<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>アンティーク - NIHONMONO</title>
	<atom:link href="https://nihonmono.jp/tag/%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%82%af/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://nihonmono.jp</link>
	<description>「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン</description>
	<lastBuildDate>Mon, 16 Jun 2025 03:15:28 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.8.5</generator>

<image>
	<url>https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2021/06/cropped-favicon-32x32.png</url>
	<title>アンティーク - NIHONMONO</title>
	<link>https://nihonmono.jp</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>金沢の空の気配を閉じ込めた、ガラス作家･笹川健一さんの器／京都府井手町</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/40981/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/40981/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 28 Feb 2024 01:00:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[アンティーク]]></category>
		<category><![CDATA[吹きガラス]]></category>
		<category><![CDATA[卯辰山工芸工房]]></category>
		<category><![CDATA[ガラス工芸]]></category>
		<category><![CDATA[京都]]></category>
		<category><![CDATA[工芸品]]></category>
		<category><![CDATA[多摩美大]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=40981</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/0bbdf8b9e05a29f8be6996b7729bd147.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>アンティークを思わせるグレーがかった色味に、現代の暮らしに合う洗練された佇まい。ガラス作家の笹川健一さんの器は、その作風で国内外から注目を集めるが、彼がもともと手掛けていたのはアート作品だったという。現在の作風にはどのよ [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/40981/">金沢の空の気配を閉じ込めた、ガラス作家･笹川健一さんの器／京都府井手町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/0bbdf8b9e05a29f8be6996b7729bd147.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>アンティークを思わせるグレーがかった色味に、現代の暮らしに合う洗練された佇まい。ガラス作家の笹川健一さんの器は、その作風で国内外から注目を集めるが、彼がもともと手掛けていたのはアート作品だったという。現在の作風にはどのようにしてたどり着いたのだろうか。</strong></p>







<h2 class="wp-block-heading">“直感”に導かれ、美大からガラス作家の道へ</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/b592f00ea7feb9f5dfea55be273a6994.jpg" alt="" class="wp-image-40983" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/b592f00ea7feb9f5dfea55be273a6994.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/b592f00ea7feb9f5dfea55be273a6994-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/b592f00ea7feb9f5dfea55be273a6994-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>


<p>神奈川県出身の笹川さんが最初にガラス制作を始めたのは、<strong><a href="https://www.tamabi.ac.jp/kougei/" title="">多摩美術大学工芸学科</a></strong>在学中のこと。笹川さんが受験した当時は、願書提出の際に専攻をガラス･金属の中から選ぶ必要があり、直感でガラスにしたと振り返る。ガラスはきれいだし、道具を介して制作するというある種の“不自由さ”が性に合っているのではないかという予感がしたそうだ。</p>



<p><br>美大で制作していた作品は、現在の作風とは異なるものだったと笹川さんは振り返る。当時は色味のあるガラスではなく無色透明なガラスの作品を作っていて、オブジェ制作やインスタレーションを行っていた。また、制作の際に使っていたのは、透明度の高い鉱物である石英（せきえい）を砂状に砕いた珪砂（けいしゃ）や、ガラスが水に溶けないようにするために加える石灰など、ガラスの原料として一般的に使われる素材だった。</p>



<p>当時在籍していた研究室の先輩や指導教官には、個展を開くなど作家活動を行う人が多かったこともあって、笹川さんは自身も作家を目指して大学院へ。大学院在学中には<strong>「国際ガラス展･金沢2004」</strong>で奨励賞を受賞したほか、2005年にはアメリカのコーニング美術館が主催した<strong>「New Glass Review26」</strong>で入選、<strong>「第2回現代ガラス大賞展･富山2005」</strong>で入選を果たすなど、数々の国内外のコンテストで実績を残した。</p>



