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	<title>愛知 - NIHONMONO</title>
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	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
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		<title>使い手の生活に寄り添い永く愛される工芸品を。陶芸家･大澤哲哉さん</title>
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		<pubDate>Thu, 21 Sep 2023 01:00:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_13_54-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>「日本六古窯」の1つにも数えられる常滑焼の産地、愛知県常滑市。陶芸家・大澤哲哉さんはこの地に拠点を構え、普段使いの食器や道具を作っています。ヤスリによる磨きの技術と常滑独自の釉薬で表現するかすれた風合いと上品な輝きは、ま [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_13_54-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>「日本六古窯」の1つにも数えられる常滑焼の産地、愛知県常滑市。<br>陶芸家・大澤哲哉さんはこの地に拠点を構え、普段使いの食器や道具を作っています。<br>ヤスリによる磨きの技術と常滑独自の釉薬で表現するかすれた風合いと上品な輝きは、<br>まるで上質なアンティーク品のよう。陶芸の道を一筋に歩み続けて辿り着いた、<br>大澤さんならではのオリジナリティーです。</strong></p>







<p>愛知県常滑市は焼き物の一大産地だ。常滑の陶土は「お茶の味をまろやかにする」と言われ、この地で作られる急須は今でも広く愛されている。陶芸家･大澤哲哉さんは、常滑独自の釉薬「チャラ」を使い、かすれたような風合いが特徴の食器などを作っている。彼のものづくりは、常滑だからこそ実現したものだった。</p>







<h2 class="wp-block-heading">焼き物の町・愛知県常滑に息づく道具作りのスピリット</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_36-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38703" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_36-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_36-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_36-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_36.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>愛知県知多半島の西海岸に位置する常滑市は「日本六古窯」のひとつとされる焼き物の産地で、その歴史は平安時代末期までさかのぼる。皿や食器から、貯蔵用の大きな甕（かめ）や壺まで、人々の日常に寄り添った焼き物が生産されてきた。常滑で活動している陶芸家・大澤哲哉さんのアトリエを訪ねると、その裏庭には焼き損なわれた大きな甕が無数に横たわり、重なり合っていた。大澤さんが常滑に腰を据えるずっと前からこの地に置かれてきたものだ。積み上げられた甕を眺めながら、「大きさが半端じゃないんですよ」と話す大澤さん。「作った人の痕跡が町のそこら中にある。常滑が持っているパワーをありありと感じるんですよね」。</p>







<h3 class="wp-block-heading">多治見から常滑へ、大澤さんの旅路</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/oozawa_27-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-48898" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/oozawa_27-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/oozawa_27-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/oozawa_27-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/oozawa_27.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>大澤さんは、美濃焼の主産地として知られる岐阜県多治見市の出身だ。「多治見の小学校には絶対に窯があって、授業の時間に粘土を触るんです。これがおもしろくて」と話すように、子どものころから陶芸を身近に感じていた大澤さん。中学卒業時は迷わず陶芸家への道を選んだ。「なにか楽しいことをやって生きていきたかった。音楽か美術か。なかでも、具体性のある焼き物にしようと思ったのがきっかけです」。その後は高校、大学で陶芸をみっちり学び、後に師匠となる吉川正道氏に導かれて常滑にやってきた。</p>



<p>なぜ、同じ焼き物の産地である地元･多治見に帰らなかったのか？ 大澤さんは「多治見のすごさやおもしろさは、今になったらわかるんですけどね。当時は『焼き物しかなくてつまらない』って思っちゃって。多治見から出たかったんです」と話す。</p>







<h3 class="wp-block-heading">常滑の土が急須に最適な理由</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_26-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38709" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_26-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_26-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_26-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_26.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>焼き物の産地として長い歴史を持つ常滑。中でも、常滑焼の代表と言われるのが急須だ。作られるようになったのは江戸時代後期になってからで、ここ200年くらいの出来事だ。鉄分を多く含み、焼き締まりがいい常滑の土「朱泥」は急須作りに最適だった。さらに、酸化鉄がお茶に含まれるタンニンに反応して味をまろやかにする効果があることから、茶人に好まれてきたという。そして、茶葉の蒸らしや温度保持に必要な蓋の密閉性を実現した職人たちの技術の高さも支持されてきた理由のひとつだ。</p>



<p>大澤さんの作る急須をよく見てみると、赤色の土がところどころ剥がれ、黒い土が覗いている。これは黒い素地の上に茶色の化粧土を塗り、さらにその上から赤い化粧土を塗って、3層にしてから土を粗く削り落として風合いを作っているのだという。漆の根来塗をイメージするとわかりやすいかもひしれない。「現代工芸作家さんから受けた影響と、常滑急須のクオリティーを自分の中で成立させたかった」と言う大澤さん。その手仕事をひもといていく。</p>







<h2 class="wp-block-heading">オリジナリティーにたどり着くまで</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image.png" alt="" class="wp-image-38711" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image.png 940w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-300x200.png 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-768x512.png 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>素地の上に違う色の化粧土を重ねていくつかの層を作り、釉薬をかけて焼成した器をヤスリで磨くことで、下層の化粧度を露出させる。そうして作られる大澤さんの作品の最大の特徴が、かすれたような質感だ。その色合いや凹凸は唯一無二のものだ。大澤さんは自身の作品について「古いお家にあるものや、お寺にある仏像の質感を自分の中でイメージしています」と話す。一方で「どうしたらシンプルな器の形だけで作品として成立するのか、どうしたら自分の質感を作れるのか、ものすごく悩みました」と、この作風に至るまでの苦労も吐露した。</p>







