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	<title>伊那市 - NIHONMONO</title>
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	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
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	<title>伊那市 - NIHONMONO</title>
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		<title>使う人の声に耳を傾け、丁寧な職人の手仕事を貫く鍛冶職人「河原崎　貴」/長野県伊那市</title>
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		<pubDate>Wed, 21 Dec 2022 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/main-7.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>日本三大桜に数えられる桜の名所、高遠城址を望む長野県伊那市高遠町。この小さな町に、日本中から引く手数多のフライパンを作る職人がいる。生まれ育った東京から高遠町に移り住み、自身の工房を構えた河原崎貴さんだ。 自分自身と向き [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/main-7.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>日本三大桜に数えられる桜の名所、高遠城址を望む長野県伊那市高遠町。この小さな町に、日本中から引く手数多のフライパンを作る職人がいる。生まれ育った東京から高遠町に移り住み、自身の工房を構えた河原崎貴さんだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">自分自身と向き合う仕事</h2>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/2022/12/kiji1-7.jpg" alt="" class="wp-image-31997"/></figure></div>


<p> </p>



<p>河原崎さんが鍛冶職人になろうと考えたきっかけは単純。都内の百貨店に勤務する中で、都会の人混みや、仕事での接客対応に疲れ「自分自身と向き合う仕事がしたい。それならものづくりがいいんじゃないか？」と考えたことだった。その後、さまざまな工芸の工房を見学してまわり、自身が何をやりたいのかを熟考。結果、河原崎さんが興味を持ったのは熱した鉄を叩いて製品を作り出す鍛造だった。自身のやりたい仕事を見つけてからは、持ち前の“なんとかなる精神”で35歳で脱サラ。技術専門学校へ通うために長野県に移住し、卒業後は同県東御市の鍛冶職人に師事した。</p>



<h2 class="wp-block-heading">作品ではなく、生活道具を</h2>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji2-7.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>その後、2002年に自身の工房を伊那市高遠町に開設。もちろん、開設後すぐに現在のように順風満帆な状況になったわけではない。到底仕事とは呼べない時期も続いた。しかし「まずは40歳まではなんとしてでも続けてみよう、その結果を以てその先のことを考えればいいじゃないか」と考え、その状況に焦り、うろたえたりしなかったことが現在の成功につながっているのではないかと思う。というのも、河原崎さん自身、前述したように鍛冶職人を志したきっかけも大した理由じゃないと考え、自分の作るものに対して作品という概念はなく、生活道具といったほうがマッチすると思っている。だからこそ「なぜ世の中は自分の作品を理解してくれないんだ。」というようなアーティスト気質の凝り固まったスタンスではなく「世の中のニーズに合っていないのなら、それに合わせた形へアップデートしよう。」といった柔軟な姿勢でものづくりができる。河原崎さんの作品が世に出るきっかけとなった、著書や写真集も出版する有名な陶芸家の山本教行さんとの出逢いにも、この姿勢は大きく影響。開口一番に「依頼されれば鉄で何でも作ります。」と挨拶したところ、それを面白がった山本さんが自身のアトリエへ作品を展示し、人目に触れる機会を与えてくれた。消費者の声に耳を傾け、それをものづくりに活かす、そんなメーカーのような心構えと姿勢は広く共感を呼ぶこととなった。</p>