<p>そして修士課程修了後、笹川さんはより多くガラスに触れられる環境を求めて、<strong>石川県金沢市</strong>に拠点を移す。同市にある陶芸、漆芸、染色、金工、そしてガラスといった幅広い工芸の担い手を育成する<strong>「卯辰山（うたつやま）工芸工房」</strong>の研修生として2年間学ぶことにしたのだが、ここで笹川さんは大きな転機を迎えることになる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">卯辰山工芸工房の日々が「用の美」を教えてくれた</h3>



<p>美大では「ガラスという材料をどう見せるか」といったことを念頭に置きながら、オブジェを中心とした制作を行っていたが、芸術性の高さを重視する美大と、日常性・実用性を重視する卯辰山とでは作品に求めるものが異なったため、アート性の高いそれまでの作風では、卯辰山で指導を行う専門員や同期の研修生には伝わらないことが多かったと笹川さんは振り返る。この「作品でコミュニケーションが取れない」という状況が、笹川さんを別の表現方法に向かわせた。</p>



<p>多くの人に伝わる表現とは何かを模索する中で、笹川さんが気づいたのは、金沢という街の美しさだった。<strong>伝統工芸や茶の湯文化</strong>の美意識が日常的に存在するこの街で、笹川さんは日本文化の魅力に開眼し、その後は工芸の世界や「<strong>用の美</strong>」への関心を深めた。また、金沢ではさまざまなアートイベントや展示販売の機会が多く、出品依頼を受けて実用的な器を作る機会も何度かあった。このような経験を経て、大学在学中に目指してきた尖った表現よりも、<strong>生活にあふれたさりげない美しさ</strong>へと関心が移り、次第にオブジェの制作から<strong>器の制作</strong>へと力点が移っていったという。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="819" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/7483841e2449c231e8f65830802dfad6.jpg" alt="" class="wp-image-40984" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/7483841e2449c231e8f65830802dfad6.jpg 819w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/7483841e2449c231e8f65830802dfad6-300x201.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/7483841e2449c231e8f65830802dfad6-768x516.jpg 768w" sizes="(max-width: 819px) 100vw, 819px" /></figure>



<p>笹川さんが卯辰山工芸工房にいた頃に制作した作品「<strong>うつわのこと</strong>」（2007年）は、器を見ることとアートを見ることの違いについて考察した作品で、<strong>「第3回現代ガラス大賞展･富山2008</strong>」の<strong>優秀賞</strong>に輝き、現在は作品の一部が、ガラス作家の育成と支援に積極的な富山市にある「<strong>富山市ガラス美術館</strong>」に収蔵されているが、古代文明の土器を思わせる形のオブジェからなるこの作品群は、まさに笹川さんの転換点を象徴する重要な作品といえるだろう。</p>



<p>ちなみに、作品のヒントは、金沢市内の大小さまざまな美術館や博物館に通う中で得たという。神奈川県のニュータウンで生まれ育ち、大学でも現代アートに関心を持ってきた笹川さんだが、当時はどこかしら否定的に捉えていた「歴史や伝統」といったエッセンスを、いつしか作品に取り込むまでになっていた。</p>



<h2 class="wp-block-heading">京都と奈良の中ほどに位置する小さな町で“自分の窯”を手に入れる</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/e06b6e0208e92c37c06fcc7b2de88461.jpg" alt="" class="wp-image-40985" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/e06b6e0208e92c37c06fcc7b2de88461.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/e06b6e0208e92c37c06fcc7b2de88461-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/e06b6e0208e92c37c06fcc7b2de88461-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>