<h3 class="wp-block-heading">茶人が愛する、急須の「照り」をかなえる釉薬</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-1.png" alt="" class="wp-image-38712" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-1.png 940w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-1-300x200.png 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-1-768x512.png 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>その苦悩の中で出会ったのが、急須作りに欠かせない常滑独特の釉薬「チャラ」だった。チャラとはガラス質の釉薬とは違い、焼成されると土の質感を保ちながら漆のような光沢を放つ釉薬で、急須に高級感を与える「照り」を求めた常滑の人々が古くから親しんできたものだ。「ガラス質の釉薬だと光りすぎる。でも土のままだと粉っぽすぎる。そこでチャラを使ってみたら、信じられないくらい質感が落ちついたんです」。</p>



<p>大澤さんは現在、黒、白、赤を表現する3種類のチャラを使い分けて作品作りを行っている。常滑で作陶を続けたからこそ出会ったチャラ。その絶妙な光沢と漆のような質感が、大澤さんの作品のオリジナリティーとなっているのだ。</p>







<h3 class="wp-block-heading">同じく陶芸家の妻・増田光さんの存在</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-2.png" alt="" class="wp-image-38715" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-2.png 940w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-2-300x200.png 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-2-768x512.png 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>皿やマグカップなどが整列するアトリエの中で、異質な存在感を放っていたのが、クマのオブジェ。このクマのオブジェは、大澤さんの妻で陶芸家の増田光さんからの影響を大きく受けている。増田さんはクマなどの動物やこけし、だるまなどをモチーフにした自由で柔らかい雰囲気の陶芸作品を制作し、東京･六本木ヒルズA/Dギャラリーで個展を開くほどの人気作家だ。</p>



<p>もともと「形を制御しながら作ってしまう」コンプレックスがあった大澤さんは、増田さんが自由な造形を作り出す様子に憧れを抱くようになった。そんななか、ろくろの回転に土を抑え込むのではなくて、もっと自由に作れるものを求めて作り出したものが、このクマのオブジェだ。よく見ると、一つひとつ微妙に形が違っている。大澤さんの求めた「自由」への理想が体現されているのかもしれない。「ゆくゆくはサイズ違いで揃えても楽しめるものにしたい」と大澤さんは声を弾ませる。</p>







<h2 class="wp-block-heading">道具は、人が使うものだから</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_28-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38718" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_28-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_28-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_28-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_28.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p> 「道具の歴史っていいなって思うんです。道具は、作る人と使う人のリレーションの中でさらにいいものができてくるから」と、大澤さんは語る。例えばこのコーヒードリッパーは、大澤さんが愛知県内でコーヒーショップを営む知人のために制作したもの。大澤さんは「どんなコーヒーの道具を使いたいのか」とヒアリングを重ね、溝の数や深さを細かく調節していった。</p>



<p>大澤さんは「急須もそうですが、実際に使う方からご意見をいただけるのがやっぱり一番うれしいんです。意見をもとにブラッシュアップしていくのがおもしろい」と話す。このコーヒードリッパーは都内のカフェオーナーの手にもわたり、その感想を聞いては改良を加えているそうだ。作る人と使う人のリレーション。大澤さんの作る道具は、使う人との関わり合いの中で進化し続けていく。</p>







<h3 class="wp-block-heading">師匠の背中を追って世界に挑む</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-3.png" alt="" class="wp-image-38721" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-3.png 940w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-3-300x200.png 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-3-768x512.png 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>大学在学中から陶芸家・古川正道氏の元で修行を積んだ大澤さん。ニューヨークやロンドン、パリなど国外でも精力的に活動してきた古川氏の影響を受け、今後は海外市場への進出を視野に入れているそうだ。「現地に行って、現地の方とお話をして、新しい人と出会って…。刺激を受けながら、また自分の場所に戻ってきて、新しい夢を描くのが理想」と声を弾ませる。もともと「販売や営業が得意ではない」と言う大澤さんはクラフトマーケットや陶器市に出展することでギャラリーとつながり、販路を拡大してきた。現在はInstagramを活用して、国内外のギャラリーとコンタクトをとっているという。2023年11月にはオーストラリアで増田さんと夫婦そろっての個展を開催予定だ。「国内はもちろん大事だけど、自分の作品と一緒に海外に出かけていく機会をもっと増やしたいです」と、夢を語った。</p>







<h3 class="wp-block-heading">人が使う“道具”を作り続けてきた常滑だから</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_5-1-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38724" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_5-1-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_5-1-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_5-1-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_5-1.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>大澤さんの手仕事は、つねにその道具を使う人を意識している。「自分が作った作品が、新しいきっかけをくれる。今とはもっと違うものを作って、その作った作品と使う人の間にどんな出会いや刺激があるのかを想像するのが楽しいんです」。長きにわたって道具を生産してきた常滑だからこそ磨かれた感性に、常滑だからこそ出会えたチャラが加わって完成した大澤さんの作る作品には、常滑のすべてが乗せられている。</p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_4-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38706" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_4-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_4-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_4-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_4.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /><figcaption class="wp-element-caption">陶芸家　大澤哲哉さん</figcaption></figure></div>