<h2 class="wp-block-heading">手間こそ然るべき職人の手仕事</h2>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji3-7.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>かと言って、河原崎さんの作品は量販店で大量に販売されている工業製品のように量産できるものでもない。金属製品の工場で用いられる冷間鍛造とちがい、ひとつひとつ金属を熱して行う熱間鍛造を用いて作られている河原崎さんの作品。手間がかかるため大量生産には向かないが、複雑な形状まで成形することができ、思い描いた形に仕上げられる。もちろん、自分の作るものに対し「こうでなければいけない」という固定概念はない。しかし、これこそが然るべき職人の手仕事だと考えているから、どんな時でも、ひたむきにそれを貫いてきた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">たまたま作った中華鍋が拓いた可能性</h2>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji4-7.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>消費者の声に耳を傾ける姿勢と丁寧な職人の手仕事。このふたつの考えが同居していることこそ、河原崎さんの強みだ。最初にヒットした“中華鍋”の誕生は、まさにそれが活きたストーリー。ある日、奥さんが中華鍋がほしいと言い出し、デパートへ探しに行った河原崎さんだったが、散々歩きまわった末、理想のものは見つからなかったという。ならば、いっそのこと作ってしまおうと、奥さんの要望を聞き制作。軽さや熱伝導はもちろん、どんな身長の人でも違和感なく振ることができることなど、細部にまでこだわった手作業ならではのものに仕上げた。それを使った奥さんの反応は良好。それをきっかけに、実際に製品として販売したところ、予想以上の反響があった。要望さえあれば、自分の手で作れるものなら、和釘から階段までなんでも作るという精神は仕事の領域を広げ、さらなるヒット商品を生み出していく可能性が生み出される。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「河原崎貴のフライパン」という価値</h2>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji5-7.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>そうして誕生したのが、現在入手困難となっているフライパン。中華鍋と同様、消費者の声から生み出されたものだが、都内の有名ライフスタイルショップでの取引が始まって以来、手作業で行う鍛造ならではの機能性や温もりのある質感などが評判を呼び、またたく間に人気を博した。さらに、キャンプ系人気ユーチューバーが配信する動画の中で使用したことをきっかけに、これまで購買層ではなかった若者や男性などのユーザーも獲得。より一層需要を拡大し、現在ではオーダーから手元に届くまでに1年以上待つという状態になっている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">たどり着いた到着点と見据える先</h2>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji6-7.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>こうして、日本中から引く手数多となった現在でも、やることは工房を開設した当時とまったく変わらないという。いつもと同じように鉄板を熱し、いつもと同じようにそれを木槌で叩いて成形していく。ただ昔と少しだけ変わったことといえば、目が出来てきたこと。鍛造作業中は寸法が測れないから、職人を始めた頃は同じものを同じ工程で作っていても、すべて同じサイズにすることが難しかった。  </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji7-4.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>しかし、数をこなすうちに何も考えなくても形が揃うようになってきた。そして作れば作ったぶんだけ売れる現在の状態は、自分にとって到達点なのだそう。自分ができる手一杯の量を生産しているから、これ以上は作れない。だから、これ以上収入を増やすことは不可能だし、そこまで多くのことは望まない。自分が好きではじめた鍛冶仕事を10年後も同じように続けていたい。ただそれだけを願い、河原崎さんは今日も鉄を打ち続けている。  </p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/34176/">使う人の声に耳を傾け、丁寧な職人の手仕事を貫く鍛冶職人「河原崎　貴」/長野県伊那市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>北米のカルチャーを踏襲した宙吹きで世界中にファンを持つガラス工房「STUDIO PREPA」/長野県伊那市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/34035/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 13 Dec 2022 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/main-2.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>自然豊かな環境が生み出すアートヴィレッジ 日本アルプスを望む長野県上伊那郡中川村。日本で最も美しい村との呼び声高い原風景の残る自然豊かな村だ。しかし、中川村にはもうひとつ、アートヴィレッジとしての側面があることはあまり知 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/main-2.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">自然豊かな環境が生み出すアートヴィレッジ</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" width="640" height="427" src="/wp-content/uploads/2022/12/kiji1-2.jpg" alt="" class="wp-image-31997"/></figure></div>