<p>2008年、卯辰山工芸工房での2年間を終えた笹川さんは、北陸での作家活動を経たのち、母校の多摩美術大学の助手のポストを得たことを機に、再び神奈川県に戻って2010年から4年間を過ごす。<br>その期間も笹川さんは、先輩の工房の窯や、職場である多摩美術大学の窯、そしてレンタル工房の窯を借りながら作品制作に励んでいたというが、次第に「<strong>自分の窯を持ちたい</strong>」という思いを強めていったという。<br>というのも、窯借りをしていると使えるガラスは共用のものに限られ、それらは無色透明なガラスが中心。笹川さんはそうした“きれいな”ガラスに物足りなさを感じていた。卯辰山工芸工房時代の仲間だった陶芸家たちがそうしているように、自分の作風に合った生地を自分で作りたいと考えたのだ。そんなとき、知人のツテで故郷から遠く離れた<strong>京都府井手町</strong>にある物件を紹介され、2016年に移住を果たした。京都･奈良というふたつの古都の中ほどに位置する、京都府南部の人口約7,000人の町。都会育ちの笹川さんにとって、山里の自然に囲まれた静かな環境はとても新鮮で気に入っているという。</p>



<p>そして、この地で念願の「自分の窯」が持てたことで、笹川さんは国内外から支持を得る、<strong>唯一無二の器</strong>を完成させることになる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ワイングラスや酒器。繊細な気泡の入った、再生ガラスを使った器</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/c15efc5bf32bfe7a08ec87700e77c6ba.jpg" alt="" class="wp-image-40986" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/c15efc5bf32bfe7a08ec87700e77c6ba.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/c15efc5bf32bfe7a08ec87700e77c6ba-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/c15efc5bf32bfe7a08ec87700e77c6ba-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>


<p>井手町の工房で笹川さんが完成させたのは「<strong>再生ガラス</strong>」を用いて作る、グラスや酒器などの暮らしの器だ。</p>



<p>ちなみに再生ガラスとは、廃ガラスを回収して砕いたもの（カレット）を高温で溶かして作るガラスのこと。笹川さんは<strong>使用済みの蛍光管</strong>のカレットを材料として作品制作を行っている。ちなみに、再生ガラスに注目したのは、助手の仕事をしていた頃、ガラスのリサイクルをする機会が多かったから。再生ガラスは、作る工程で使用する鉄の棒の先がガラスの原料に付くため、水色がかった色になる。その色を作品に生かしたかったという。また、再生ガラスのアンティークっぽい質感に「今っぽさ」を感じていたことも理由だ。&nbsp;</p>



<p>笹川さんの器の色は、再生ガラスの元の色にコバルトや銅などの酸化金属を独自の配合で加えることで、絶妙なニュアンスの灰青色になっている。また、同時に「<strong>色の薄さ</strong>」にもこだわっている。笹川さん自身がお酒好きということもあって、飲み物がおいしく見える色になるよう調整を重ねた。<br>さらに、再生ガラスを作る工程で<strong>気泡</strong>が入りやすいといった特徴もそのまま生かし、あえてガラスの中に気泡が閉じ込められた状態にしている。「泡一つないガラスも美しいが、物足りなさも少し感じる」との自身の感性に従った。</p>



<h3 class="wp-block-heading">絶妙な色味を引き立たせる生地の薄さ</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/6310a407cacdb5e4fc624a6fd1dfb081.jpg" alt="" class="wp-image-40987" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/6310a407cacdb5e4fc624a6fd1dfb081.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/6310a407cacdb5e4fc624a6fd1dfb081-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/6310a407cacdb5e4fc624a6fd1dfb081-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>


<p>もう一つ、笹川さんの器の魅力となっているのが、<strong>薄手の質感</strong>だ。以前から厚みのあるかたちよりシャープなフォルムを好んでいたこともあり、この薄さに行き着いたそうだが、薄手の生地が再生ガラスから生まれた灰青色と組み合わさると、絶妙な効果を生んでくれるという。</p>



<p>淡い色がついたガラスは、器の縁などに色がたまって器の中をのぞき込んだときに奥行き感を与えてくれるのだが、ガラスの生地が薄手だと、よりシャキッと研ぎ澄まされた印象になるというのだ。また、薄い生地のグラスや杯は、唇に触れたときの違和感が薄いため、飲み物の繊細な風味を引き立ててくれることは言うまでもない。<br>薄く仕上げるには相当の技術と温度のコントロールが必要で、特に大切なのは道具をしっかり熱くすることだという。このような工夫によって、唯一無二と賞される絶妙な質感の器が生まれたのだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">国内外問わず人気。料理や飲み物と織りなす“景色”も魅力</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="825" height="550" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/3f4cb9af8724727087f0b72b949b1585.jpg" alt="" class="wp-image-40988" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/3f4cb9af8724727087f0b72b949b1585.jpg 825w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/3f4cb9af8724727087f0b72b949b1585-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/03/3f4cb9af8724727087f0b72b949b1585-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>