<p>器は使い込むうちに、水分や油分を吸収しながら変化していきます。「汚れ」と取ればネガティブですが、器の経年変化の中に美しさを見出せる日本人独特の感性に支えられて成立しているのが陶器であると考えています。普段からたくさん使っていただけると嬉しいです。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/38698/">使い手の生活に寄り添い永く愛される工芸品を。陶芸家･大澤哲哉さん</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>日課は土作り。オールドスタイルの常滑焼を追求する陶芸家･伊藤雅風さん</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 20 Sep 2023 01:00:10 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1259-1-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>愛知県常滑市の陶芸家・伊藤雅風さんは、常滑焼の代表ともいえる急須のスペシャリスト。毎日欠かさない土づくりに始まり、自家製の土の表情をそのまま生かした作風が特徴です。目指したのは、お茶を淹れたくなるような急須。シンプルであ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1259-1-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>愛知県常滑市の陶芸家・伊藤雅風さんは、常滑焼の代表ともいえる急須のスペシャリスト。<br>毎日欠かさない土づくりに始まり、自家製の土の表情をそのまま生かした作風が特徴です。<br>目指したのは、お茶を淹れたくなるような急須。シンプルでありながら高い精度を誇る、<br>オールドスタイルの常滑焼を極め続けています。</strong></p>







<p>日本六古窯（にほんろっこよう）のひとつ・愛知県常滑市は、平安時代後期から焼き物産地として栄えた。焼くと赤褐色となる朱泥（しゅでい）土が特徴で、代表的な伝統工芸品が急須だ。そんな常滑市で生まれ育ち、高校・大学で陶芸を専攻し、人間国宝・三代山田常山に師事した急須作家・村越風月氏に弟子入りして腕を磨いた伊藤雅風（がふう）さんは、土作りから自身で行う稀な存在。急須にかける思いを尋ねた。</p>







<h2 class="wp-block-heading">朱泥土が特徴の常滑焼</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1837-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-38674" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1837-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1837-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1837-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1837.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>






<p>平安時代後期から始まったといわれる、愛知県常滑市を中心に作られる常滑焼。当時は常滑市を中心に知多半島の丘陵地のほぼ全域に穴窯が築かれ、日本六古窯のなかでも最大の焼き物産地へと発展した。<span class="swl-marker mark_yellow">知多半島で採れる陶土は鉄分を多く含み、焼き上がると朱色になることから朱泥（しゅでい）と呼ばれ、常滑焼ならではの特色となっていった。</span></p>



<p>平安時代には甕（かめ）や壺、鎌倉時代には茶碗や器などが作られ、江戸時代後期からは陶製の土管や朱泥急須が作られるように。江戸時代中期頃から茶文化が広まっていたことも、常滑の急須制作に拍車をかけた。朱泥の開発に注力されるようになり、急須の産地として全国的にも知られるようになっていった。</p>







<h3 class="wp-block-heading">陶土と技術が合わさって発展した急須</h3>



<p>鉄分がお茶の苦みや渋みをまろやかにしてくれることも相まって現代も愛されている常滑焼の急須だが、常滑の朱泥が急須作りに適しているというのも、発展した理由のひとつにある。朱泥はきめ細かく、薄く仕上げてもへたらない強さがあり、鉄分が多くしっかり焼き締まるという点においても急須に向いているというのだ。また、<span class="swl-marker mark_yellow">朱泥急須は使えば使うほどにツヤが出て、“育てる急須”ともいわれる。</span></p>



<p>ただし、急須作りには高い技術が必要とされる。本体部分、蓋、取っ手、注ぎ口など…パーツをそれぞれ作っておいて、最後に組み合わせる。当然合わせる部分がぴったりのサイズや角度でないと急須として使い物にならないうえ、組み合わせたときの見た目のバランスも、品質を大きく左右する。</p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1967-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-38677" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1967-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1967-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1967-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1967.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>






<p><span class="swl-marker mark_yellow">食べものを乗せたり、飲み物を入れたりする器や湯呑と違い、お茶を淹れるという動作が伴う急須は「使いやすさ」も重要なポイントだ。</span>パーツがぴったり組み合わさるかどうかや、見た目のバランスだけでなく、使いやすさをも考えねばならない急須の、何たる難しいことか。常滑焼では、高い技術を持つ職人が多く育ったことも、急須作りが発展した理由だといわれている。</p>







<h3 class="wp-block-heading">常滑市で生まれ育ち、陶芸が身近に</h3>



<p>常滑市内には「やきもの散歩道」なる観光名所がある。壁面に明治時代の土管と昭和時代初期の焼酎瓶、坂道には土管の焼成時に使用された廃材が敷き詰められた「土管坂」と呼ばれる人気スポットや、歴史ある登窯を見ることができる。</p>



<p>そんな焼き物のまちで生まれ育った伊藤さん。子どもの頃から陶芸体験など焼き物に身近に触れる機会はあったものの、まだその頃は将来陶芸の道に進もうとまでは思っていなかったとか。高校に進学するにあたって「自転車で行ける範囲でいい高校はないかな」と思い至ったのが、愛知県立常滑高等学校。工業科にセラミック科があり、「焼き物は楽しいし、やってみたいな」と、当時はそんな軽い気持ちで入学を決めた。しかし次第に、焼き物の魅力にどっぷりはまっていく。</p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1308-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-38678" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1308-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1308-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1308-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1308.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>






<p>伊藤さんが学生時代から取り組み始めたのが急須作りだ。それまで常滑焼の急須は当たり前のように目にしてきたが、自分で作るようになって初めて、その技術の高さに驚き、自分には無理だとあきらめたという。しかし急須の奥深さを知り、「急須を極めたら何でもできるんじゃないか」そんな思いが芽生えると、俄然、急須作りに興味が湧いてきた。「もう少し学びたい」と陶芸を学ぶ大学に進学し、大学在学中に村越風月さんのもとに弟子入りしたのだ。</p>







<h2 class="wp-block-heading">オールドスタイルの常滑焼を</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1990-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-38681" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1990-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1990-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1990-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1990.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>






