関市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>寄木細工の優勝カップ「箱根寄木細工　金指勝悦」／神奈川県足柄下郡箱根町</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 19 Feb 2012 08:12:17 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[木工芸]]></category>
		<category><![CDATA[指物]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4873_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>江戸から続く伝統工芸 箱根寄木細工は、江戸末期に箱根町畑宿に始まったとされる伝統工芸。それぞれ色や木目の違った朴の木や桑の木など、さまざまな木を寄せ合わせて幾何学文様を作り出す技法だ。木を組み合わせた種木を薄く削りだし、 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/4873/">寄木細工の優勝カップ「箱根寄木細工　金指勝悦」／神奈川県足柄下郡箱根町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/07/4873_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">江戸から続く伝統工芸</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/07/4873_img01.jpg" alt=""/></figure></div>


<p><a href="https://www.hakone.or.jp/yosegizaiku/" target="_blank" rel="noopener" title="">箱根寄木細工</a>は、江戸末期に箱根町畑宿に始まったとされる伝統工芸。それぞれ色や木目の違った朴の木や桑の木など、さまざまな木を寄せ合わせて幾何学文様を作り出す技法だ。木を組み合わせた種木を薄く削りだし、箱や花器、コースターといったものに貼り付ける。できあがった製品は、筆で描かれたものとは違う、象嵌で作られたものとも違う、どこか異国情緒も感じさせる独特な雰囲気を持ったものに仕上がる。箱にほどこされた仕掛けをとかないと開かない”秘密箱”や、”からくり箱”などで、箱根寄木細工の名を知っている人も多いかもしれない。</p>



<h2 class="wp-block-heading">発展する伝統</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/07/4873_img02.jpg" alt=""/></figure></div>


<p>今回伺った金指勝悦さんはその伝統を継承発展させた技法を使う職人だ。ただし、その技法は、種木をくりぬいて作品を作るというもの。薄く板状にして製品に貼り付けるのではなく、木を寄せ集めて模様を作ったものをそのまま製品にするのだ。すると、これまでの技法ではできなかった曲線も表現できるようになった。例えば斜めに寄木を切ってみる。すると楕円の模様が浮かんでくるのだ。その方法を活かして、これまでにない模様をいくつも作り出し、伝統に新たな側面を加えたのだ。<br>また、寄木細工は自然の木の色を使うのが一般的だが、金指さんはここにも工夫を加える。例えば自然ではあまり見ないグレー。金指さんは、顔料とともに木を煮てこの色を創りだす。ほかにも紫の木、暗い色の木などさまざまな色の木を合わせて風合いを表現する。</p>



<h2 class="wp-block-heading">箱根駅伝のトロフィーを作る</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/07/4873_img03.jpg" alt=""/></figure></div>


<p>金指さんは1997年より毎年、箱根駅伝往路優勝校に送るトロフィーの制作をしている。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/4873/">寄木細工の優勝カップ「箱根寄木細工　金指勝悦」／神奈川県足柄下郡箱根町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>木材で作られるダイヤモンド。「指物師 鈴木光爾」／栃木県小山市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/3091/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 17 Dec 2011 02:54:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[工芸]]></category>
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		<category><![CDATA[ダイヤカット]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/04/3091_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>指物って何？ 指物とは、釘や接着剤などの接合材料を使わず、木と木を組み合わせることによって組み立てられる木工のこと。作られるものは、小箱や花器などの小さなものからタンスのような大きな家具まで様々だ。その名の通り、物指しで [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/3091/">木材で作られるダイヤモンド。「指物師 鈴木光爾」／栃木県小山市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/04/3091_main.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">指物って何？</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/04/3091_img01.jpg" alt=""/></figure></div>


<p>指物とは、釘や接着剤などの接合材料を使わず、木と木を組み合わせることによって組み立てられる木工のこと。作られるものは、小箱や花器などの小さなものからタンスのような大きな家具まで様々だ。その名の通り、物指しで測ってピッタリと作るので、まるでゆがみがない。釘を使っていないのに、ぐらぐらとしない。でも、修理するために板を外すのは職人さんが金槌でトントンと叩くだけですぐに外れる。寸分の狂いもない精巧さを生み出す技術が可能にする工芸だ。<br>特に有名なのは、大阪の唐木指物、京都の京指物、東京の江戸指物だが、鈴木光爾（すずきこうじ）さんの作る作品は、そのどの流派にも存在しない唯一無二のものだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">鈴木さんの代名詞「ダイヤカット」</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/04/3091_img03.jpg" alt=""/></figure></div>


<p><span class="swl-marker mark_yellow">どこにもない指物とは「ダイヤカット」と呼ばれている鈴木さん独自の技法を用いた作品だ。</span>木の組み合わせで、ダイヤモンドのような姿を表現する。こう書くと簡単に聞こえてしまうが、これはものすごい技術なのだ。指物は接着素材を使わないために、角面が多くなればなるほど難しい作業になる。しかも、指物で最高の技術とされているのは、木材を薄くすること。となれば、ダイヤカットがどれだけ精巧な作業を要するかは想像できるのではないだろうか。<br>鈴木さんの作品はまるで一本の太い木から切り出したかのようにしか見えないほど、ピッタリと緊張がある。しかも中田が手に取らせてもらうと、想像以上に軽い。これは木が”薄い”からなのだ。今やダイヤカットは鈴木さんの代名詞。どの展覧会でも鈴木さんの作品だとすぐにわかってくれるという。<br>「ただ、平面の作品を出すと、今回は休みなのって聞かれちゃうんですけどね」と鈴木さんは笑っていたが、それだけダイヤカット＝鈴木光爾というのが浸透している証拠だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ワインが宙に浮く!?</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter"><img decoding="async" src="/rnp/files/2012/04/3091_img04.jpg" alt=""/></figure></div>


<p>このダイヤカットを生み出したのは、ある種の負けん気。<br>「普通の箱なら誰でもできる。展覧会に出してると、人がやっていないものを作りたいっていう気持ちになるんです。技術は上を目指さないと伸びないわけでしょ」<br>そうして誰も作っていないものを目指した結果、ダイヤカットが生まれたのだ。「技術は上を目指さないことには伸びない」という鈴木さんは、現在でも年に数回の展覧会への出品をかかさない。<br>　また”誰もやらないこと”というので、中田はじめスタッフ全員が驚いたのが、ワイン立て。何がすごいかというと、板一枚ということ。斜めになっている板に穴があいていて、そこにワインボトルを指すと、ワインが宙に浮いているように見える。けれど驚くのは、その斜めの板がどこにも接着されていないこと。板はそこに置いてあるだけ。でも倒れない。これも指物師の精巧な技術が可能にした作品だ。ワイン好きの中田もこれには舌を巻いた。<br>「これ絶対にびっくりするよね。プレゼントとかにいい。ほらって言って板だけ一枚渡すの。でもワイン立て。絶対にいい」<br>そう言って、はしゃぐように何度も不思議そうに板を外しては眺め、ワインを指しては眺めていた中田だった。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/3091/">木材で作られるダイヤモンド。「指物師 鈴木光爾」／栃木県小山市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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