<p>日本アルプスを望む長野県上伊那郡中川村。日本で最も美しい村との呼び声高い原風景の残る自然豊かな村だ。しかし、中川村にはもうひとつ、アートヴィレッジとしての側面があることはあまり知られていない。ここでは、絵画をはじめ、木工、アートフレーム、ガラスなど、さまざまな作家が生活し、アトリエを構えている。行政がアーティストの活動を紹介するなど、積極的にアートとの親和性を謳っていることに加え、自然豊かな環境が創作意欲を駆り立て、結果として地域とアートが共存するカルチャーが定着しているのではないだろうか。そして多彩なアーティストが活動することは、芸術や制作など文化的な視点で移住を考えている人たちのモチベーションを上昇させ、若い世代の移住増加にも直結している。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ヒッピーのアートワークとしてのガラスがルーツ</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji2-2.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p>宙吹きガラスで食器や花器などの生活用品を作る「STUDIO PREPA（スタジオプレパ）」を構える平さん夫妻も、そんな中川村の雰囲気に惚れ込み、移住した一組だ。2008年に開窯した平さん夫妻の工房はアルプスの山並みを望む高台にあり、日の出や日の入り、時間によって表情を変える景観が非常に美しい。そんな原風景がしっくりきて移住を決意したんだという。しかし、その景観に相反し、工房に一歩足を踏み入れると、アメリカ製の日用品が積み上げられ、まるでアメリカのガレージのようだ。  </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji3-2.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p>それもそのはず。平さん夫妻の作品のルーツとなっているのは1970年代のヒッピーカルチャー。ヒッピーのアートワークとして普及した宙吹きの技術を踏襲し作られる平さん夫妻のガラス作品は、温かみを感じながらも、旧来の和製ガラスとは一線を画すスタイリッシュなアウトラインが魅力だ。主にロンハーマンやマーガレット・ハウエルなど大手セレクトショップでの取扱のほか、国内外の人気飲食店からの引き合いが多い。また、自分たちが理想とするスタイルをアップデートするための研鑽も怠らないよう、アメリカのクラフトフェアにも参加。ヨセミテ国立公園をベースに、数週間、時には一ヶ月以上滞在し、現地の空気を肌で感じることで作品へのインスピレーションへとつなげる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ホームデコならアメリカ</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji4-2.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p>そもそも、ガラス製品と言えばシアトル、というくらいアメリカはガラス工芸に於いて先進国であることをご存知だろうか。窓やコップ、スマートフォンまで、触れずに生活するほうがよっぽど難しいと思うほど人々の生活に密着しているガラス製品。日本にも切子やビードロなどの伝統工芸が存在するし、世界に目を向けてみても、ヴェネチアン・グラスやトルコランプなどの伝統工芸品からガレやバカラ、スワロフスキーなどの有名工房まで地域に限ることなく広く普及しているから、アメリカが飛び抜けてガラス製品先進国といった印象はないが、ことホームデコという分野に関してはトップランナーなのだと言う。</p>



<h2 class="wp-block-heading">目指したのは、ガラスで表現できる温もり</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji5-2.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p>ホームデコとは食卓に並ぶ器や花を活ける花瓶など、生活を彩る製品のことを指し、平さん夫妻の工房でも食器やグラスを中心に、花器やランプシェードなど生活の中で使用されることを想定したガラス製品を作っている。平さん夫妻の作るグラスのこだわりは、厚さ。かつて友人から木製のコップをもらったことがあり、それを使って水を飲んだ時におどろくほどおいしく感じたのだという。それから、身の回りにあったガラス製のコップで同じように水を飲んでみた。しかし、なんだかトゲトゲしい。同じ蛇口から出る同じ水なのになぜだろうと考えたが、その原因は呑口の形状に思えた。薄くて凛としたガラスは、見た目は美しいけれど、木製のコップのように普段から飲んでいるものが一層おいしく感じられるという感動はなかった。それを実感してからは、木のような温もりを表現するガラス製品が作りたいと考えるようになった。</p>



<h2 class="wp-block-heading">中身が入って完成する、それがポリシー</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/12/kiji6-2.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p>それをベースに作られる製品は、中身が入って“100”になる、そんなイメージ。 「器だけの状態では2割くらい足りないくらいにしておかないと、水でも花でも、中身が入った時に暑苦しくなってしまう。」と平さん夫妻。</p>



<p>生活の中で使用されるものなのだから、器だけでは意味をなさない。飲み物や飾るものが、そこに入ってようやく完成するような、素材の良さを最大限引き出すガラス製品こそ、自分たちの作るべきものだと信じている。</p>