<p>大学卒業後に独立すると、急須屋として、急須の技術をひたすらに磨いていった。常滑には急須を作る陶芸家はたくさんいるが、伊藤さんの目には多くの陶芸家が個性を打ち出そうとしているように映ったという。そんななかで伊藤さんが目指したのは、朱泥急須が生まれた江戸時代後期の急須。シンプルなデザインだが、細かいところまで妥協を許さない。造形や技術、土の製法など、オールドスタイルの常滑焼を極めていきたいと思ったのだ。</p>







<h2 class="wp-block-heading">土づくりが日課。3年かけて陶土に</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1731-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-38684" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1731-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1731-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1731-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1731.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>






<p>急須作りの技術を極めるとともに、伊藤さんが取り組んだのが土作り。現在の常滑焼では仕上がりの安定性を求めるためブレンドした朱泥が使われることがほとんどだが、伊藤さんは昔ながらの天然の朱泥「本朱泥」にこだわり、江戸時代後期に行なわれていた「水簸（すいひ）」という方法で土を作っている。<span class="swl-marker mark_yellow">釉薬をかけずに焼成する「焼締め」で作る急須は、陶土が仕上がりの質感に直結する。</span>自分で土を作ることで、質感や色味を自分好みに追求していくことができるのだ。毎日、土作りの作業からスタート。水を張った甕で陶土をかくはんし、上澄みをふるいで濾す。この作業を毎日1回、1年間続ける。1日あたりの時間は30〜40分。力もいるし、地道な作業だ。1年間続けたのちは、寝かせて水分を抜いていく。最初は1年寝かせて使っていたが、急須を作っている途中にひび割れしたり、組み立てたときに取っ手が取れてしまったり。また、表面に傷ができてしまうこともあり、<span class="swl-marker mark_yellow">寝かせる期間を試行錯誤し、最低でも3年寝かせると上手くいくことがわかった。</span></p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1573-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-38685" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1573-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1573-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1573-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1573.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>






<h3 class="wp-block-heading">土と焼き方で色を変化させる</h3>



<p>朱泥というベースはそのままに、何か変化をつけられないか？と新しい試みにも挑戦している。常滑で昔からやられてきた方法に、米のもみ殻などを一緒に密閉して焼成することで表面に炭素をつけ、黒く焼き上げ、サンドペーパーで少し磨いて朱色を出すというものがある。伊藤さんはその方法をアレンジし、「何かこう、メタリックな、金属っぽい黒にならないかな」と、好みの仕上がりを追求していく。また、自身で作っている朱泥に少し違う陶土をブレンドし、色の変化を楽しむこともあるそうだ。</p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1268-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-38688" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1268-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1268-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1268-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1268.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>






<h3 class="wp-block-heading">藻掛けをアレンジして</h3>



<p>常滑焼に江戸時代からある手法で「藻掛け（もがけ）」というものがある。素地に海藻を巻き付けて焼成することで藻が溶けてガラス化し、模様が味わいとなる常滑焼特有の技法だ。</p>



<p>「ただ、それだけだと昔ながらの技法をそのままやっているだけになってしまう。まだ誰もやっていないことが何かできないか」そんな思いからいろいろ模索し、最近やり始めたというのが海藻の代わりに杉の葉を巻き付けて焼成するという方法。オールドスタイルの急須という落ち着きはありながらも、少し尖ったセンスを感じられるのが伊藤さんの急須の魅力なのだ。</p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1297-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-38691" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1297-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1297-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1297-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1297.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>






<h3 class="wp-block-heading">お茶を淹れたくなるような急須を</h3>



<p>自身もお茶の時間を日常的に楽しんでいるという伊藤さん。そんなお茶の時間をもっと多くの人に楽しんでもらえる一助になればと、新たな急須のアプローチにも積極的だ。最近はお茶の産地の土で急須を作るという試みや、SNSで募って土を送ってもらい、急須に仕上げてお返しするというユニークな取り組みも行っている</p>



<p>オールドスタイルの急須を自分好みにアレンジしながら追求する一方で、斬新なアプローチにもフットワークが軽い。それらがこの先どんな化学反応を起こしていくのか、目が離せない。</p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/156_kao_IMG_1247-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48995" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/156_kao_IMG_1247-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/156_kao_IMG_1247-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/156_kao_IMG_1247-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/156_kao_IMG_1247.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">急須屋　伊藤雅風さん</figcaption></figure></div>


<p>常滑の土の性質が急須づくりに向いていることも、焼き物が発展した理由の1つです。また常滑急須は、陶土に含まれる鉄分がお茶の渋みや苦みをまろやかにする効果もあります。“育てる急須”とも言われるほど、使い続けるとツヤが出てきてえも言われぬいい色合いになっていくので、ぜひ毎日お茶を飲んで、たくさん使ってくださいね。</p>


