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山形市を一望する丘の上の学び舎山形駅から車で約15分。市街地をぬけた小高い丘の上に東北芸術工科大学はあった。巨大な三角屋根の本館建物を中心に、その両翼に広がるように各学部の研究棟が建ち並び、本館の目の前には大量の水を湛えた人工池と水上能舞台がある…そこは、一般的な大学のイメージとは明らかに違う空間だった。 |
あらゆる分野を学ぶための選択肢大学には16分野の学科・コースがあり、大きく分けて2学部で構成されている。『芸術学部』は、美術史・文化財保存修復学科や美術科日本画コースなど美術分野を専攻する学科があり、『デザイン工学部』には建築・環境デザイン学科やグラフィックデザイン学科、コミュニティデザイン学科といったデザインを深く掘り下げて学ぶための学科が揃う。そして、学科の授業のみならず自主的な制作活動や学外活動なども活発に行われているのだという。 |
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第一線で活躍する作家が教鞭を執るグラフィックデザイン、彫刻、工芸、テキスタイル、洋画、文化財保存修復などの授業をひとつひとつ見学する。そこでは日本のモノづくりの第一線で活躍する作家が教員として直接学生に語りかけ、やり取りしていた。時にユーモアが飛び交い、また時に真剣そのもの。カリキュラムや学科ごとにあらゆる分野の専門家・作家を招いて講義や実習が行われているという。 宮島さんは歩きながら「学び続けることの大切さ」について語ってくれた。 ◆写真協力:東北芸術工科大学 |
ACCESS
- 東北芸術工科大学
- 山形県山形市上桜田3−4−5
- URL http://www.tuad.ac.jp/