<p>金沢の卯辰山での日々を経て、井手町の工房で完成された笹川さんの灰青色の器。「<strong>冬の金沢のような弱い光の中でも、美しく光る器を</strong>」と意図して現在のスタイルに至ったそうだが、心なしかその色合いは、雨や雪の粒をたっぷりと含んだ、冬の日本海地方の空の色のようにも見える。<br>透過性のあるガラスは、光によってその表情を変えるのが大きな魅力だ。また、ガラスの器は、盛り付けた料理や飲み物と響き合いながら<strong>器の中の景色</strong>を作り出す。国内外どちらからも支持されている笹川さんの器は、気候風土が異なる土地土地の美味や光と響き合い、さまざまな景色を生み出しながら、使う人たちの日常に幸せをもたらしているに違いない。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/06/73-kao.jpeg" alt="" class="wp-image-45991" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/06/73-kao.jpeg 920w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/06/73-kao-300x200.jpeg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/06/73-kao-768x513.jpeg 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /><figcaption class="wp-element-caption">ガラス作家 笹川健一さん</figcaption></figure></div>


<p>器は、使うことでさらにその魅力を増すアイテムです。透過性のあるガラスは光によってその表情を変え、盛り付けた料理や飲み物と響き合いながら器の中の景色を作ります。繊細な気泡と灰青の色味を持つ私のガラス作品だからこそ見られる景色を、美しいと感じていただける瞬間があれば嬉しいです。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/40981/">金沢の空の気配を閉じ込めた、ガラス作家･笹川健一さんの器／京都府井手町</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/40981/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>使い手の生活に寄り添い永く愛される工芸品を。陶芸家･大澤哲哉さん</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/38698/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/38698/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 21 Sep 2023 01:00:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[陶芸]]></category>
		<category><![CDATA[工芸家]]></category>
		<category><![CDATA[常滑焼]]></category>
		<category><![CDATA[愛知]]></category>
		<category><![CDATA[陶器]]></category>
		<category><![CDATA[愛知県常滑市]]></category>
		<category><![CDATA[食器]]></category>
		<category><![CDATA[器]]></category>
		<category><![CDATA[陶芸家]]></category>
		<category><![CDATA[工芸]]></category>
		<category><![CDATA[アンティーク]]></category>
		<category><![CDATA[愛知県]]></category>
		<category><![CDATA[日本六古窯]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nihonmono.jp/?p=38698</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_13_54-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>「日本六古窯」の1つにも数えられる常滑焼の産地、愛知県常滑市。陶芸家・大澤哲哉さんはこの地に拠点を構え、普段使いの食器や道具を作っています。ヤスリによる磨きの技術と常滑独自の釉薬で表現するかすれた風合いと上品な輝きは、ま [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/38698/">使い手の生活に寄り添い永く愛される工芸品を。陶芸家･大澤哲哉さん</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_13_54-1-1024x819.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-center"><strong>「日本六古窯」の1つにも数えられる常滑焼の産地、愛知県常滑市。<br>陶芸家・大澤哲哉さんはこの地に拠点を構え、普段使いの食器や道具を作っています。<br>ヤスリによる磨きの技術と常滑独自の釉薬で表現するかすれた風合いと上品な輝きは、<br>まるで上質なアンティーク品のよう。陶芸の道を一筋に歩み続けて辿り着いた、<br>大澤さんならではのオリジナリティーです。</strong></p>