<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -external" data-type="type3" data-onclick="clickLink">
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					<span class="p-blogCard__caption">NIHONMONO &#8211; 「にほん」の「ほんも&#8230;</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2012/05/3586_main.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
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						<span class="p-blogCard__excerpt">常滑焼という焼き物。 常滑焼の歴史は古く、平安時代末期にまでさかのぼることができる。常滑では、それまでの灰釉陶器では作れなかった大型のかめやつぼが早くから焼かれ&#8230;</span>					</div>
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					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_13_54-1.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/38698/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">使い手の生活に寄り添い永く愛される工芸品を。陶芸家･大澤哲哉さん &#8211; NIHONMONO</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">急須で知られる焼き物の一大産地・愛知県常滑市で活動している陶芸家・大澤哲哉さんは、常滑独自の釉薬「チャラ」を使ってかすれたような風合いが特徴の食器などを作ってい&#8230;</span>					</div>
				</div>
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		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/38667/">日課は土作り。オールドスタイルの常滑焼を追求する陶芸家･伊藤雅風さん</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>蛍手の技法を独自にアレンジし、器に自然の光を取り入れる陶芸家 樽田裕史さん</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/38497/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 13 Sep 2023 01:00:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[愛知県]]></category>
		<category><![CDATA[日本六古窯]]></category>
		<category><![CDATA[工芸家]]></category>
		<category><![CDATA[愛知]]></category>
		<category><![CDATA[作陶]]></category>
		<category><![CDATA[陶芸]]></category>
		<category><![CDATA[陶器]]></category>
		<category><![CDATA[陶芸家]]></category>
		<category><![CDATA[工芸]]></category>
		<category><![CDATA[瀬戸焼]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/top-1-2.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>陶器一般を指す「せともの」という言葉の由来にもなった「瀬戸焼」の産地として知られ、焼き物と共に歩んできた街、愛知県瀬戸市。この地を拠点に制作する新進気鋭の陶芸家・樽田裕史さんは、陶磁器に透かし彫りを施す「蛍手」に特化し、 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/38497/">蛍手の技法を独自にアレンジし、器に自然の光を取り入れる陶芸家 樽田裕史さん</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/top-1-2.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>陶器一般を指す「せともの」という言葉の由来にもなった「瀬戸焼」の産地として知られ、焼き物と共に歩んできた街、愛知県瀬戸市。<br>この地を拠点に制作する新進気鋭の陶芸家・樽田裕史さんは、<br>陶磁器に透かし彫りを施す「蛍手」に特化し、美しい光を纏った端正な器を数多く手がけています。</strong></p>







<p>日本六古窯のひとつ、愛知県瀬戸市で窯業の専門学校に通い、陶芸家の道に進んだ樽田裕史さん。2021年に開催された「第1回日本和文化グランプリ」で優秀賞を獲得し、新進気鋭の作家として知られた樽田さんの器の魅力は「美しい採光」にある。明時代の中国にルーツを持つ技法をどのように進化させたのか、樽田さんが制作を行う工房を訪ねた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">日本六古窯のひとつ、愛知県瀬戸市</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_4316-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38509" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_4316-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_4316-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_4316-768x511.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_4316.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>日本六古窯のひとつであり、鎌倉時代に加藤四郎左衛門景正が開窯したことが始まりとされる愛知県瀬戸市の「瀬戸焼」。やきものの原料となる良質な粘土が採取できたことからも発展し、陶器一般を指す「せともの」という言葉が生まれるほどに、長い歴史においてやきものづくりを牽引してきた。 名古屋の中心地･栄と瀬戸市の中心地を結ぶ名鉄瀬戸線も、1905年の開通に至るまでの誘致の目的は<strong>「大量のやきものを名古屋まで運ぶこと」</strong>だったりする。ただ開通後は費用の面から乗客も輸送することとなり、現在も地域に住む人や観光で足を運ぶ人たちの交通の要となったのだが。そんな歴史からも、当時の瀬戸のやきもの産業の発展ぶりを汲み取ることができる。</p>



<p>やきものに携わる事業所や就業人数は、全盛期と言われる1978年頃に比べて大幅に減少してしまったものの、現在も瀬戸市では窯、釉薬、素地、型などの工房がそれぞれ専門性を磨きながらやきものづくりを支えている。また、市内にはやきものが学べる「瀬戸工科高等学校」があるなど、<strong>やきものとともに歩んできた地域</strong>というのがよくわかる。</p>



<p>樽田さんも瀬戸工科高等学校（当時は瀬戸窯業高等学校）でやきものづくりを学んだひとりだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">窯業の専門学校へ</h3>



<p>樽田さんが瀬戸窯業高等学校に進学したのは、いわば消去法だった。「勉強も好きじゃなかったし、なんかおもしろそうだなと入学した」と振り返る。高校生だった当時は陶芸家になるつもりはなかったが、通学する電車で目にするスーツ姿のサラリーマンがずいぶん疲れているように見え、自分の目指すべき姿はこうではない、と感じたのだそう。</p>



<p>こうして樽田さんは高校を卒業後、そのまま同校の陶芸専攻科に進んだ。</p>



<p>そこで学んでいる際に、<strong>瀬戸市で活躍する陶芸家･波多野正典さん</strong>が弟子を募集するという話を耳にし、即応募。これが樽田さんが陶芸家として歩み始めるきっかけとなった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">師匠のもとであらゆることを学ぶ</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" width="960" height="640" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/37370287db922e33c878d94874eaa255-2.jpg" alt="" class="wp-image-38524" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/37370287db922e33c878d94874eaa255-2.jpg 960w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/37370287db922e33c878d94874eaa255-2-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/37370287db922e33c878d94874eaa255-2-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure></div>


<p>晴れて波多野さんの弟子となった樽田さん。数多くの賞を受賞し、弟子の育成に力を注ぎながら陶芸の門戸を広げてきた波多野さんのもとで、土の準備やろくろなどの技術だけでなく、さまざまなことを学んだ。作ったものをどこで、どのようにして売っていくか。値段の交渉や、事務作業、梱包の仕方など、学校では教わらない陶芸家としての生きていく術を学んだ。</p>



<p>波多野さんのもとで5年学んだのち母校で実習助手をし、ワーキングホリデーでヨーロッパへ。やきものを学ぶのが一番の目的ではなかったが、結局、気になるのはやきもののことばかり。日本とは違う自由な風土や現地の作家の工房を見た瞬間、その“型にはまらない人間らしさ”が樽田さんの考え方に大きな変化をもたらしたという。</p>