<p>そして、もうひとつ平さん夫妻が貫いているのが宙吹きでしかできないスタイル、宙吹きでしか作れない製品にこだわること。色を表現するためにモザイクやフュージングといったコールドワーク（宙吹きなど溶けた熱いガラスを扱うホットワークに対し、冷めて硬くなったガラスを扱うものをコールドワークと呼ぶ）を行うこともあるが、あくまでもクリエイティブに付加価値を加えるためであって、その範疇からはかけはなれないようにしている。もう二十年近く宙吹き一筋でやってきているが、未だに製造についても、特性についてもまだまだわからないことだらけ。でも逆にそれが自分たちにとっては面白いのだと平さん夫妻は言う。日本だけでなく、世界からその製品の素晴らしさを認められている二人ですら掴みきれていない奥深きガラスの世界。その世界を知り尽くしたいという平さん夫妻の探究心は、より素晴らしい製品を生み出していく。  </p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/34035/">北米のカルチャーを踏襲した宙吹きで世界中にファンを持つガラス工房「STUDIO PREPA」/長野県伊那市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>長野県伊那谷の地の利を生かし、国産シードルを牽引する「カモシカシードル醸造所」/長野県伊那市</title>
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		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 28 Nov 2022 02:17:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/main-11.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>りんご大国長野で注目されるシードル醸造所 全国2位のりんご生産量を誇る長野県。それに準じて、リンゴのお酒「シードル」も多く生産されている。かつては、県内のワイナリーや酒造が“ついで”に造る土産物的なスタンスのシードルも多 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/33895/">長野県伊那谷の地の利を生かし、国産シードルを牽引する「カモシカシードル醸造所」/長野県伊那市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/main-11.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">りんご大国長野で注目されるシードル醸造所</h2>



<p>全国2位のりんご生産量を誇る長野県。それに準じて、リンゴのお酒「シードル」も多く生産されている。かつては、県内のワイナリーや酒造が“ついで”に造る土産物的なスタンスのシードルも多かったが、近年では流行も追い風となり、クラフトマンシップ精神でシードルを造る専門の醸造所が急増。その先駆けとも言える長野県初のシードル専門の醸造所「カモシカシードル醸造所」は、南と北、ふたつの日本アルプスを望む風光明媚な長野県伊那市の高台にある、さながらカフェかと思ってしまうようなモダンなデザインの施設。しかし、ここで醸造されているのは、世界的なシードルのコンテスト「フジ･シードル･チャレンジ」で最高賞「Trophy」を受賞するなど、数多くの権威あるコンテストで高い評価を受けてきたシードルなのだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">慣れ親しんだ伊那谷のリンゴの味</h2>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="/wp-content/uploads/2022/11/kiji1-11.jpg" alt="" class="wp-image-31997"/></figure></div>


<p> </p>



<p>カモシカシードル醸造所の代表を務める入倉浩平さんは東京都出身。伊那市にある曾祖母の家でリンゴを送って貰っていたこともあって、リンゴには小さいころから慣れ親しんでいたが、大人になってからは、しばらくはりんごと関わることもなく過ごしていた。しかし、そんなある日、家でよく食べていた伊那谷産のリンゴのおいしさが、ふと思い浮かんだ。入倉さんはそれ以来、リンゴを使って何かできないかと考え、そのフックがすべて揃っていた伊那市に移住。都内の醸造専門学校や長野県内の醸造所にて醸造技術を学び、2016年に「カモシカシードル醸造所」を開設した。</p>



<h2 class="wp-block-heading">研究用に育てられていた醸造品種との出逢い</h2>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji2-11.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>開設後は自分の思い描くシードルの味を追求するため、さまざまなことに挑戦。そもそもリンゴは日本でも確固たる地位を築き、超が付くほどメジャーなフルーツとして市民権を得ているというのに、それを原料とするシードルは、未だに土産物の領域を脱することができない製品すら多い。その理由は、明治時代に生食用のリンゴが普及し始め、その時に醸造用の品種は輸入されなくなったことにある。</p>