<p>愛知県常滑市は焼き物の一大産地だ。常滑の陶土は「お茶の味をまろやかにする」と言われ、この地で作られる急須は今でも広く愛されている。陶芸家･大澤哲哉さんは、常滑独自の釉薬「チャラ」を使い、かすれたような風合いが特徴の食器などを作っている。彼のものづくりは、常滑だからこそ実現したものだった。</p>







<h2 class="wp-block-heading">焼き物の町・愛知県常滑に息づく道具作りのスピリット</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_36-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38703" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_36-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_36-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_36-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_36.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>愛知県知多半島の西海岸に位置する常滑市は「日本六古窯」のひとつとされる焼き物の産地で、その歴史は平安時代末期までさかのぼる。皿や食器から、貯蔵用の大きな甕（かめ）や壺まで、人々の日常に寄り添った焼き物が生産されてきた。常滑で活動している陶芸家・大澤哲哉さんのアトリエを訪ねると、その裏庭には焼き損なわれた大きな甕が無数に横たわり、重なり合っていた。大澤さんが常滑に腰を据えるずっと前からこの地に置かれてきたものだ。積み上げられた甕を眺めながら、「大きさが半端じゃないんですよ」と話す大澤さん。「作った人の痕跡が町のそこら中にある。常滑が持っているパワーをありありと感じるんですよね」。</p>







<h3 class="wp-block-heading">多治見から常滑へ、大澤さんの旅路</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/oozawa_27-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-48898" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/oozawa_27-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/oozawa_27-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/oozawa_27-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2024/08/oozawa_27.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>大澤さんは、美濃焼の主産地として知られる岐阜県多治見市の出身だ。「多治見の小学校には絶対に窯があって、授業の時間に粘土を触るんです。これがおもしろくて」と話すように、子どものころから陶芸を身近に感じていた大澤さん。中学卒業時は迷わず陶芸家への道を選んだ。「なにか楽しいことをやって生きていきたかった。音楽か美術か。なかでも、具体性のある焼き物にしようと思ったのがきっかけです」。その後は高校、大学で陶芸をみっちり学び、後に師匠となる吉川正道氏に導かれて常滑にやってきた。</p>



<p>なぜ、同じ焼き物の産地である地元･多治見に帰らなかったのか？ 大澤さんは「多治見のすごさやおもしろさは、今になったらわかるんですけどね。当時は『焼き物しかなくてつまらない』って思っちゃって。多治見から出たかったんです」と話す。</p>







<h3 class="wp-block-heading">常滑の土が急須に最適な理由</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_26-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38709" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_26-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_26-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_26-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_26.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>焼き物の産地として長い歴史を持つ常滑。中でも、常滑焼の代表と言われるのが急須だ。作られるようになったのは江戸時代後期になってからで、ここ200年くらいの出来事だ。鉄分を多く含み、焼き締まりがいい常滑の土「朱泥」は急須作りに最適だった。さらに、酸化鉄がお茶に含まれるタンニンに反応して味をまろやかにする効果があることから、茶人に好まれてきたという。そして、茶葉の蒸らしや温度保持に必要な蓋の密閉性を実現した職人たちの技術の高さも支持されてきた理由のひとつだ。</p>



<p>大澤さんの作る急須をよく見てみると、赤色の土がところどころ剥がれ、黒い土が覗いている。これは黒い素地の上に茶色の化粧土を塗り、さらにその上から赤い化粧土を塗って、3層にしてから土を粗く削り落として風合いを作っているのだという。漆の根来塗をイメージするとわかりやすいかもひしれない。「現代工芸作家さんから受けた影響と、常滑急須のクオリティーを自分の中で成立させたかった」と言う大澤さん。その手仕事をひもといていく。</p>