<h2 class="wp-block-heading">中国がルーツの技法･蛍手とは？</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_4279-1-1024x682.jpeg" alt="" class="wp-image-38525" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_4279-1-1024x682.jpeg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_4279-1-300x200.jpeg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_4279-1-768x512.jpeg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_4279-1.jpeg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>波多野さんのもとで学んでいる頃から自身の作風として売りにしてきた<strong>「蛍手」</strong>は、成形後しばらく置いてから生地が生乾きの状態で器面をくり貫き、透かし彫りを施す技法。透かし彫りにしたところを透明釉で埋めて焼成することで、光が透け、ガラスのような風合いが生まれる不思議な技法だ。 ルーツは明時代の中国にあるといわれ、古くから伝わる。この技法の難しいところは、生地に穴を開けることで割れやすくなったり、釉薬が埋まり切らなかったりすること。そのぶんロスも多くなるため、チャレンジする作家も少ない。生地が厚すぎると貫通させるのに苦戦するし、薄すぎると釉薬があまり入らず透け感がでない。樽田さんは厚みと透かし彫りのデザイン、それを実現する技術との絶妙なバランスを成り立たせ、それを自身の作品の強みとしている。</p>



<h3 class="wp-block-heading">点を線へと変化させて</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9795-1-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38526" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9795-1-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9795-1-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9795-1-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9795-1.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>蛍手の技法は、一般的には小さな穴を開けていくものだが、樽田さんは線という独自の方向性を見出した。<strong>「人がやっていないことをやりたい」</strong>そんな思いが根底にあった。</p>



<p>下書きはするものの、削るのはフリーハンド。「曖昧さがいいのかなって。自分が出てるというか、人間が出ている感じがする」と樽田さん。同じ湯飲みを作るにしても、湯飲み自体の形は全部揃えるが、削る線はそのときのリズムによりけり。<strong>全く同じものは、この世にひとつとして生まれない。</strong>それが個性となり、味わいとなるのだ。<strong>2021年に「第1回 日本和文化グランプリ」にて優秀賞を受賞</strong>した作品<strong>「ゆらぎ」</strong>も、光と曲線が柔らかな雰囲気を醸しつつ、凛とした程よい緊張感も感じさせる,まさに”心地よいゆらぎ”を表現した自信作だ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">雲間から差す光のごとく</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="614" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_2848-1024x614.jpg" alt="" class="wp-image-38532" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_2848-1024x614.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_2848-300x180.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_2848-768x460.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/DSC_2848.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>驚くことに、釉薬も樽田さんのオリジナル。釉薬に含まれる微量の鉄分がガス窯で焼成する際の化学反応で美しい水色を織りなす。</p>



<p>この風合いは、雲間から差す光や、扉を開けたときに隙間からこぼれる光をイメージしているのだという。同じ日でも朝と夜では光の加減が違うし、季節によっても光の色は異なる。同じ湯飲みで飲むとしても、日曜の朝に飲むコーヒーなのか、土曜の夜に飲む日本酒なのかで、違った趣が味わえるのが樽田さんの湯飲みの醍醐味だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">今だから響く師匠の言葉</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9924-1-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38528" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9924-1-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9924-1-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9924-1-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9924-1.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>もちろん、樽田さんの作品には、まっすぐの線が細かく削られたタイプもある。スッとした光を感じさせるものや、小雨のときに歩いたときの電灯の光線から着想してデザインした幾重にも細かな線が彫られたデザインもある。このように「光」をテーマに、豊富な作品が生み出されているのだ。</p>



<p>若い頃はスタイリッシュな建築物が好きだったという樽田さんだが、ワーキングホリデーでヨーロッパを旅行しているときにノコギリの形状の山に感動したり、普段の生活においても自然が作り出す風景に心動かされるようになった。今になって波多野さんが修行時代になにげなく発した<strong>「自然のものが一番すごい」</strong>という言葉が胸に響く。</p>



<p>また、弟子入り当初、陶芸だけでなく木工やガラスなど、いろんな技術に挑戦したいと話したときに「ひとつのことを極めるのも大事」と言われたのも、今となればよく理解できる。当時は素直に受け取れなかったが、これまでの陶芸家人生において、できなかったことがひとつずつできるようになると「やはりひとつのことを極めるにも時間がかかるし、深いところにいくにつれ、楽しさがある」と気づくようになったという。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9772-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38529" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9772-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9772-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9772-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/0J2A9772.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>樽田さんは、ニューヨークのメトロポリタン美術館に日本のやきものが展示されているのを見て感動した経験から「自身の作品を海外の美術館に収蔵する」というゴールを持ち続けて作陶している。</p>



<p>「勢いで進み、いろんな寄り道をし、いろんな経験をしてきた20代を経て、30代半ばとなった今、将来を少し現実的に見据えていかないといけないと感じ始めた」と話す樽田さん。オリジナルの蛍手がこれからどのように進化を遂げ、どんな作風へと広がっていくのか。樽田さんの作った作品が海を渡り、海外の大きな美術館で展示される未来が楽しみで仕方ない。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/518660605bb76c175ed3727d9035bb3a-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48988" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/518660605bb76c175ed3727d9035bb3a-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/518660605bb76c175ed3727d9035bb3a-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/518660605bb76c175ed3727d9035bb3a-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/518660605bb76c175ed3727d9035bb3a.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">陶芸家　樽田裕史さん</figcaption></figure></div>