<p>その後、醸造用品種のリンゴは検疫の問題などもあり、一層輸入しづらくなってしまったため、必然的に国内で生食用として改良された品種を利用して造る独自のシードルを造るしかなかった。裏を返せば、地元産の人気品種のりんごを使うシードルなのだから、土産物としてはもってこいだ。しかし、それはワインでいうところの巨峰やシャインマスカットなど、ワイン専用の品種ではないブドウを使った地域振興的な要素を含んだものに近いのかもしれない。  </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji3-11.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>もちろんそれもおいしいが、国内のワイナリーがこぞってカヴェルネソーヴィニヨンやメルローなど世界の人気品種のワイン用ブドウの栽培に力を注ぐのと同じで、シャープな酸味が特徴的な紅玉（英語名ジョナサン）や酸味が爽やかな青リンゴ・オーストラリア原産のグラニースミスなど、生食用のリンゴにはない、渋味や酸味をもったシードルにはシードルに合った品種のリンゴがある。ただ、苗木を輸入するにも検疫がすぐに通らなかったためそう簡単にそれを使ったシードルを醸造するというわけにもいかなかった。  </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji4-12.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>しかし、偶然にも醸造所を構えた伊那には国立信州大学の農学部があり、そこでは研究材料としてアメリカの第3代大統領トーマス・ジェファーソンの自宅の農園にて栽培されていたアメリカ原産のバージニアクラブや、イギリス原産のグリーンスリーブスなど貴重な醸造用の品種のリンゴが研究用に栽培されていた。入倉さんは早速、教授に頼み込み、その品種の枝を分けてもらい、自社畑にて栽培。醸造品種と生食用品種をかけ合わせたりんごを造リはじめた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">手間を掛けて味を追求した瓶内二次発酵</h2>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji5-10.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>ここでは、炭酸飲料のように炭酸ガスを工業的に付加したものではなく、シャンパンのように、ワインに糖分や酵母を加えて、瓶の中でもう一度発酵させる“瓶内二次発酵”を用いてシードルを造っている。季節によって使うリンゴも変わる。星の数ほどある品種のなかから、何度も試行錯誤を繰り返し、収穫シーズンに合わせた旬のものを用い、自信を持ってシードルとして世に送り出せる組み合わせを見つけ出していった。</p>



<h2 class="wp-block-heading">カモシカシードル醸造所が目指す伊那谷らしいシードル</h2>



<p> </p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji6-10.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


<p> </p>



<p>入倉さんが目指すシードルのコンセプトはフレッシュな味と果実味。リンゴは非常に酸化しやすいため、なるべく果汁を酸化させないことに気を使う。しかし、入倉さん曰く、シードルの味は原料の良し悪しで8割が決まるという。だからこそ全国でも有数のリンゴ生産量を誇る長野県、その中でも品質の高いリンゴが収穫できることで有名な伊那谷で醸造ができるメリットは十二分にある。そこにフランスから取り寄せるシャンパン醸造用の酵母や、対流しやすく酸がまろやかになる卵型の醸造タンクを使うことで、原料に次いで味への影響を与えると言われる酵母や醸造環境を整え、こだわりのレイヤーを重ねた、ここ唯一無二のシードルに仕上げている。  </p>


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<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji7-9.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


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<p>こうして造られたシードルは、使用する品種の収穫時期に合わせて醸造された</p>



<p>「La 1e saison」「La 2 saison」「La 3e　saison」、それぞれに甘口と辛口が用意されたクラシックなエチケットが計6種類、そのほかにも希少な品種のリンゴを使用したものや、地元産のイチゴ、洋梨を使ったものなど、こだわりとオリジナリティの両面を追求したものばかりが揃う。どれも瓶内二次発酵を用いたキメの細かい泡とリンゴ本来のフルーティな酸味を感じられるしっかりとした味わいが特長だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">目指すのは、シードルをフックに人が集まる場所</h2>



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<figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2022/11/kiji8-8.jpg" alt="" class="wp-image-31999"/></figure></div>


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<p>開設から6年、地の利を生かしたシードルを造りつづけ、名実ともに全国トップクラスのシードル醸造所となったカモシカシードル醸造所。その間に長野県内にも10件以上のシードル専門の醸造所が開設し、ワインに比べると国産シードルと世界の有名なシードルとの差が小さくなってきたと感じている。それは、冒頭でも述べたとおり、国内にクラフトマンシップ精神のシードル醸造所が増えてきた証拠だろう。そんな日本シードル界を牽引するこの施設。シードルをフックにこの地域のビジターセンターとなり、伊那を訪れる人が増えてくれる、そんな魅力を持ったシードルを造ることを目指している。  </p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/33895/">長野県伊那谷の地の利を生かし、国産シードルを牽引する「カモシカシードル醸造所」/長野県伊那市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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