<h2 class="wp-block-heading">オリジナリティーにたどり着くまで</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image.png" alt="" class="wp-image-38711" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image.png 940w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-300x200.png 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-768x512.png 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>素地の上に違う色の化粧土を重ねていくつかの層を作り、釉薬をかけて焼成した器をヤスリで磨くことで、下層の化粧度を露出させる。そうして作られる大澤さんの作品の最大の特徴が、かすれたような質感だ。その色合いや凹凸は唯一無二のものだ。大澤さんは自身の作品について「古いお家にあるものや、お寺にある仏像の質感を自分の中でイメージしています」と話す。一方で「どうしたらシンプルな器の形だけで作品として成立するのか、どうしたら自分の質感を作れるのか、ものすごく悩みました」と、この作風に至るまでの苦労も吐露した。</p>







<h3 class="wp-block-heading">茶人が愛する、急須の「照り」をかなえる釉薬</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-1.png" alt="" class="wp-image-38712" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-1.png 940w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-1-300x200.png 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-1-768x512.png 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>その苦悩の中で出会ったのが、急須作りに欠かせない常滑独特の釉薬「チャラ」だった。チャラとはガラス質の釉薬とは違い、焼成されると土の質感を保ちながら漆のような光沢を放つ釉薬で、急須に高級感を与える「照り」を求めた常滑の人々が古くから親しんできたものだ。「ガラス質の釉薬だと光りすぎる。でも土のままだと粉っぽすぎる。そこでチャラを使ってみたら、信じられないくらい質感が落ちついたんです」。</p>



<p>大澤さんは現在、黒、白、赤を表現する3種類のチャラを使い分けて作品作りを行っている。常滑で作陶を続けたからこそ出会ったチャラ。その絶妙な光沢と漆のような質感が、大澤さんの作品のオリジナリティーとなっているのだ。</p>







<h3 class="wp-block-heading">同じく陶芸家の妻・増田光さんの存在</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-2.png" alt="" class="wp-image-38715" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-2.png 940w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-2-300x200.png 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-2-768x512.png 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>皿やマグカップなどが整列するアトリエの中で、異質な存在感を放っていたのが、クマのオブジェ。このクマのオブジェは、大澤さんの妻で陶芸家の増田光さんからの影響を大きく受けている。増田さんはクマなどの動物やこけし、だるまなどをモチーフにした自由で柔らかい雰囲気の陶芸作品を制作し、東京･六本木ヒルズA/Dギャラリーで個展を開くほどの人気作家だ。</p>



<p>もともと「形を制御しながら作ってしまう」コンプレックスがあった大澤さんは、増田さんが自由な造形を作り出す様子に憧れを抱くようになった。そんななか、ろくろの回転に土を抑え込むのではなくて、もっと自由に作れるものを求めて作り出したものが、このクマのオブジェだ。よく見ると、一つひとつ微妙に形が違っている。大澤さんの求めた「自由」への理想が体現されているのかもしれない。「ゆくゆくはサイズ違いで揃えても楽しめるものにしたい」と大澤さんは声を弾ませる。</p>







<h2 class="wp-block-heading">道具は、人が使うものだから</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_28-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38718" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_28-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_28-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_28-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_28.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p> 「道具の歴史っていいなって思うんです。道具は、作る人と使う人のリレーションの中でさらにいいものができてくるから」と、大澤さんは語る。例えばこのコーヒードリッパーは、大澤さんが愛知県内でコーヒーショップを営む知人のために制作したもの。大澤さんは「どんなコーヒーの道具を使いたいのか」とヒアリングを重ね、溝の数や深さを細かく調節していった。</p>



<p>大澤さんは「急須もそうですが、実際に使う方からご意見をいただけるのがやっぱり一番うれしいんです。意見をもとにブラッシュアップしていくのがおもしろい」と話す。このコーヒードリッパーは都内のカフェオーナーの手にもわたり、その感想を聞いては改良を加えているそうだ。作る人と使う人のリレーション。大澤さんの作る道具は、使う人との関わり合いの中で進化し続けていく。</p>