<p>1日の時間帯や、1年を通じて移ろいゆく季節で、陽の光はそれぞれに異なる顔を見せてくれます。休日の朝にゆっくりと。夜、みんなで集まって賑やかに。日々の営みの中で訪れる様々な場面に、私の器があるとうれしいです。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/38497/">蛍手の技法を独自にアレンジし、器に自然の光を取り入れる陶芸家 樽田裕史さん</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>「土がなりたい姿」を具現化する器づくり。愛知県で独学から陶芸の道を進む、井上茂さん</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 31 Aug 2023 01:00:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[愛知]]></category>
		<category><![CDATA[陶芸]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/149_kao_P6A7190-1.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>その土地ならではの土の味わいを大切にしたいと、掘り出したそのままの「原土」のみを原料に、土の優しさあふれる器を作る陶芸家・井上茂さん。豊かな表情と個性を魅せる機能的な器は、日常生活で活躍する暮らしの器として、使う人たちの [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/38433/">「土がなりたい姿」を具現化する器づくり。愛知県で独学から陶芸の道を進む、井上茂さん</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/149_kao_P6A7190-1.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>その土地ならではの土の味わいを大切にしたいと、掘り出したそのままの「原土」のみを原料に、<br>土の優しさあふれる器を作る陶芸家・井上茂さん。<br>豊かな表情と個性を魅せる機能的な器は、日常生活で活躍する暮らしの器として、<br>使う人たちの食卓を支えるパートナーとなってくれます。</strong></p>







<p>愛知県中部の自宅で工房を構える井上茂さんは、精製された陶土を使用せず、砂などが混ざった原土を使い、土の優しさにあふれた器を作る陶芸家。陶芸家の先生に師事せず、独学で作陶をはじめ、土や釉薬、焼き方などすべて自身で探りながら器づくりをしている。そんな井上さんは自身の作陶に対し<strong>「土がなりたい姿を形にしているんだ」</strong>と話す。なかなかに奥深いその言葉の真意を探る。</p>



<h2 class="wp-block-heading">普段使いの器が作りたくて、独学でスタート</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7132-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38443" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7132-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7132-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7132-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7132.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>愛知県で陶磁器といえば、常滑と瀬戸の地名が挙げられる。そのひとつ「常滑焼」は愛知県南部の知多半島を中心に作られている焼き物で、日本六古窯のひとつに数えられる。そんな地域でごく普通の会社勤めをしていた井上さんが作陶に目覚めたのは、当時、興味本位で陶芸体験教室へ参加した時のこと。その場で体験した作陶の楽しさにハマり、すぐさま独学で陶芸についての勉強をはじめた。とはいえ、周囲にも陶芸に知見のある知り合いがいるわけでもなく、自身で試行錯誤しながら「作りたい器を作るには、どうすればいいか」を考えざるを得なかった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">会社勤めをしつつ、常滑で焼成の手伝いからスタート</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7204-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38448" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7204-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7204-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7204-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7204.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p><strong>陶芸をやりはじめた当初、井上さんは会社勤めを辞める気は毛頭なかった</strong>という。「陶芸作品は作ったって売れるとは限らないということは理解していたし、付け焼き刃で通用するほど甘い世界ではないと思っていた」とアマチュア時代を振り返る。</p>



<p>そのため、仕事の傍ら、休みを利用して今は無き常滑の「共栄窯」の陶芸教室で年に二回ほど焼成の手伝いをするかわりに、趣味で作り貯めた作品をまとめて窯の中に入れてもらい、焼いてもらっていたという。共栄窯は明治・大正・昭和の三時代に、大小さまざまな土管を中心に製作していた窯元だ。</p>



<p>そんな中、出来上がった器の写真をSNSに投稿すると、フォロワーが徐々に増加。<strong>「アマチュアだけど、何か変わった器を作っている人がいる」</strong>という噂が広がっていった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">陶芸の楽しさに魅了され、作陶の道に</h3>



<p>独学で作陶を研究する中で、平安時代から鎌倉時代中期に作られた<strong>「古常滑」</strong>の自然釉や灰釉に特に魅力を感じたという井上さん。どういった焼き方をすれば狙い通りにできるのか、古い文献を読み漁ったり、古い陶片を見て土の種類や焼き方、釉薬を推定したりと、調べては試す、を繰り返し、陶芸にのめり込んでいった。</p>



<p>相変わらず会社員をしながら休日や空いた時間で作陶していた井上さんのもとに、フォロワーが増加し続けていたSNSを通じて展示会のリクエストが舞い込む。そこで焼成で世話になっていた共栄窯にて、初めての作陶展を開催してみたところ、作品を求める人が波のように押し寄せたという。SNSでの投稿がこのタイミングで活きた形だ。</p>



<p>その後、反響を耳にした名古屋のギャラリーからも声が掛かり、個展を行ったところ、メディアで告知されたこともあってか来場者が殺到。結果として勤務先にも知られることとなり、それをきっかけに陶芸の道を歩む選択をした。</p>



<h3 class="wp-block-heading">独学で突き詰めたからこそ身になる</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7107-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38453" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7107-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7107-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7107-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7107.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>これまで歩んできた道を振り返り、<strong>「教わらなかったことが、逆によかった」</strong>と話す井上さん。<strong>美術系学校などで学べば陶芸の基本技術はすぐに知ることはできるが、今ある“陶芸の常識”に囚われてしまう可能性もある。</strong>「興味があることは、とことん突き詰める性格」と自身が話すように焼きものに関しては何事も調べ、実証し、知識を積み重ねてきた。今では土を見れば自分が求める作品に適しているかどうか、釉薬の組み合わせでどんな色が出るのかまで予想できるようになってきたという。</p>



<h2 class="wp-block-heading">普段使いしてほしいから、機能性にもこだわる</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7165-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38456" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7165-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7165-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7165-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7165.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>井上さんの器は、時に砂が混じっていることもあり、<strong>土のごつごつとした質感</strong>が特徴的だ。しかし、手に取ってみると、見た目からは想像できない軽さに驚く。「軽いことは、日常的に使ってもらうためのこだわりのひとつ。砂の粒より薄くろくろで挽くことはできませんが、<strong>穴が開かないギリギリのところまで薄くして、子どもでも手に持ちやすいサイズ、軽さに仕上げています。</strong>ごはん茶碗が重いと疲れちゃうでしょう。その分、作るときに失敗することも多いんですけどね」と井上さんは笑う。さらに器の重心が低くなるように成形することで、使う際の安定感も確保。特別な時に気遣いながら使うのではなく、<strong>毎日の食事の際に自然と手が伸びる、</strong>そんな光景を浮かべながら作陶している。</p>



<h3 class="wp-block-heading">原土のおもしろさ、味わい深さ</h3>



<p>市販されている陶土は誰でも扱いやすいという長所があるが、井上さんは陶土を使ったことがなく、<strong>原土だけ</strong>を使っている。山から採掘したままの状態の原土は不純物が多く、うまく成形できなかったり、焼成中に割れてしまったりと、<strong>何かと手がかかる“問題児”。</strong>だが、不純物があるがゆえに一つひとつの器に個性が生まれ、味わい深い魅力を生み出すという。 「原土は無理ができません。変わった形のものを作ると割れてしまうし、コシがないのでろくろで挽きにくいんです。逆に言えば、ろくろで保持できる形こそが、<strong>土がなりたい姿</strong>なんじゃないか、使う人にとっても自然で使いやすい器の形なんじゃないかと考えています」と井上さん。普段使いされる器づくりを目指す井上さんにとって、原土の短所は成型時のガイドラインにもなっているようだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">「思ったもの、以上のものができあがる」灰釉のロマン</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7094-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38459" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7094-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7094-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7094-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7094.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>井上さんは、釉薬にも偶然が生み出すおもしろさを見出している。「市販の陶土や釉薬を使えば、マンガン釉なら黒色、コバルト釉なら青色と、どこの窯場で焼いても同じ色になるんです。それがおもしろくなくて。草木の灰を溶媒とした灰釉を使うと、灰の中に含まれる微量の金属が反応を起こし、何百個焼いたうち、ひとつかふたつだけ思ってもみなかった器ができることがあって、それにロマンを感じます。狙ったものができるのが楽しいという人もいますが、僕は狙った以上のものができたときが快感ですね」。窯を開けた時にどんなものができているんだろうというワクワク感が、もっといいものを作ろうとする原動力になっているのだそう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">表情が1点ずつ違うから、迷う楽しみが生まれる</h3>



<p>井上さんの器は、全国で20店舗以上のショップやギャラリーで取り扱われている。作陶の合間にギャラリーへ顔を出した際、<strong>お客さんが器選びに迷う姿を見るのがうれしい</strong>という。「僕の器は一点一点違うので迷われるんですね。大量生産の商品だったら、上から取って終わりでしょ。<strong>表情が違う器は、それぞれに良さがあって、使い手との相性がある。</strong>僕がつくる前にイメージしていた器ではないかもしれないけど、その器をものすごく気に入ってくれるお客さんがいることもある。迷いながら選ぶって楽しい時間。そういう時間を提供できるっていうのがうれしい」と井上さん。</p>



<p>ちなみに、井上さんは<strong>自身の作った器に銘を彫らない</strong>。その理由は「器は僕のものではなく、買ってくれたお客さんのものだから」なんだとか。</p>



<p>陶器に限らず、良い手仕事をしたものは末永く使えるし、使っていくうちに色の変化も見られ、大切に扱えば唯一無二の存在になる。一つひとつの器を<strong>単なる「モノ」ではなく、「使う人のパートナー」のように扱う</strong>井上さんが作るからこそ、そこに、人間らしさや温もりがにじみ出ているのかもしれない。</p>



<h2 class="wp-block-heading">日本が好きだからこそ、日本文化の良さを広めたい</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7173-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38462" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7173-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7173-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7173-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/08/P6A7173.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>日本人の食生活はずいぶんと欧米化しているが、それでも飯椀や和食器は現在でも食卓の主役として活躍している。海外でも注目度を高め、それに伴い海外での受注展示会も予定されているが、それも日本の良さを少しでも広めたいと思ってのことだ。それと同時に「これはもう二度と作れないだろう」と思える“至高の器”を作り、世界中の人たちに見てもらうことを目指している。井上さんは、<strong>日本の土を使って日本で伝わってきた陶芸を突き詰める</strong>ことにこだわるが、その理由は日本人が<strong>自身の国の文化を日常的に誇り、日本人でよかったと思える瞬間を生み出したいから</strong>なんだとか。日本文化の良さを世界中に広めるための、井上さんの挑戦は続く。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/149_kao_P6A7190-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-48817" style="width:825px;height:550px" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/149_kao_P6A7190-1024x683.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/149_kao_P6A7190-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/149_kao_P6A7190-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/149_kao_P6A7190.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">陶芸家　井上茂さん</figcaption></figure></div>


<p>原土のみを長く扱ってきたことで、今では土を見れば自分が求める作品への適性や釉薬でどのような表現ができるのかがわかるようになってきました。「土がなりたい姿」を感じ取りながら成型し、伝統的な和食器のよさを感じられる昔ながらの手法で表現した唯一無二の器を、暮らしのパートナーとして迎えていただけたら幸いです。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/38433/">「土がなりたい姿」を具現化する器づくり。愛知県で独学から陶芸の道を進む、井上茂さん</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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