<h3 class="wp-block-heading">師匠の背中を追って世界に挑む</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-3.png" alt="" class="wp-image-38721" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-3.png 940w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-3-300x200.png 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/image-3-768x512.png 768w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>大学在学中から陶芸家・古川正道氏の元で修行を積んだ大澤さん。ニューヨークやロンドン、パリなど国外でも精力的に活動してきた古川氏の影響を受け、今後は海外市場への進出を視野に入れているそうだ。「現地に行って、現地の方とお話をして、新しい人と出会って…。刺激を受けながら、また自分の場所に戻ってきて、新しい夢を描くのが理想」と声を弾ませる。もともと「販売や営業が得意ではない」と言う大澤さんはクラフトマーケットや陶器市に出展することでギャラリーとつながり、販路を拡大してきた。現在はInstagramを活用して、国内外のギャラリーとコンタクトをとっているという。2023年11月にはオーストラリアで増田さんと夫婦そろっての個展を開催予定だ。「国内はもちろん大事だけど、自分の作品と一緒に海外に出かけていく機会をもっと増やしたいです」と、夢を語った。</p>







<h3 class="wp-block-heading">人が使う“道具”を作り続けてきた常滑だから</h3>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_5-1-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38724" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_5-1-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_5-1-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_5-1-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_5-1.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /></figure></div>






<p>大澤さんの手仕事は、つねにその道具を使う人を意識している。「自分が作った作品が、新しいきっかけをくれる。今とはもっと違うものを作って、その作った作品と使う人の間にどんな出会いや刺激があるのかを想像するのが楽しいんです」。長きにわたって道具を生産してきた常滑だからこそ磨かれた感性に、常滑だからこそ出会えたチャラが加わって完成した大澤さんの作る作品には、常滑のすべてが乗せられている。</p>






<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_4-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-38706" width="825" height="550" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_4-1024x682.jpg 1024w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_4-300x200.jpg 300w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_4-768x512.jpg 768w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2023/09/oozawa_4.jpg 1280w" sizes="(max-width: 825px) 100vw, 825px" /><figcaption class="wp-element-caption">陶芸家　大澤哲哉さん</figcaption></figure></div>


<p>器は使い込むうちに、水分や油分を吸収しながら変化していきます。「汚れ」と取ればネガティブですが、器の経年変化の中に美しさを見出せる日本人独特の感性に支えられて成立しているのが陶器であると考えています。普段からたくさん使っていただけると嬉しいです。</p><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/38698/">使い手の生活に寄り添い永く愛される工芸品を。陶芸家･大澤哲哉さん</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/38698/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>アンティーク家具の美しさ「松本民芸家具」／長野県松本市</title>
		<link>https://nihonmono.jp/article/24323/</link>
					<comments>https://nihonmono.jp/article/24323/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[devnakata]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 27 Nov 2016 11:26:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[「にほん」の「ほんもの」を巡る旅]]></category>
		<category><![CDATA[長野県]]></category>
		<category><![CDATA[アンティーク]]></category>
		<category><![CDATA[椅子]]></category>
		<category><![CDATA[松本市]]></category>
		<category><![CDATA[アンティーク家具]]></category>
		<category><![CDATA[レトロ]]></category>
		<category><![CDATA[家具]]></category>
		<category><![CDATA[松本民芸家具]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://nihonmono.jp/?p=24323</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/3_matsumin-1.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>時代を超えて愛されるアンティーク家具 1944年創業の松本市内にある老舗家具メーカーに向かう。松本民芸家具の中央民芸ショールームで、創設者の池田三四郎の孫、常務取締役 池田素民さんが出迎えてくれた。ここで造られる松本民芸 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/24323/">アンティーク家具の美しさ「松本民芸家具」／長野県松本市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/3_matsumin-1.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h2 class="wp-block-heading">時代を超えて愛されるアンティーク家具</h2>



<p>1944年創業の松本市内にある老舗家具メーカーに向かう。<a href="https://matsumin.com/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">松本民芸家具</a>の中央民芸ショールームで、創設者の池田三四郎の孫、常務取締役 池田素民さんが出迎えてくれた。ここで造られる<span class="swl-marker mark_yellow">松本民芸家具は、欧米のアンティーク家具に学んだ和洋を織り交ぜたデザインと時代を超えて使える堅牢な造りが魅力。</span>全国あまたのファンが支持している。「松本民芸館の丸山太郎さんと祖父が同級生で、それがきっかけとなり民芸という世界に私たちも入った」と池田さんは話してくれた。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/1_matsumin.jpg" alt="" class="wp-image-24336" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/1_matsumin.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/1_matsumin-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">自我がなくなると自然に美しくなる家具</h2>



<p>松本は400年以上も家具の産地だが、以前、その伝統は消えようとしていた。「柳（宗悦）さんに伝統は一度火が消えると二度と元には戻らない、と言われ一念発起で家具店を始めた」と池田さん。長く使える「決して飽きることのないもの」をつくること、それには「<span class="swl-marker mark_yellow">造り手の自我を削いでいく。自我がなくなると自然な美しさが出てくる。主張があるものはいずれ飽きられる。空気のようであり絶対的に美しい存在であることだ」。中田が一番のヒット家具を伺うと、「＃44ウインザーチェア」だと教えてくれた。</span>イギリスの庶民文化から生まれた椅子で「この椅子の力学構造を超えられる椅子が出てこないほど、完成度が高い」と池田さんは話した。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/2_matsumin.jpg" alt="" class="wp-image-24337" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/2_matsumin.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/2_matsumin-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>


<h3 class="wp-block-heading">木取り職人、組立職人、塗装職人が分業する家具作り</h3>



<p>近くにある家具工場に案内していただく。家具作りは木取り職人、組立職人、塗装職人が分業して完成させる。分業のほうが「合理的にムダなく材料を使える」という。誰がつくったのかが分かるように造った職人の名前を一文字彫るのが習わしだ。最終工程の塗装場では、塗装職人が丁寧に椅子にニスを塗っていた。手刷毛で馴染ませながら、12工程もかけながら仕上げる。こうすることで使いこんでいった時に違いが生まれてくる。完成間近の椅子を見ながら、「<span class="swl-marker mark_yellow">松本民芸家具といえばこの重厚感のある濃い色だ」と中田。「昔の民家では囲炉裏でいぶされた柱を毎日磨いていた。その色は日本人のアイデンティティのなかに刻まれた色だ」と三四郎氏が決めたそうだ。</span></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="320" height="213" src="https://swell.nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/3_matsumin.jpg" alt="" class="wp-image-24338" srcset="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/3_matsumin.jpg 320w, https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/3_matsumin-300x199.jpg 300w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /></figure></div>

<div class="swell-block-postLink">			<div class="p-blogCard -internal" data-type="type1" data-onclick="clickLink">
				<div class="p-blogCard__inner">
					<span class="p-blogCard__caption">あわせて読みたい</span>
					<div class="p-blogCard__thumb c-postThumb"><figure class="c-postThumb__figure"><img decoding="async" src="https://nihonmono.jp/wp-content/uploads/2016/11/top_mingeikan-300x233.jpg" alt="" class="c-postThumb__img u-obf-cover" width="320" height="180"></figure></div>					<div class="p-blogCard__body">
						<a class="p-blogCard__title" href="https://nihonmono.jp/article/24344/">古今東西、手仕事の美をみる 「松本民芸館」／長野県松本市</a>
						<span class="p-blogCard__excerpt">世界各地から蒐集されたコレクション 松本民芸館は田園地帯のなかに伝統的な日本家屋の建物があり、門をくぐると緑豊かな庭園が広がっている。昭和37年、工芸品店を営ん&#8230;</span>					</div>
				</div>
			</div>
		</div><p>The post <a href="https://nihonmono.jp/article/24323/">アンティーク家具の美しさ「松本民芸家具」／長野県松本市</a> first appeared on <a href="https://nihonmono.jp">NIHONMONO</a>.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://nihonmono.jp/article/24323/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
